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絶え間なく湧き上がるエネルギー。

こんにちは^^
今回の記事は、先日に公開した以下の記事に関係する内容となっております。

私事ですが、「他人の人生覗き見するとあなたの人生見えてくる」という本を制作し、Kindleから電子書籍として出版いたしました。
上の記事では、その出版した本の制作に関わった三人について、その出会い、得意分野、三人で一緒に取り組んでいる仕事の内容などを紹介いたしました。

その三人の名前はそれぞれ以下の通りです。
著者:鳥光 宏
監修・製作者:前田 啓太、田中陽土(わたし自身)

わたしたち三人は、『映像ライブラリー』というサイトも構築・運営しております。そのサイト上では様々な立場の人が人生や仕事における「IKIGAI」についてそれぞれ語ったものを収録した"映像"が並べられております。

わたしたち三人は、Kindleから出版する"本"や『映像ライブラリー』上の"映像"を通して、人生や仕事について悩みを持つ方に、何らかの形でサポートして、そして、今後の指針ともなればと思って、一緒に取り組んでおります。
それで、その取り組みを紹介して、少しでも世の中に貢献していきたいと思い、先日に記事を公開いたしました。

ただ、先日に記事を書いた中で、まだ書ききれていないことがわたしの中に残っています。
その一つが、著者の鳥光 宏と、わたしの友人でもある前田 啓太についてのそれぞれの二人の魅力の紹介です。(ちなみに、わたしはいつも、鳥光さん、前田君とそれぞれ呼んでおりますので、以降はそのように記載いたしますね。)

二人とは、何年か前から時々、一緒に仕事をするようになった仲間であり、そして、「生きるって何だろう?」「仕事って何だろう?」について一緒に考えてきた当事者でもあります。

その中で、わたしから見た二人はそれぞれの"強さ"や"想い"があり、そして輝いているように見えました。そう考えたら、まだまだ伝えたい!と思いましたので、わたしの書くものにお付き合いいただけましたら幸いです。

今回の記事では、著者の鳥光さんについてスポットライトを当てたいと思います。
ただ、鳥光さんは様々な仕事をされていて、いくつもの顔を持っており、世間に広く知れ渡っている方でもあります。そのため、何度か記事を書いてみましたが、なかなかしっくり来るものを書くことができず、どのように書いたほうがよいか迷いました。

ですが、わたしが書くnoteでは、わたしの視点で書いた方が気持ちを込めやすいということを思い出しましたので、一般的に知れ渡っている内容というよりは、【わたしから見た視点】を大切にして、「鳥光さん」という存在・魅力についてnoteに描いていきたいと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、次の章からわたしから見た鳥光さんについて書いていきます。

わたしたちの会話はいつもスローモーション

わたしたちはいつも文字を使ってコミュニケーションを取っています。
わたしと前田君は耳が聞こえず、声を聴いて内容を理解することができないため、いつも鳥光さんはじっくりと言葉を目に見える文字にしてくれています。

例えば、ある日のどこかのカフェにて集まったとき、三人で一緒にカフェのテーブルの席に着くと、鳥光さんは持ってきたカバンから紙のノートを取り出します。
そして、そのノートにて、鳥光さんがじっくり書くところからわたしたちの会話が始まります。

話の内容は、『映像ライブラリー』という人生や仕事の「IKIGAI」を語る"映像"を集めるためのわたしたちの取り組みの話であったり。

鳥光さんの知人・友人の中で困っている人がいて、その人たちを助けるために、鳥光さんの人脈・文章力・知名度を利用したり、前田君やわたしのWebサイトの開発の力など色々な手段で、どうにかできないか思案したり。

鳥光さんから、いつか東南アジア・アフリカで貧困に悩む人たちへ、生活を豊かにして幸せに暮らしてほしいという夢が語られるとき、
その際には、ただお金をそのひとたちにあげて(寄付して)終わりという形ではなく、
現地の人たちが自分たちでお金を稼ぐ力を身に着けたり、または生活を豊かにするための技術を身に着けることができるようにするなど、現地の人たちが自立することで、誰かの手を借りても借りなくても、ずっと現地の人たちが豊かに幸せに暮らすことができるように動いていこうというように、夢に向かうための方針や具体的な方法も合わせて提案したり。

鳥光さんはそのような様々な話をいつもたくさん、ノートに書いていきます。

ノートに一つ文字が刻まれるたびに、わたしたちもそのノートに刻まれる文字を目で追っているのですが、その時間は、声を使って交わされるものよりも、また、わたしと前田君とで手話で直接話をする時間よりも、ゆっくり時が流れています。

