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オンライン心療内科がある、便利な世の中

仕事上のストレスで、三日ほどほぼ眠れない日が続いたことがあった。

身体は疲れているのに、脳が休んでくれない。
吐き気が全身を駆け巡り、でも仕事を休むわけにもいかず(上司への恐怖心が強く、休みたいと言うことさえ憚られたし、そもそも入社間もないので有給もなかった)、死にそうになりながら出勤していた。

今道路に飛び出して轢かれれば、会社に行かずに済むよね…

と考えている自分に気が付いた私は、ようやく心療内科の門をたたくことを決意した。

しかし原因はハッキリしてるので、カウンセリングを求めてるわけではない。ただ睡眠薬と、精神を麻痺させてくれるような薬を処方してくれれば十分だった。

とはいえ休職経験のある友達から、心療内科はどこも激混みで全然予約が取れないし、予約しても何時間も待つという話を聞いたことがあった。すぐに予約が取れるか分からない上、この精神状態で同じように病んでいるであろう人たちと共に待合室で待っていられる自信が無い・・・。

そこで見つけたのがオンライン心療内科
最初に良さそうと思った心療内科では、馬鹿正直に事前問診で「希死念慮あり」としたところ、診療できない旨の返答があった。どうやらそういう患者は危険性が高いので、国のガイドライン上、オンラインでは診てはいけないらしい。

仕方が無いので別のオンライン心療内科を予約し、そちらでは単に「眠れない」「仕事がストレスで動悸がする」程度の問診回答に留めた。
※これは睡眠薬を至急手に入れることが喫緊の課題だった私がやむを得ずとった、良くない行動です。希死念慮に悩まされている方はオンラインではなく、お近くの心療内科や精神科の受診を検討してください。

結果、翌日の予約が取れたし、診察は予約時間通りだし、あっさり終わるし、薬も郵送で届けてくれたし、最高だった。これは後日談であるが、休職や休職延長の診断書もネット上からすぐダウンロードできるし、時代の進化を実感している。

しかしながら、医者のホスピタリティには全く期待してはいけない。そこに温かさを求める人にとっては、がっかりするかもしれない。私のようにカウンセリングを必要としていない人にとっては、オンライン心療内科は間違いなく、タイパに優れた素晴らしいサービスだと断言できる。
また、いきなりオフラインの心療内科に行くことには抵抗がある人にとっても、まずは気軽に受診できるので良いと思う。

これを読んでくれた、今まさに心が弱っている人は、良かったら検索してみてほしい。


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キリシマレイナ
くだらない記事ばかり量産中ですが、共感でも何でも、何か心が共鳴できたら嬉しいです。良ければ応援、よろしくお願いします(^^)