毒親奮闘記;私の好きなことは読書。
「私の両親は変わっている」いきなりだがそう確実に意識したのは思春期初めの11歳、小学校5年生。理由やきっかけは分からない。ただいやそれより前、ずっと昔からそう思っていたのかもしれない。両親に対しては友達の親や身近な学校の教師、遠方に住んでいる祖父母とは一味違う雰囲気、違和感を覚えていたのは確か。
「まあいいか、関わらなければいい」とそんな違和感を軽く受け流し、内気で他人と関わるのが苦手だった私は自室に篭り本を読むことが大好きだった。
自室といっても粗末な布団と机、数枚しかな