昼から書き始めたノートは、ゆっくりと1ページずつめくられ、ふと、めくられたページに少し厚みがあることに気づくと、外は暗くなって夕方になり、夜になります。

それでも、鳥光さんは、書く手が止まりません。ご自身の想いの続く限り。
数時間が経とうとも、鳥光さんが伝えきりたいことを書ききって、わたしたが内容や裏側にある想いを多少なりとも理解するまで、鳥光さんはしっかりと辛抱強く書き続けます。

また、わたしたちが鳥光さんから聞いて疑問に思ったことやわたしたちから話したい事もそのノートに書いていくこともあります。その際にも、鳥光さんはノートに書かれた内容をしっかりと見た後に、またノートへ書いていきます。

そのようなやり取りを数時間も続けます。鳥光さんが書く量はきっと膨大でノートに数ページびっしりと文字が刻まれていると思います。

普通の人なら数時間も書き続けられずに、途中で疲れて休憩したりすることが多いかもしれません。
元々、声を使ってやり取りすることに慣れているはずで、書いてやり取りすることには慣れていない人が多いと思いますし。

また、鳥光さんは妹が聴覚障害者と聞いておりますので、書いてやり取りするということに慣れているということも大きいかもしれませんし、作家だからこそ原稿用紙へ沢山の文字を書いていくということにも慣れているのかもしれません。

それでも、鳥光さんは休憩もせずにノンストップで数時間書き続けることができるのは、鳥光さんの中に、熱い「情熱」が渦巻いているような気がして、わたしたちへ、その鳥光さんの中から溢れる想いを伝えきりたいのだと感じました。

鳥光さんに実際に会ってみると、物静かで落ち着いているように見えるのかもしれませんが、心の中はとても熱い方だと思っています。

パソコンを使った会話の場合

ちなみに、わたしたちと文字を使ってコミュニケーションする方法は、紙のノートを使った筆談だけではありません。
Chatworkというチャットツールを使って会話をすることもよくあります。

特に鳥光さんはとても忙しい方で、三人で会ってじっくり話すという時間を作るのもなかなか難しいことが多いので、チャットで会話することもたびたびあります。
少しだけ、どんな感じで会話をしているかスクリーンショットを撮って次の図にて見せますね。

Chatworkでのある日のチャット

これは、今年2022年2月22日に鳥光さんが、「他人の人生覗き見するとあなたの人生見えてくる: 僕らの夢を形に変えて マイライフ」というタイトルの本を、AmazonのKDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)へアップロードしたときの会話です。
( 宣伝になってしまいますが、以下に本を載せますね。 )

上の『Chatworkでのある日のチャット』の図を見ていただいたら、なんとなく感じ取ってもらえるかもしれませんが、敬語をある程度使ってはいるものの、わたしたちはわりと気軽な感じで会話をしております。

わたしたちは30代前半ぐらいの年齢で、鳥光さんはもう還暦を越えていて、年が2倍くらい離れております。
また、鳥光さんは、大学予備校の講師でもあり、プロの作家でもあり、会社の経営もされており、そんなスゴイ経歴を色々と持っております。

それでも、そんな鳥光さんはわたしたちと対等に接してくれております。同じ志を持った仲間として、わたしたちと誠実に向き合おうとしております。

年齢、経歴、聴覚障害など関係なく。
本当に、同じ立場、同じ目線にできるだけ経って、わたしたちのことを思いやり、理解しようとしてくれております。

鳥光さんを動かしている「もの」はなんだろう?

話が変わりますが、わたしは鳥光さんに対して、心の中でいつも漂っている疑問がひとつあります。

それは、鳥光さんが笑いながら楽しそうに話すとき。
または、ニッコリと笑顔で、紙のノートへたくさんのやりたいことを想いのまま書くとき。
さらには、相手の顔が見えないchatwork上でのチャットの会話でも、鳥光さんが今後の仕事の展望について書くときに、その文面だけでも、そのワクワクが溢れて伝わってくるような、そんなとき。

心の中で疑問が浮かびあがってきます。

それは、
「鳥光さんは、どこからエネルギーが溢れてきているんだろう?」
とか、鳥光さんを知っている人なら、誰でも考えるかもしれない疑問です。

鳥光さんはとっても有名な方で、以下のwikipediaにも鳥光さんのことが書いてあります。

また、鳥光さんはご自身のホームページを持っており、ホームページの中で、幼い頃の貧困をきっかけに、ご自身と同じような境遇を持つ、「東南アジア・アフリカの僻地で活躍をしたい!」という夢を持つようになったと書かれております。(ホームページはこちら↓)

