なぜロックの「社会契約説」は重要なのか
高校の歴史や倫理の授業などで、17世紀イギリスの哲学者ジョン・ロックの「社会契約説」について学ぶ機会があったと思います。暗記させられた記憶がある、という方も少なくないでしょう。
この政治理論がなぜ重要なのか、わざわざ教科書で取り上げられているのか。授業の限られた時間では十分に説明されていないのが現状のようです。そこで、この記事では、なぜこれが重要なのかをみていきましょう。
そもそも、ロックの社会契約説とは
ロックの社会契約説とはなにか。その詳しい説明は別の記事で書いていますので、ここでは関係する部分のみ説明します。
ロックの社会契約説は、国家の権力が人民によって政府に委ねられたものであると論証する学説です。人民主権の理論だといえます。さらに、これが革命の正当化につながるのが重要です。順にみていきましょう。
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おすすめ参考文献
田中浩『ロック』清水書院, 2015
こちらもベテランの専門家による新書である。清水書院の「人と思想」シリーズの一冊である。こちらでも、『統治二論』だけでなく、ロックの生涯や思想を和分かりやすく説明している。
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