自作短歌

でき次第更新します。

すきだよとかわいいよとはちがうのにきみはいつでもかわいいという

ともだちを嬉しそうに自慢する君に私の憎しみは見えぬ

特別な振りをしたけど実際は普通だと笑う君が特別

耳かきのもふもふはくすぐったいけれどなんだか気持ちいい君みたい

諦めるな諦めるなと繰り返す歌に言いたい諦めてくれ

キレイになったと言われ怒る君、前から可愛いよでも言わないよ

ふは、と笑うきみその笑い方が世界で一番私好み

髪の毛は黒が一番と言われ続け未だに信じる22年間

ゆるやかに時が濁りゆく布団にて風呂に入れないじぶん責めたり

温かく受け入れてくれて離れたらすぐ冷たくなる君はお湯なの？

きみとぼくでしか詠めない短歌なぞやめちまえ絶対にやめない

キャンディーの袋を開ける瞬間に私のことを思い出してね