他にも鳥光さんのことについて、文字や映像を使って説明されている記事や情報が、インターネット上で溢れています。

それでも、わたしはそれらの文字や映像を使って説明されている鳥光さんのことを見たり、知っていても、心の中で浮かぶ疑問は解決できません。

なぜかというと、インターネットから知る鳥光さんは表面的なことしかわからないような気がしたからです。
鳥光さんとリアルで会って、鳥光さんのことをじっくりと知るようになってから、インターネット上で語られる鳥光さんは、まだまだ鳥光さんのことを説明できていないような、言葉では説明しきれないような、奥の深さというか、根源的な「生きる」というエネルギーがそこにあるような気がしたからです。

なお、心の中の疑問を解決する時、本人に直接聞いたほうが早いのかもしれませんが、わたしはなんだか聞く気になれませんでした。

それよりも、鳥光さんから日々語られる言葉や想いをしっかりと聞いたほうが、鳥光さんの活躍する姿、背中を見ていったほうが、なんとなく鳥光さんを動かしているものが、わかるような気がしたのです。

「教える」ことが好きなのかな?

それで、鳥光さんのことを自分なりに追って、考えてみたのですが、鳥光さんは「人を助けたい!」という想いが溢れているような気がします。

鳥光さんは、大学予備校の講師をされていて、いつも講師の仕事でとっても忙しい方です。
時々、鳥光さんから講師の仕事の忙しさについて語られることがあって、わたしはその話を聞いて唖然とします。

例えば、大学のセンター試験の前などは、忙しさが極まるようで、一日9コマ連続で講義をすることもあり、朝から夜遅くまでずーっとしゃべりっぱなしなのだそうです。

しかも、次の日も講義があるので、仕事が終わって家に着いた後に、すぐに次の日の講義の準備をしなければならず、徹夜で作業してそのまま予備校に向かうことも珍しくないそうです。

しかもしかも、鳥光さんは講師業だけが仕事の全部ではありません。
ある時は、プロの作家として、講師業が終わった日の夜に、徹夜で原稿を書いて、どこかの賞に応募したり。

ある時は、将来に悩む受験生のために、個人的に相談に乗ったり。

ある時は、鳥光さんが仕事で知り合った沢山の知人・友人からも、仕事や生活面で相談されることもあったり。

ある時は、なんらかのセミナーや合宿に参加して、鳥光さんご自身の自己研鑽のために時間を使うこともあったり。

ある時は、わたしたちと一緒に仕事をしたり。

いったい、どこで休んでいるんだろうと思ってしまうくらい、過密な、濃密な時間を過ごしています。

そんな体も心も休まる時が非常に限られているような時間を、鳥光さんは数十年も繰り返し過ごしているのです。

わたしだったら、絶対心が折れていたと思いますし、逃げていたと思います。凄すぎて言葉になりません。

わたしは、精神的に病んでいたことがあって、なかなか身体が言うことを聞かなくて、仕事をしようとしても、パソコンのキーボードへ打つ手が止まったりしたときもあって、体も心も上手く動かない時期があります。

今は、心身共に回復できたので、そのようなことはなくなりましたが、そういう経験もあったので、毎日精力的に動くことができる方を尊敬しております。

同時に、「この人はどこからエネルギーが来ているのだろう?」という疑問を持ち、興味が湧いてくるようにもなりました。

だからこそ、鳥光さんが精力的に動くことができる理由が知りたいのですが、理解するならば、インターネット上で書かれているようなありきたりな内容ではなく、他人から聞かれるようなよくある話からでもなく、自分自身の目で、自分自身の心で、しっかりと想いを汲み取りたいと思っております。

そのようなことを考えていると、あることに気づきます。
鳥光さんが講師業の大変さや過酷さについて語るときがあるのですが、どこかでワクワクしているようにも見えることに気づいたのです。

受験生に教えていくうちに、受験生が理解できたその瞬間をいつも楽しみにしているのでしょうか?

それとも、受験生がたくさんのことを勉強していって、受験生が第一希望の大学に合格して、受験生が夢に向かって、人生に希望を持って過ごしていく。
そんな楽しそうな、嬉しくなってしまうような未来予想図を、鳥光さんの頭の中で描いているからなのでしょうか?

