ひどい虚無感に襲われた話
ここ数日、ひどい虚無感が心のなかにあった。
私は2年弱ほどWebライターをしてきたが、ある人からその仕事について
「意味あるの?」
「ネットにある似たような記事をまた作ってるだけだよねぇ」
などと言われた。それが虚無感の発端だ。
昔から物書きになりたかった私だが、この言葉は心にひどく突き刺さった。言った本人は
「気にしないでいいから」
「ただ(冗談で)言っただけだからね」
とあっけらかんにいうが、正直私は未だモヤモヤが取れていない。
兼業しているアルバイトの方が、よほど意味のある仕事だなと思った。
Webライターの仕事をこなしながらも「意味ある?」「こんなことして報酬もらって何になる?」とばかり思う。
実際、レギュレーションやルールなどに沿ったり検索キーワードを意識したりするのは、性に合わないとさえ感じている。
地元のスポット紹介をする記事や、趣味でやってる創作小説は自らのオリジナリティーを出せるから、報酬云々以前にやりがいはあると思う。
Webライティングでもオリジナリティーを出そうとしても、なかなかそれは難しい。シンプルに力量不足でもあるけれど…
気晴らしに小説を読んだり、かわいい動物の動画を見たりしている。なんとかそれで虚無感を和らげている。
まだまだ虚無感に苛まれるだろう。
だけど、「物書き」の自覚は忘れないでいきたい。未熟者ながらも、文章でお金をもらっていることに変わりは無いのだから。
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