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プレイングマネージャーから解放されたら性格まで変わった話

前書き

このnoteアカウントは、地域おこし協力隊に内定した筆者が、そもそも地方創生・DX推進・起業とは??と調査したりセミナーを受けたりした内容をまとめている俺得アカウントです。精読してはいますが、検索・校正共にAIを利用しているため、ハルシネーションが含まれる可能性があります。
ご留意ください。

定型文にしたい

長門に行ってきたのでその話も書きたいのですが、移動中の端書きが肥やしになってきたのでこちらを先出しします。



1. 仕事環境が変わると性格も変わる?

MBTI診断は、最近では若い世代を中心に非常に有名になっています。私自身も以前からチームビルディングの一環として取り入れていましたが、より深く調べる中でその面白さに改めて気づきました。特に、性格特性が固定されたものではなく、環境や役割の変化に応じて変わり得るという点は非常に興味深いです。

私の場合、数か月前までは「指揮官型(ENTJ-A)」として、効率や結果を重視する働き方をしていました。しかし、現在は「討論者型(ENTP-A)」へと移行しています。この変化には、職場環境の変化や新たな役割への適応が大きく影響していると感じています。

前職ではフルスタックエンジニア兼プロジェクトマネージャーとして、計画と実行を重視した結果志向の役割を担っていました。一方、現在は地域おこし協力隊に内定が決まり、事前準備としてコミュニティ活動や調査、アイデアの組み立てや整理をしています。この大きな環境変化が、私自身の性格特性を大きく変化させたのだと思います。

補足:「-A」と「-T」の違いとは?

ENTJの後ろについている「-A」は「Assertive(自己主張型)」を意味します。一方で「-T」となる場合もあり、こちらは「Turbulent(慎重型)」を表します。この違いは、ストレスへの対処法や自信の持ち方に関係します。

  • A(自己主張型):自信があり、自分の意思や判断を信じて行動できるタイプ。失敗してもくよくよしない傾向があります。

  • T(慎重型):不安を感じやすく、決断に迷うことがありますが、その分、詳細に注意を払う慎重さがあります。


2.心理機能でみる性格の違い

心理機能で見る特徴とENTJ・ENTPの違い

心理機能は、MBTI理論の中核を成す要素で、人がどのように情報を処理し、意思決定を行うかを示します。各タイプには4つの心理機能(主機能、補助機能、代替機能、劣等機能)があり、それぞれ異なる役割を果たします。これを理解することで、自分自身の行動パターンや特性を深く知ることができます。

心理機能の基本構造

  1. 主機能(Dominant Function):その人が最も得意とする機能で、意思決定や行動の中心を成します。

  2. 補助機能(Auxiliary Function):主機能を補完し、バランスを保つ役割を果たします。

  3. 代替機能(Tertiary Function):発達が遅れがちですが、成長とともに活用できるようになります。

  4. 劣等機能(Inferior Function):最も未発達で、ストレス時や無意識下で現れやすい機能です。

これらの機能がどのように組み合わさるかによって、各MBTIタイプの特性が形作られます。

ENTJ(指揮官)の心理機能

ENTJは効率的な計画と目標達成を得意とするタイプで、その心理機能は以下の通りです。

1. 主機能:外向的思考(Te)

  • 役割:効率性と論理的な決断を重視し、物事を計画通りに進める。

  • 具体例:プロジェクトの進行を管理し、全体の流れをコントロール。

2. 補助機能:内向的直観(Ni)

  • 役割:未来の可能性や長期的なビジョンを描く能力。

  • 具体例:現在の状況を分析し、最終的なゴールを見据えた計画を立てる。

3. 代替機能:外向的感覚(Se)

  • 役割:現実的で具体的な状況を素早く把握する。

  • 具体例:現場での即応力を発揮し、プレゼンや交渉での説得力を高める。

4. 劣等機能:内向的感情(Fi)

  • 役割:自分の感情や価値観を理解し、内省する。

  • 具体例:ストレス時に感情面での脆さが表れ、自己価値観に悩むことがある。

ENTP(討論者)の心理機能

ENTPは創造性と柔軟な思考を持ち、議論や新しいアイデアの発見を楽しむタイプです。

1. 主機能:外向的直観(Ne)

  • 役割:多様な可能性を探り、新しい視点を見つける。

  • 具体例:アイデアを次々に生み出し、それを議論や企画に活かす。

2. 補助機能:内向的思考(Ti)

  • 役割:論理的に物事を整理し、深く分析する。

  • 具体例:複雑な課題を整理し、効率的な解決策を見出す。

3. 代替機能:外向的感情(Fe)

  • 役割:他人の感情やニーズに気づき、それに応じた行動を取る。

  • 具体例:会議の場で、参加者の気分や反応を察知し、適切なトーンや言葉を使って議論を円滑に進める。

4. 劣等機能:内向的感情(Fi)

  • 役割:個人的な価値観や感情を重視する。

  • 具体例:内面の感情や価値観を整理するのに時間がかかる場合がある。

ENTJとENTPの違い

  • 主機能の違い:ENTJはTeを主機能とし、効率性を追求するのに対し、ENTPはNeを主機能とし、創造性と柔軟性を重視します。

  • 補助機能の違い:ENTJはNiを使って長期的な目標を描きますが、ENTPはTiでアイデアを論理的に整理します。

  • 共通点:両者ともSeを持ち、現実的な状況に対応する力がありますが、その活用方法は異なります。

3. 実感としての性格変化

プロジェクトリーダーをするのに適格な「指揮官」から、アイデアの創出が得意な「討論者」へ変わった、というのは都合が良すぎるようにも思いますが、これは「より表出する機能が置き換わった」ということなのだろうと思っています。

例えば、ENTJだった頃は、効率性を重視し、会議で他人の意見を迅速にまとめ、即断即決でプロジェクトを進めていました。一方、ENTPの今は、複数のアイデアを広げて深掘りしながら、それを議論の中で組み立てることに喜びを感じています。

心理学的に見ても、環境や役割が変わることで、特定の性格特性が強調されたり、新しい機能が前面に出てくることは十分にあり得ます。特に、新しい役割では柔軟性や創造性が求められるため、ENTPの特徴である外向的直観(Ne)や内向的思考(Ti)が自然と表に出やすくなります。このような性格の変化は、「人は固定された性格特性だけで生きているわけではない」という心理学の考え方とも一致します。

ENTJの強みである戦略的思考やリーダーシップ、ENTPの柔軟性や創造性の両方を活かすことで、これからも新しい挑戦を続けていきたいと思います。



参考と蛇足

討論者&指揮官コンビがMBTI心理機能をいろんな角度で解説しているチャンネル。彼女達のおかげで「MBTI…面白いな!?」ってなりました。ぜひ。

父も指揮官(ENTJ)なのですが、母は父娘の対極に位置する冒険家(ISFP)なので、「そりゃぁお互い相手の理論主体/感情主体が苦手なわけだ!」と納得感がありました。
心理機能まで踏み込んでそれぞれの人の性格を見てみるの、おすすめです。興味深い。きっとこういうところが元指揮官(Fiが劣等過ぎて、他人の前では理論的に分析した他の性格タイプに擬態しようとする)なんだろうなぁ、とかも思いますね。ChatGPTも課金したのでGPTsにも心理モデルとか情動遷移組み込んで俺得botを作ってみたい。

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