上のことはわたしの勝手な予想・想像でしかないのですが、少なくとも大変なことばかりではなく、どこかで、やりがいや意義を鳥光さんの中で見出しているのかもしれないな、となんとなく考えました。

実際に、わたしたちが一緒にWebサイトの開発や、またはKindleの本についても、改善すべき点を話し合うときに、たまに鳥光さんから講義っぽく、豪華?に教えてくれることがあります。

先日に出版した「他人の人生覗き見するとあなたの人生見えてくる: 僕らの夢を形に変えて マイライフ」についても同様で、直したほうがよい個所をロジカルに説明していただけたことがありました。

例えば、「他人の人生覗き見するとあなたの人生見えてくる」という本のタイトルですが、「他人の人生覗き見するとあなたの人生見えてくる」という、途中に「が」を入れたバージョンのタイトル案も最初はあって、どっちにしたほうが良いか迷っていました。
そんなときに鳥光さんから2つのタイトルの案の違いについて、言語化してくれて、論理的に説明していただきました。

「あなたの人生が見えてくる」が正しい日本語なのですが、
マーケティングの思考からすると
「あなたの人生見えてくる」として、あえて「が」を取ってしまう。

それはリズムの問題で、「が」という格助詞の1文字が主語を表す主張が強いため、
日本人としての構造に慣れていると、ここでワンクッション止めて読む癖を持ってしまっているんだ。

そうすると、「他人の人生覗き見すると」の「と」という引用を示す格助詞で一度区切れているため、再度「あなたの人生が」の「が」のところでもう一度脳内の流れに区切れが出てしまうため、【少し流れが淀む=リズムが悪くなる=脳がその先を読もうとする力にブレーキをかけてしまう】という連鎖が起きてしまうんだね。

ところが、「他人の人生覗き見するとあなたの人生見えてくる」を脳内で口ずさんで見ると、
「他人の人生」8
「覗き見すると」7
「あなたの人生」8
「見えてくる」5

8・7・8・5というリズムとなり、「8・7」で前句構成「8・5」で後句構成となっているところの「8」が同調し、「7」と「5」がどちらも奇数になっているのでリズムバランスが取れていることになるのです。

国語学(俳諧、和歌の韻律を含め)、言語学をマーケティングに落とし込む研究をしていたので、そうした学問的な努力がコピーライティングに随分生かされているのだなあと、考えると無駄な勉強じゃなかったんだなあと思います。

ただ、今回は正当な日本語文法を良しとして、
「あなたの人生が」とすることで、キチンとした物書きをしているな。
と、捉えてくれる人も多いかと思います。

鳥光さんからのある日の解説その1

2つの案のタイトルの違いについて上のように説明していただきましたので、わたしと前田君は納得して、改めて検討したうえで、「他人の人生覗き見するとあなたの人生見えてくる」という途中に「が」を含めないバージョンを最終的に採用しました。

また、本の表紙のデザインについても、前田君が担当していて、色々な案を沢山作っていただいたことがありました。
そのときに鳥光さんから、いくつか案を作って、鳥光さんのfacebook上で見せてみて、facebookのフォロワーさんから意見を聞いてみようということにもなって、前田君がデザインを4案作ったときがあります。(結局、表紙はいずれとも違うデザインになりましたが、その案の①~④を見せますね。)

本の表紙のデザイン案(①~④)

facebook上からそれぞれの案についていくつか意見をいただいたのですが、その際、鳥光さんからも、facebook上の意見を踏まえたうえで、どのように修正すべきか、方法を具体的に示していただいたときがあります。

その内容は以下の通りです。上の図のうち、①と③について触れたものですが、デザインという、感覚的なイメージやセンスといったものがないとできないように思われがちなものでも、鳥光さんの手にかかれば、デザインの修正点もしっかりと言語化できてわかりやすくなり、誰でも直すことができるようなものに変わります。

①が最も良く思えていたのですが、こうして比較すると、全体が少し目にキツイのです。その根源の色は、思いのほか白なんです。よく見れば白の部分が浮き出てきませんか?
なので、白衣部分にあるタイトルの黒文字が目に飛び込んで来ます。だから宣伝効果には良いのです。

しかし、帯のピンク色の中にある赤が反対の刺激として目に入ってくるので、恐らく脳が2つの刺激に分散して相反する反応を導いてしまうのでキツく思えてしまうのではないかと分析します。

それに対して、③は目に優しいグリーンが全体の多くを占めるので、脳が穏やかな反応をするのだと思います。

ただし、ピンクの内部の文字が浮き出てこないので上記に書いた濃い色の文字にするとうまく浮き出てくるはずなのです。

それと、右上の枠で囲まれた中の文字の白を黒に変えてみるとこれも浮き立つかと思います。そうなれば、「覗き見」の黄色が「白ー黄色」の類似色関係から、「黒ー黄色」の反対色関係になるのでかえって黄色が目立ちます。

