1年かかったけれども食欲をある程度コントロールできるようになった実感がある。
おはようございます。
今回は、玄米・菜食生活を1年以上過ごして、食欲を自分で制御できるようになったなと変化を感じましたので、その内容を記事にします。
無限に湧いてしまいそうな食欲だったけど…
一昨年の秋から始まった玄米・菜食生活ですが、それまでは
「食べても食べてもすぐに腹が減って仕方なくなる」
というくらい食欲が無限に湧いてくるような状態になっていました。例えば、お店に行けば必ずご飯大盛り(または特盛り!)を頼んでモリモリ食べていたけれども、食べたら1時間も経たずに「また食べたい」と思うくらいでした。
ですが、一昨年の秋に、肉を止めて菜食に切り替え、主食を白米から玄米に変えるようになってからは、その食欲が少しずつ収まった気がします。
当初は、食べる量を以前よりも減らさず、むしろ「肉を食べない代わりに野菜をいっぱい食べて満足しよう!」と思って、逆に以前よりも食べる量を増やそうとしていたくらいで、サラダ等たくさんのおかずを作って、がつがつ食べていました。
それでも、その生活を続けているうちに、体重はどんどん減って(1か月で10kg減ることもありました)、身体も精神もどんどん元気になりました。
そして、食べる量も次第に「今日はこれぐらいでも大丈夫かな」と思うようになって、じわじわ減ってきたかなと思います。
実際に、玄米菜食生活に慣れてから何か月か経ったあたりに、久しぶりに友達と外食に出かけると、わたしが食べて満腹になったときの量を見て「胃が小さくなったな」と言われたことがあり、食べる量が減ったのだなと実感しました。
食欲がある程度落ち着いたら、「よく噛むこと」にも挑戦!
また、主食を玄米にしてから、噛む回数も意識するようになりました。以前から、よく噛んだほうが食べたものを消化することができ、胃腸にもいいということは知っていました。
ただ、主食を玄米に変え始めた最初は、「よく噛んだほうがよい」という意識・思考よりも「早く食べた物を飲み込みたい」という無意識・欲が圧倒的に勝っていて、よく噛むことをなかなか意識できずに、玄米やおかずなどをよく噛まずに食べていました。
ですが、玄米菜食生活を何か月か過ごしていくうちに、食べる量が減っていき、それに伴って食欲も少しずつ落ち着いてきたので、「慣れてきたから、しっかり玄米から栄養が取れるように、もう一度改めて玄米もよく噛むように意識しよう」と少しずつ取り組み始めました。
根気よく取り組むと、やがて無意識で「よく噛むこと」ができるようになった。
最初は「よく噛むこと」を一日中意識して実行できた日があったり、忘れた日もあったりの繰り返しでしたが、だんだん無意識に「よく噛むこと」ができるようになった気がします。
そう実感できたのはここ先日のことで、仕事で知り合った方の何人かと一緒にお昼にお弁当を食べながら話していたときです。
時々、仕事場で一緒に食べながら話す機会が1か月に1、2回あって、その時は昼の休憩時間(1時間)を利用して食べていました。
その方たちと一緒に食べていると、ほとんどの人が食べ始めてから10~30分で食事はだいたい終わっていますが、わたしは30分過ぎてもまだ半分以上残っており、昼の休憩時間をまるまる使って、やっと全部食べ終わるか少し残るくらいのペースでゆっくり食べていました。
ちなみに、お弁当は各自異なるもので、ある人はコンビニで買ったり、ある人は店でテイクアウトのお弁当を頼んだりして量はそれぞれ異なります。
わたしの場合、いつも家から弁当を作って持っていました。(ご飯1.5杯分に、主菜・副菜それぞれ1つに、魔法瓶(容量400ml)に入れた味噌汁1つです。)
そのようなことが何度か続くと、ある日、知り合った方から「いつも休憩時間が終わっても(全部)食べ終わらないね笑」というようなことを言われましたが、そこで「そういえば最近は食事に時間がかかるようになったな」ということに気づきました。
以前は早食いで、食事にいつも10分以内に終わってしまうことが多かったのですが、最近は食事に30分~1時間くらいかかることは当たり前になってきたので、無意識でだんだん「よく噛むこと」を実行できるようになってきているのかなと思います。
満腹は「頭」ではなく「お腹」で感じられるようになった。
もう一つ気づいたことがあり、それはゆっくり時間をかけて食べた場合、お腹の張りを確実に感じられるようになったことです。
よく噛んで味わって食べていると、ある程度時間が経てばお腹が膨らんでいるのがわかるようになって、
「あ、この辺りで満腹なんだな」
と思うことができます。
そうすると、
「頭ではもっと食べたいと思っているけど、お腹が苦しいな…また次に回せばいっか!」
と思うようになって、次に回す余裕ができるようになりました。
余裕ができたというのはわたしのなかでとても大きな変化で、「凄いな」と自分で思いました笑
前は、早食いなほうで、満腹を感じる前にどんどん食べ、それでも「もっともっと食べたい」「辛いものとか甘いものとか美味しそうなものを食べたい」という食欲ばかり頭の中で浮かび、お腹の張りがあっても無視してしまっていました。そのような食欲はいくら食べてもなかなか満たされず、「お腹がとても苦しい…」となったときにようやく満腹と気づくということも多かったです。
それが今では、「よく噛んで」食事にゆっくり時間をかけていれば、お腹の張りをじっくり感じることができて、自分なりの満腹のラインがわかるようになりました。
頭で思い浮かぶ食欲のまま食べるのではなく、お腹と会話するというか、身体の声を聴きながら食べるという感じなのかな?と思いました。
以上、最近のわたしが感じた変化でした。ここまで読んでくださってありがとうございました。
わたしが続けている玄米・菜食生活について不定期ですが、また他にも気づいたら記事にいたしますので、興味がありましたらよろしくお願いいたします。