天河大辨財天社(縁を結いて)
奈良に行ってきました。目的は薬師寺へのお礼参り。
潰瘍性大腸炎で入院した際に、友人が送ってくれた薬師寺のお守りにどれだけ力づけられたか分かりません。友人は奈良の地を離れてしまいましたが、今回、改めて薬師寺に行きたいと思いました。
いつものパターンですが、仕事が終わり、取りあえずの荷物を積み込んで、そのまま高速で約5時間。兵庫県三木市の三木SAに到着しました。
都市部の高速はコンビニなど、24時間、食事が取れるから本当に便利です。このまま朝まで休憩して、奈良を目指します。
身支度を整えて、三木SAを早朝出発。
約2時間で三輪山を御神体とする『大神神社』に到着しました。ウサギが縁深い大神神社。2018年以来の参拝です。朝の空気が気持ちいい。
参拝後、二ノ鳥居脇にある三輪そうめんのお店「そうめん處森正」の冷やしそうめんで朝食。歯ごたえ、喉ごし、盛り付けの美しさは目でも楽しめました。体がシャンとしました。
大神神社参拝後は、宿泊予定の洞川温泉に向かって移動しました。
前日からの移動で早めに奈良入りできたおかげで、ゆっくり参拝ができるし、他の観光客と移動のタイミングがズレる分、渋滞ストレスが少ないのは、クルマ旅の最大の魅力です。
洞川温泉に入る前に、大好きな天河大辨財天社に参拝。
内田康夫ファンなら『天河伝説殺人事件』の舞台として有名ですが、境内の優しくて清々しい空気が好きな理由。
参拝後、御朱印もいただき、しばらく境内でゆっくり過ごしていると、堂本剛さんの「縁を結いて」が流れてきました。彼も奈良出身で、こちらにも、通われているみたいですね。
天河大辨財天社から洞川温泉へ向かうコースは、曲がりくねったり、長いトンネルを走ったりしながら、どんどん高度が上がって行きます。ハイエースで走るのは、結構、大変です。今回の3泊、全て車中泊でも良かったのですが、どうしても洞川温泉のお気に入りの旅館で宿泊したかったんです。
チェックインには、まだ早いので、洞川温泉は禁漁区なので自然繁殖している、大きなニジマスを眺めたり、名水ごろごろ水の採水場にある、ごろごろ茶屋で葛餅をいただきながら、清流を眺めたりして過ごしました。
ごろごろ水は、環境省「名水百選」に選ばれた洞川湧水群の1つ。敷地内に採水場もあり、ペットボトルにお水を頂きました。体にスッと入っていく感じのお水、美味しかった☆
洞川温泉は標高835mの高地の山里。懐かしい風情溢れるいいところです。
お気に入りの宿は『桝源旅館』
洞川温泉内には20軒ほどの旅館があるそうですが、前回、たまたま宿泊、別館の湯治宿を感じさせる風情と部屋から眺める山上川の表情が気に入っています。共同トイレも共同洗面所も、湯治宿ならでは風情です。
共同が気になる方は新館をオススメしますが、川音を聞きながら過ごす別館の雰囲気が個人的には心地よいです。
夕食後の散策、洞川温泉らしい提灯を眺めながら、過ごしました。
明日は、奈良市内、目的の薬師寺です。深酒しないようにしなきゃ。
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