以上をまとめると、③に関して、
・ピンクの帯の中にある右端のポイントの大きく書かれた「聴覚障害の2人が」を、赤にして、「この本の〜」と、1番下の「他人の人生の〜」の2つの色使いを濃い青か黒にする。
・「他人の人生を〜」の「を」を取り除く。
・右上の枠で囲まれた中の文字の白を黒に変えてみる。(黄色はそのまま)

鳥光さんからのある日の解説その2

ここまでで、2点鳥光さんの解説を上記に載せてみましたが、わたしは、この解説を観ると、とっても面白くなるというか、ワクワクしました。

たぶん、鳥光さん自身も、学んだことが面白いと思っていて、そして学んだことを教えるときに、教えられる側にもその面白さを共有したいと思っていて、うずうずしているのかな、と思います。

わたしは時々、鳥光さんから講義のように教わる解説が、とっても面白くて好きで、仕事仲間なのに、その瞬間だけはわたしも鳥光さんの教え子になった気がします笑
たぶん、教えられる受験生たちも、きっと楽しいんだろうなと思います。

話がかなり脱線しましたが、鳥光さんが忙しい中でも、過酷な中でも、長い間乗り越えていけるのは、学ぶことの楽しさ、教えることの楽しさというのをご自身で感じていて、また、受験生にもその楽しさを共有しあうことのできる瞬間、時間もあるからなのだと思います。

そういう意味では、「教える」のが好きだから、というのも鳥光さんが熱く動かしているものの一つであり、正解の中の一つなのかもしれないですね。

それとも単純に「人」が好きなのかな?

わたしの鳥光さんは、色んな仕事を精力的に活動されており、また、様々な立場の人とも顔が広く、さらには鳥光さんと話すと親しみがあって、安心することができる人で、こうして言葉にしてみれば、まるで鳥光さんは完璧な超人のように見えるかもしれません。

ですが、そんな鳥光さんにも、ちょっとした短所のようなものはあります。
それは、思考があちらこちらに飛んで行ったりして、話す内容がいつのまにか180度変わってしまうこともある、ということです。

鳥光さんは、行動だけではなく、頭の中も非常に忙しい?ようで、よくご自身のことを「奇人変人」と言って、自虐することもあります笑

わたしたちと鳥光さんが話すとき、鳥光さんから仕事について話をしていたと思ったら、いつの間にか話が脱線して、別のテーマに飛ぶこともあります。

また、こちらからいくつか質問をしたら、そのうちの一つの質問にはしっかりと回答されますが、他のいくつかの質問の回答は忘れ去られ、そのまま進んでしまいかけることもあります笑

わたしたちからしっかりと、鳥光さんの頭の中で動く「ミニ鳥光さん」のような存在を捕まえにいかないと、わたしたちが聞きたい・知りたい部分を完全に理解しきれないまま、何かしらの抜け・漏れが発生する可能性があります。
そんなちょっと危なかっしいところもあったりしますが、そこも魅力かもしれません笑

ただ、それは鳥光さんの中で大事にしているものが多いからでもあり、できるだけたくさんのものを助けたい・関わりたい、ということの裏返しでもあるのかなと思います。

鳥光さんは、仕事柄たくさんの人と出会って、たくさんの知人・友人がいます。
また、長い間教壇に立っているので、数十年、数年前の鳥光さんの教え子(受験生)が成長して、何らかの色々な職業に就いて、時を越えて、鳥光さんと再び巡り合うこともあります。

会社の社長であったり、弁護士であったり、医者であったり、プログラマーであったり、格闘家で会ったり、海外で活躍されている方であったり、本当に色々な方と。

普通なら、特定の人だけ仲良くしたり、自分自身のキャパを越える範囲とは仲良くしないとは思います。
ですが、鳥光さんは、キャパがとっても大きいのか、懐がとても広いのか深いのか、たくさんの知人・友人との関わりを大事にします。

もちろん、中には、鳥光さんとただ仲良くしたい!鳥光さんの力になりたい!という善い方もいれば、鳥光さんの立場や力を利用しようとする、あくどい方もいます。(できるだけオブラートに包んだ言い方をしたかったのですが、特に思いつかなくてすみません。)

それでも、鳥光さんは、善い人もいれば、悪い人もいるということをちゃんと知っていて、善い人には誠実に対応していて、悪い人にはそれなりに距離を取ったり、時には毅然と、厳しく対応することもあって、本当に、しっかりと様々な人と関わっております。
毎日忙しいのに、凄いなあ、という言葉しか出てきません。

困っている人を助けたいという性分もあると思います。
ご自身が幼い頃に貧乏を経験してきて、また、その後も沢山の苦難・困難を乗り越えて、たくさんの努力を重ね、自分自身のやりたいことを貫き、夢を掴んだからというのもあると思います。

