9月の気付き
こんにちは!9月もあっという間に過ぎ去りましたね。
9月は夏が和らいだ京都と冬になる前の韓国に駆け込みました。
振り返るとたくさんの気づきがありました。
今回は、その中でも特に印象に残ったことを3つシェアしたいと思います。
前置き
先日友人と会話する中で、日々の考えや感じたことを記録することの大切さを再認識しました。
これは絶対覚えているぞとその瞬間は感じていたのにもかかわらず、聞いたことや考えていたことを書き留めずにいると、ほんの少し前の思考や会話、そしてそこから得た気づきをあっという間に忘れてしまっていることにようやく気付きました(気づくのが遅い…)
振り返りの時間を持つこと、振り返りをアウトプットする作業の中で自己成長や新たな発見が生まれるはずですよね。
話が若干逸れますが、私は旅が好きです。
私自身、旅の中でも特に好きなのは一人で飛行機に乗っている時間です。周囲には知らない人がいて、電波もない状態で、自分だけの空間でメモを書くことができる。その非日常感が心地よく、思考を深める時間になっています。飛行機の中で感じるこの瞬間は、日常から離れた特別な時間であり、自分を見つめ直す貴重な機会になっています。
1.生きるとは”選択”すること
さて、今月の初めに参加したカンファレンスで、「生きるとは何か?」という問いが投げかけられました。Wellbeingの第一人者である石川善樹さんがこのテーマについて語り、他の登壇者や視聴者からも「歌うこと」「食べること」「寝ること」「人と話すこと」など、さまざまな意見が飛び交いました。私自身も改めて考えてみたところ、「選択すること」が生きている証だと感じました。
選択する瞬間には、自分の過去の経験や知識を無意識にフル活用し、時には無数の可能性を想像しながら未来にどんな選択肢を残すかをシミュレーションしています。このプロセスが私にとっての"生"を意識させます。ソクラテスが「吟味されない人生は生きる価値がない」と言ったように、自分の選択をしっかりと見つめ直すことが重要だと思います。
2.良い選択をするには?
皆さんにとっては良い選択ってなんですか?選択をして後悔をしたことはありますか?
実は、私は選択をした後に後悔したことはありません。もちろん、実際には後になって別の選択肢を意識し始めることはあります。しかし、それらはその時点で見えていなかった選択肢や気づいていなかった事実によるものです。ほとんどの人は、それを後悔と呼ぶかもしれませんね。
良い選択をしたときには、「私ってなんとかよく生きているかも!」という心地よさを感じます。そのため、良い選択をしたいと思い、自分で選択できる人生を歩んできたつもりです。時には、自分ではない誰かに選ばれた人生を歩んだらどうなるだろう?と想像することもあります。例えば、自分でやりたいと思っていない役職を頼まれたり、会社の決めた場所に転勤したりする場合です。
自分で選択を繰り返しているうちに、「自分は偏っているのではないか?」と考えてしまうことがあります。自分の思考がタコツボ化しているのではないかという恐れです。できるだけ俯瞰的で偏りのない視点を持ちたいものです。
3.選択は始まりであり終わりである
選択することで何かが始まったり終わったりすると思いませんか?何かの始まりを意識すると同時に終わりも意識してしまう瞬間があるなと思いました。例えば、何かを始めるには何かを終わらせないといけないですよね。また、誰かの秘密を知ってしまったとき、その瞬間から元には戻れません。あとは、誰かと付き合ってしまったら、その関係性も変わりますよね。
もちろん前の関係性に戻るフリはできますし、知ってしまったことでも知らないフリだってできます。しかし、どこかで既に戻れないことを理解しているような気がします。この前後関係には不可逆な関係性があると思っていますし、生きていると不可逆なことが多いとも感じています。そのため、何かを意識してしまった瞬間には白でも黒でもなくグレーな選択肢を選びたくなることがあります。しかし、グレーを選ぶことは生きることから逃げているようにも思えるのです。
4.最後に
選択をすることで自分の人生を生きているという自覚が芽生えます。また、良い選択をすること、そして自分が選択したことを正解にする努力こそが大切だと思っています。
これからも日々の気づきを大切にしながら、自分自身を成長させていきたいです。
私も1ヶ月に1回はnoteで振り返りを今後書いていきたいと思います。
みなさんも自分自身の気づきを振り返ってみてくださいね。
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