そうめん處 森正
学生時代の友人の影響で沖縄と奈良が好き。
沖縄はドッペルゲンガーな彼女、奈良は修行僧(彼のことボチボチ書かなきゃいけないかな)の出身地。大切な人が生まれた場所って、どんなとこだろうって思わない?
そうそう、クルマ旅をしていると、少し深くその町のことが知りたくなる。
『るるぶ』みたいな旅行雑誌じゃ、物足りない。それぞれが持っている空気感みたいなもの。
そんな時に参考にしているのは、ホームメイトのHP内の『街選びの参考情報』の市場調査というページ。ご承知の通り、ホームメイトは賃貸や土地活用を生業としている会社ですが、この市場調査のページが面白い。
都道府県、市町村の人口などの基礎情報から、学校や病院、福祉施設、駅やバス停などなど、住みたい街を探すための情報が掲載されていて、観光や歴史などもまとめてあるので、旅好きにも使えるサイトです。
ベースは国勢調査後、総務省統計局あたりから出てくる情報をまとめているのだと思いますので、人口などは直近のデータとは違うので注意は必要ですが、とても重宝しています。
ホームメイトHP(メニューから市場調査)
奈良に出掛ける際には、兵庫県の三木SAを中継して、朝に奈良入りするのが、定例パターン。ハイエースのベッドで翌日のスケジュールを考える楽しさ。初日の朝、どこに行こうか悩むのも旅の楽しみですね。
日本最古の神社、大神神社参拝から奈良巡りです。
大神神社のご神体は三輪山そのもの。本殿はなく、拝殿から三ツ鳥居を通して三輪山を拝みます。 三輪山は国を開いた大物主大神(大国様)が御魂を留めた「神の宿る山」として崇められてきた聖地です。ウサギとも縁が深い神社なので、干支が卯年の自分としては、どうしても参拝しておきたかったんです。
朝食もそこそこに奈良入りしたので、参拝後、大神神社の二ノ鳥居そば、三輪そうめんのお店「そうめん處 森正(もりしょう)」で早めのランチを取りました。築100年のご自宅の庭を改修した店舗スペースは、夏まつりの露店のような風情もあって、ゆっくりと寛ぐのには最高でした。
通年で楽しめる「にうめん」や夏季限定の「冷やし」、サイドメニューの奈良定番の柿の葉寿司やわらび餅など、悩みましたが、やはり定番の「冷やし」をお願いしました。
開店直後だったので、お客さんは、私以外はご夫婦が1組のみ。
程なく「冷やし」が運ばれてきました。
盛り付けの美しさ。目から美味しいのが分かります☆
そうめん発祥の歴史は、大神神社のある奈良県桜井市に辿り着くのだそう。大神神社のご神体でもある三輪山から湧き出る水と三輪で育てた小麦で作ったのが「三輪素麺」。美味しかった!
■そうめん處 森正
桜井市三輪535
TEL 0744-43-7411