色んな経験を重ねて、人は良くも悪くも変われるし、悪いことばかりではなくて、たくさんの嬉しいこともあると、色々なことを知っているのだと思います。(参考のために、以下に鳥光さんのプロフィールも載せますね。)

わたし自身も、鳥光さんへ、「映像ライブラリー」というサイト、取り組みに関わっていくときに、わたしはどのように動いた方がよいのか、また、自分自身の人間関係について悩んでいる時も、相談に乗ってもらったことがありました。

鳥光さんに相談に乗ってもらっているときは、本当に親身になってじっと聞いてくれましたので、わたし自身、ラクになりました。
また、鳥光さんからの客観的な、道理の通った意見・考え方を聴くことができて、「そっか、それでもいいんだ」「自分自身はこれでもいいんだ」と思うことができました。
(本当に心強かったです。あの時はありがとうございました。)

そう考えると、自分自身の経験もあるのかもしれませんが、鳥光さんが精力的に毎日動くことができる理由として、「人」が好き、「人」と関わるのが好き、もしくは、自分も含めて他の人も「幸せ」になって、日々元気に過ごしていってほしい、というのも一つの答えかもしれません。

おわりに

また、色々と長くなってしまいました。
ですが、鳥光さんについては、さきほどわたしの中で答えの候補としてある、
・「教える」のが好き
・「人」が好き(「人」と関わることが好き)
というような、それだけでは終わらないような、そんな気がまだまだあります。もっとたくさんの"動機"があり、"想い"があるような、そんな奥深さを鳥光さんから沢山感じます。

わたしたちが一緒に仕事をして取り組んでいる『映像ライブラリー』『Kindle本』もそうですが、その映像や本を通じて、「鳥光さん」をもっと知ってほしいなと思いますし、もし、リアルで会う機会があれば、「鳥光さん」という人間の奥深さを体験してほしいなとも思います。

また、鳥光さんが書かれている小説も、わたしはとても面白いと思います。
特に賞を受賞された以下の2作品は、いずれも沖縄を舞台とした作品ですが、わたしも読んでいて、わたしの頭の中で、小説の中の世界が色鮮やかに広がっていきます。

そして読んでいくうちに、「いのち」について、「いきる」ということについて、考える機会を与えてくれる内容だと思いました。面白くて、一気に読みました。

・「おばーのゲルニカ」
2019年度の第63回千葉文学三賞で、千葉文学賞を受賞された作品です。

2022年1月13日から以下の通り、無料で公開されておりますので、興味がありましたら。(見る場合は千葉日報への会員登録が必要になってしまいますが…)

「ー銀游回帰ー『スクが来た!』」
第5回「宮古島文学賞」にて「ー銀游回帰ー『スクが来た!』」という作品にて佳作入賞された作品です。作品の内容は、2022年3月4日現在、宮古島市文化協会のホームページから無料で誰でも読むことができるようになっておりますので、お時間がありましたらぜひ。(もしかすると、時間がある程度経ったら読めなくなるかもしれませんので、ご注意ください。)

(鳥光さん、とても面白かったです!また、忙しい中、作品を書いてくださってありがとうございました!m(_ _)m)

鳥光さんについてたくさん、たくさん書きましたが、少しでも鳥光さんの魅力が伝わりましたら、幸いです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

(以下はわたしから鳥光さんへの個人的な手紙のようなものですので、読んでも読まなくてもどちらでも大丈夫です。興味のある方・お時間のある方のみご覧ください。こちらの内容もまた、とても長い内容ですので・・・。

鳥光さんへ

実は、わたしから改めて、鳥光さんに謝りたい点が3点ありますので、聞いていただけましたら幸いです。

本気になり切れていなかったところがあった。

謝りたい点の一つ目は、わたし自身、鳥光さんやわたしの友人である前田君と一緒に仕事をするときに、「本気になり切れていなかった」ということです。

わたしが鳥光さんと一緒に仕事をするようになった、最初の時を覚えていますか?
わたしはまだ、会社で勤めていて、その時にAIという分野を勉強していて、AIを開発したい!と思っていたときのことです。

鳥光さんは、「映像ライブラリー」で、AIを活用したいと思っていて、前田君がそのことを知っていたので、わたしと鳥光さんは繋いでくれました。

わたしと鳥光さんが出会って、鳥光さんから、「映像ライブラリー」と今後の展望や夢について話していただいたとき、一緒に仕事をしようと、握手を求めたときがあったと思います。

わたし自身、実はどうしても一緒に仕事をすることに乗り気でないところがありました。
なぜなら、そのときの自分は、会社での仕事がとても忙しくて、自分自身のことで精いっぱいで、また、会社の仕事だけでなく、AIを開発したいということも、頭の中にあったので、自分のことしか見えていなかったのです。

