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自己肯定感と承認欲求— 似て非なるもの
「自己肯定感と承認欲求は違うものだ」
これは、よく聞く言葉だけれど、
実際にその違いを理解している人は少ない気がする。
この二つを混同してしまうと、気づかないうちに「自分を大事にしているつもりが、他人の評価に振り回される人生」になってしまう。
僕はこう思う。
幸せに生きるための鍵は、このバランスをどう保つかにある。
「足りない」と感じ続けてしまう人たち
「自己肯定感を高めよう」と意識しているつもりが、いつの間にか
"身の丈に合わない承認欲求"
ばかりが膨らみ、物足りなさに苛まれる人たちがいる。
SNSを開けば、キラキラした成功者たちの投稿が目に入る。
周囲と比較し、しかも「自分と全く違うステージにいる人」を無意識に基準にしてしまい、
勝手に自分の価値を下げてしまう人もいる。
そして、本当の自分と「こう見られたい自分」のギャップに苦しんでしまう。
でも、そもそも「幸せ」とは?
「幸せ」の本質とは?
お金があること?
社会的な成功?
名声?
どれも大事なことかもしれない。
でも、どれだけ手に入れても、他人の評価を基準にしている限り、「もっと」「足りない」と感じ続けてしまう。
逆に、心が満たされている人は、何を持っているかではなく、「誰かの役に立てている」ことに喜びを感じている。
本当に強い自己肯定感を持っている人は、自分だけで完結しない。
「誰かを幸せにすること」こそが、自分の幸福につながる。
だからこそ、努力する
「実力をつけるために努力すること」から逃げてはいけない。
成長する意欲が無くなった人間に魅力はない。
もし努力ができないなら、無理に背伸びせず、身の丈に合わせる。
大切なのは、
自分の人生を生きること。
そして、自分が誰かのためにできることを考えること。
「感謝」を持てているか? 伝えられているか?
ここで一つ、考えてほしい。
あなたは、
✔ 周りの人に感謝できているか?
✔ その感謝を、ちゃんと伝えているか?
感謝は、口に出さないと伝わらない。
「思っているだけで十分」と思いがちだけど、言葉にして初めて、相手の心に届く。
そして、感謝を伝え合える関係こそが、人生を豊かにする。
僕自身、まだまだ未熟だけれど、この問いを忘れずにいたい。
そして、この記事を読んでくれたあなたにも、一度考えてみてほしい。
感謝に気づき、伝えられる人間は
誰かの為に頑張れる人間のはず。
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