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音楽の聴きなおしメモ ~プロダクション編


最近、音楽の聴きなおしを進めている。
特に去年末ごろから集中的にHIP HOP系の曲を中心に聞いているが、
その中でこの記事では「この音どうやって作っているんだ!?」と驚くことが多かったアーティストを並べていく。
あまりひねりがなく、メジャーな人ばかりだが、ちょっとだけ参考になったらと思う。これからこの人たちの曲作りを勉強してみようと思う。


NEW ORDER ーーマンチェスター生まれのポストパンクバンド

マンチェスターで前身のジョイ・ディビジョンから一気にエレクトロに接近したアーティスト。


TRAVIS SCOTT

先日、酒気帯び運転で逮捕されたと思ったら、さらっとそれをネタにしていたヤバいラッパー。2015年発売のアルバム『Rodeo』から頭角を現し、特にビートチェンジや陶酔感の高いトラックメイキングで今も人気を博している。

Tyler, The Creator

アメリカのアンダーグラウンドユニットだったOdd Future出身のラッパー。
"Yonker"のようなハードな曲から、大ヒット曲EARFQUAKEのように、幅広いながらも一貫して浮遊感のある音作りが特徴。

J. Cole

アメリカ・ノースカロライナ州出身のラッパー。2010年代を代表するラッパーの一人で、常に着飾らないスタイルを貫く。自分の人生観を語ったまっすぐなラップに注目が集まりがちだが、ビートメイカーとしても一音一音に手間暇を惜しまない様子が丁寧な曲作りから伝わってくる。

Kanye West

2000年代以降のビートメイキングに革命を起こした人の一人目。Jay-Zをはじめ、Commonのような数多くのラッパーに曲を提供し、特にその大胆なサンプリングの使い方でHip Hopのイメージをおしゃれなものへと塗り替えた。日本ではTERIYAKI BOYZとの曲"I Still Love H.E.R."が有名。
先日突然引退示唆する発言をしたと聞くが、どうなることか・・・

Pharrell Williams

2000年代以降のビートメイキングに革命を起こした人の二人目。この人が作った曲がほとんどヒットしているんじゃないかという活躍ぶり。近年ではファッションの世界にも挑戦し、ルイヴィトンのクリエイティヴディレクターを務める。
日本語ではあまり曲の解説を発見できなかったため、海外の動画を見て勉強してみたい。



Madvillan/Madlib


謎の仮面男MF DOOMと音楽プロデューサーMadlibによるユニットMadvillan。アルバムMADVILLAINYはその言葉遊びの巧みさとSP-303や巧みな音選びで名盤の地位を確かなものにしている。
まだうまくこうした曲の良さを伝える言葉を使いこなせてないのが歯がゆいが、また勉強していこうと思う。

Prince

ミネソタ州出身、アメリカを代表するミュージシャンの一人。ファンクと位置付けられることが多いものの、歪みやペダルも自由自在に使いこなす切れ味鋭いギターサウンドはロックファンから、タイトなビート作りはHIP HOPのファンからもファンが多い。

Janet Jackson

マイケルジャクソンの妹に当たるミュージシャン。マイケルとはまた別にテクノ・エレクトロのような硬質な音作りとR&Bの組み合わせに挑戦した。
ローリングストーンズ紙などの雑誌を見る限り、徐々に再評価が進んでいるアーティストの一人。

長谷川白紙

2018年にデビューした、シンセサイザーを駆使して非常に実験的でありながらポップさをギリギリのラインで残してくるとんでもない音作りをしてくるアーティスト。ボーカリストとしても、細く消え入りそうな声がざわつくようなインストとよく絡み合っている。

ZABADAK

日本において、早い段階で民族音楽に接近したアーティスト。Kate Bushから影響を受け、ここではない異界の音を、世界中の音楽の探求から作り上げた。彼らの音楽を追うためには、沖縄、プログレ、ケルトといった様々な世界を知る必要がある。その意味でも奥深い音楽の扉を開いてくれるアーティスト。

Serani Poji/ササキトモコ

月ノ美兎がファンを公言してから、不思議なほど人気が復活し、最近ではSerani Pojiの「ぴぽぴぽ」がTik Tokでリバイバルヒットしているアーティスト。ササキさんのブログからはフランスへの趣味がうかがえる。
アイドルマスターへの音楽提供でも有名で、かわいらしくも時々死とかの世界をにおわせてくる不気味な曲を作り続けている。

サウンドクリエイティヴチーム・MONACA

日本のアニメに欠かせないサウンドクリエイティヴチームのMONACA。特に引用した三名は、私がアニメで「おっ!」と思う曲のクレジットを見るとよくいらっしゃる方々。
特にアニメの音楽は、複雑なことをしているとはよく聞くのだが、まだうまくそれを形容する言葉を勉強できていない。

田中秀和は、MONACAに在籍していた重要人物のひとり。ゆゆうたの動画でそのすごさが広がったが、ある事件が起こったことでMONACAから退社することとなった。


烏屋茶房/カラスヤサボウ

ボカロP出身で、徐々にアニメ(特にアイマス)への提供曲を増やしていったアーティスト。O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!のようなかわいらしい曲から、共鳴世界の存在論のようにゴリゴリのロックサウンド、さらにはお願いマッスルのような電波っぽい曲まで手掛ける多彩さ。

MOSSAIC.WAV

日本の電波ソングの草分け的存在。ニコニコ動画で流行ったフィギュアっとの曲を作った人たち。最近ではバーチャルの姿でのPVを投稿している。

テクノの歴史

言葉から音楽に入った私にとって、一番遠くてけれども惹かれるジャンルがテクノだった。自作のプレイリストを作ってはその音作りのカッコよさにしびれている。

Brian Eno

U2やColdplayのお気に入りの曲を聴いていると、不思議なことにプロデューサーに良く名前が入っているのがBrian Enoだった。本人の曲は完全に別ジャンルなのだが、果たしてそこに秘密はあるのか。

9mm Parabellum Ballet

絨毯爆撃のようなとんでもない音をギターから出すバンド。
先日雑誌を読んだときに、その音作りに対する並々ならぬこだわりにびっくりしたことから、追ってみたくなっている。

坂本龍一

あまりに音楽ジャンルの幅が広すぎて、なかなか一言では形容できない音楽家の中の音楽家。まずは去年出たこの本から、彼の音楽について少しづつ触れていきたいと思う。

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