本当は断ることもできたのだと思いますが、その時のわたし、過去のわたしは、人に合わせてしまう悪い癖があって、よく人に流されてしまうところがあり、仕事や頼まれごとを断らないところがありましたが、

鳥光さんが笑顔で握手を求めていた時も同様で、断ることができずに、流されるまま、握手をしてしまいました。
それから、一緒に仕事をすることになりましたね^^;

一緒に仕事をするときは、わたしのペースでいい、自分自身の余裕のあるときだけでいい、と鳥光さんはいつも言ってくれます。
鳥光さんはご自身が忙しいというのもあって、忙しいということが本当に大変なことだと、わかっていただいているのだと思います。
また、わたしが協力するだけでも有難いと、本当に思っていただいているのだと思います。

わたしも、鳥光さんご自身のやりたいことがありながらも、わたしへのその思いやりに応えたくなり、忙しいながらも、少しでも協力できればと思って、仕事いたしました。

ただ、時々、流されてしまった自分、はっきりと自分の意思を示すことができなかった当時の自分を思い出すこともあって、誠実に取り組んでいるように見えて、どこか本気になりきれていなかったところもあるかもしれません。

今までずっと言えずにいて、ごめんなさい。note上ではありますが、この場を借りて、改めて謝らせてください。

先日出版した、「他人の人生覗き見するとあなたの人生見えてくる: 僕らの夢を形に変えて マイライフ」についても、わたしが中学校時代に「本気で向き合うことを学んだ」ということを、鳥光さんがまとめて書いていただいたと思いますが、大人になった今、そのことを改めて思い出しました。

一度は学んだのに、すっかり忘れてしまっていて、「本気」になれていないところがありましたね…反省です。

改めて、わたしは『映像ライブラリー』という取り組みに一緒に参加したいと思っております。

わたしはこれまでnoteを通じて、自己分析のようなものをたくさんしてきました。
そしてわたしが本当にやりたいことは人々に「勇気を与えること」であり、また、人々が「困難に挑戦すること」ができるように、たくさんの人々に何らかの形で「勇気」を提供していきたいと思っております。

わたしが本当にやりたい「勇気を与えること」「困難に挑戦すること」は、『映像ライブラリー』という取り組みにおいて、また、人生や仕事における夢や目標、「IKIGAI」とも関係が深いと思っております。

だからこそ、わたしは鳥光さん、前田君と一緒に取り組みたいと思っております。
今度は鳥光さんからではなく、自分から、わたしから伝えさせていただきますね。
「一緒に取り組んでいきましょう!」
このnoteの記事にて、上の想いを言葉にして残します。

もちろん、わたし自身の本業や、わたし自身のやりたいこともあるので、自分らしく、自分のペースで無理のない範囲で一緒に仕事をさせていただければと思います。
改めて、よろしくお願いいたします。

気を遣いすぎた、遠慮しすぎた。

謝りたい点の二つ目、それは、鳥光さんが忙しくて、鳥光さんからなかなか連絡がもらえない時、必要以上に鳥光さんに遠慮しすぎたということです。

それは、過去のわたしの中で、仕事で忙しかったり、時々、心身が不調になったりして、ネガティブに考えやすい時期があって、鳥光さんに恐れというか、わたし自身、人と関わることに恐怖を抱いていたこともありました。

「催促して怒られたらどうしよう」とか、
「わたしが話しかけた言葉のなかに何か問題があって、機嫌が悪くなったらどうしよう」とか、

そんな小さいことで、ネガティブなことばっかりですが、当時のわたしにとっては重大に考えていたときがありました。

今はわたし自身元気になってポジティブに物事を捉えられるようになりましたので、今振り返ってみれば、そんなことないというか、鳥光さんならそんなことで怒らないのになあ、とも前向きに思えますが笑

そういう意味で、そのときのわたしは、わたしから鳥光さんへ連絡することができずに、気を遣いすぎて、遠慮しすぎたことがありました。

理由はそれだけではないのでしょうが、それで、仕事で必要な連絡がたびたび止まって、もう何か月も仕事が進まない、ということもたくさんありましたね。

鳥光さんが本当に忙しくて、余裕がないということもあるとは思います。
また、わたしから連絡できないということだけではなく、わたしが本当に忙しくて余裕がないときもありますし、前田君も色々あって忙しいときもあって、三人がなかなかうまく絡まない時もあったと思います。

その点については良くないですね^^;
もう少し、スムーズに進められるうまいやり方もあったかもしれません。

それに、わたしは鳥光さんからの連絡がこないことで、ホッとしてしまう部分もありました。

なぜかというと、わたし自身の余裕がなかったからです。わたしの本業であるITシステムの開発だけでなく、『映像ライブラリー』や『Kindle本』とかの仕事にも一緒に取り組んで行けるほど、余裕がなくて、わたしのキャパを明らかに越えていたような気がしました。

また、以前のわたしは自信がなく、自分が好きではありませんでした。

最初はAIで勉強してきたことを活かすため、鳥光さんや前田君と一緒に仕事をするようになったと思いますが、そもそもAI自体開発が困難で、しかもビジネスに活用することが難しくて、

またわたし自身はプログラミングが得意でしたが、前田君も、わたしほどの経験・技量があるわけではありませんが、プログラミングはできるほうであり、実際のWebサイト開発の仕事のほとんどは彼がやってくれていると思っているので、わたし自身、役に立っていると自分でなかなか思えませんでした。

実際わたしがやったことといえば、前田君の仕事の進捗や様子を聞いてみたり、ほんの少しだけ一緒に、サイトの作り方やデータベースの構成について考えたり、
前田君が鳥光さんとコミュニケーションを取りやすいようにと、前田君のコミュニケーションをサポートしたりしたぐらいです。

今思い出せば、今のわたしなら「結構色々やってるな…」と思いましたが、それでも、当時のわたしは、色々やってると思えるような内容でも、「自分は三人の中では大した仕事をしていないし、自分には得意なものがない」としかどうしても思えませんでした。
自分自身の存在をなかなか認めることができませんでした。

そのため、一緒に『映像ライブラリー』の仕事をすることが、以前は苦しく感じて、だから進んで連絡を取ろうとする気になれませんでした。それでも、いざ仕事をすることになったら、全力で取り組みはいたしましたが。

だからこそ、鳥光さんからなかなか連絡がこないことに対して、鳥光さんの心配はしつつも、心のどこかでホッとしてしまっている自分がいました。
本当にごめんなさい。

今は、長い充電期間を経て、ネガティブな自分からやっと卒業できたと思っていますので、『映像ライブラリー』という取り組みに、三人で一緒にやることも苦しくはないと感じていますし、今なら楽しみつつ、自分のペースで自信を持って取り組めると思います。

また、以前に、わたしの「得意なことがない」という悩みについても、応えていただいて改めてありがとうございました。おかげさまでラクになりました。

その時に、「コンピュータが得意」という自分自身の中にある武器とも、改めて向き合うことができました。

本の中の一部の内容を、noteで勝手に挙げてしまってごめんなさい。

最後の、謝りたい点の三つ目です。謝りたい点の一つ目とも関係しますが、「他人の人生覗き見するとあなたの人生見えてくる: 僕らの夢を形に変えて マイライフ」という本の中で、わたし自身の中学時代の「本気」という内容が書かれていたと思いますが、その「本気」の内容について、どうしてもわたしのnoteにも書きたくなったため、4、5か月前の話ですが、noteに記事を書いて公開したことがあります。

本当は、もっと早く伝えるべき、また、noteに上げる前に鳥光さんや前田君に確認するべきだったのかもしれませんが、改めてごめんなさい。

当時、上の記事を書いていた時は、ちょっとネガティブな部分が残っていて、完全に自分自身を好きになる前で、鳥光さんや前田君にどこか恐れを抱いていたのもあって、なかなか、noteに記事を書いてアップしていいか聞けませんでした。

ただ、「本気」を学んだということを、本の中でも書いていたと思いますが、改めて、自分自身の想いを自分自身の言葉でできるだけストレートに表現したかったのです。
わたしがいつも書いているnoteにて、わたしの好きなnoteにて、自分自身のやりたいことを見つけるため、どうしても書きたくなりました。

そうすると、書いているうちに楽しくなって、やっぱり、わたしの中で輝いている大切な思い出なんだなと思って、本の中でも書いていない内容も加えて、たくさん書きたくなりました。

すると、どうしてもnoteに記事をアップしたくなって、つい記事を公開してしまいました。
「もっと早く言ってね!」というツッコミとかご指摘とか色々重々承知の上ですが、大変遅くなりましたが、改めてごめんなさい。

こんなわたしでも一緒に仕事をしていただいてありがとうございます。

手紙もとても長くなってしまいましたが、それでも、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

このように色々とネガティブなことを考えがちで、勝手に行動してしまうそんな過去のわたしでしたが、これからはもっとポジティブに自信を持って、自分らしく自分のペースで、好きなことを、やりたいことをやって生きていきますので、どうかお許しください。
また、今後ともよろしくお願いいたします。

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