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子どもの詩

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自分の子どもに育てられている大きな子どもの詩です。 子どもの掛けがえのない今を残しておきたいから作ります。いつかのあなたに届くといいな。
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2020年10月の記事一覧

♯子どもの詩 日常が好きだから

♯子どもの詩 日常が好きだから

あなたと仰いだあの空は
ピンク色だった
淡いピンクが広がるあの空は
どこまで続いているんだろう

こうしてあなたと過ごした静かな時間も
止まることなく進んでいる

あなたは転んだ
そんなに空を仰ぎ見たら
無理もない

私が過ごしたあの時間は
どこにもない
それなら
あなたと過ごしている今の時間は
いったいどこに行くのだろうか
私が過ごすであろうこれからの時間は
どこに進んでいくんだろう

あの空が

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♯子どもの詩 あなたとの日常

♯子どもの詩 あなたとの日常

さっきテーブルの下に潜っていたのは
馬油を塗っていたんだね
てっかてかだったあなたのおでこ
いつの間にか顔に馴染んだみたい
私がそう言うと
パパが自分のお腹を指さした
脂ぎったヒートテック
パパに塗り付けても
あなたからはまだ馬の匂いがする

今日は何するの?
今日は何をしようか?
あなたとの日常が今日も待ち遠しい

♯子どもの詩 今日の晩御飯

♯子どもの詩 今日の晩御飯

せっかく作ったあなたのリクエストは
まったく手をつけられることなく
私たちをじっと見つめいていた
ふりかけご飯が美味しくて
お代わりをしたあなたに食べてほしかったから

あなたに却下された私のリクエストは
あなたに確認されることがなく
今日の晩御飯になる予定
あなたのリクエストを
私が食べながら
シチューが食べたかったって思ったよ

もしシチューだったら
あなたは食べてくれたのかな
今日の朝ご飯も

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♯家族の詩 私の彩り

♯家族の詩 私の彩り

あなたが帰ってきて
お部屋がぽっと明るくなった
その後パパが帰ってきて
心の中まで明るさが広がった

あなたとパパで
やっと見える
行き先がなかった私の旅路
どこに行くか
何があるか分からなくても
光があれば
進んでいける
あなたとパパの両方が
私の彩り

あの時知らなかったあらゆる感情が
今の私の中心で
私の全て

お帰りなさい
そしてありがとう
あなたとパパのいる
何でもない日常が今日も続いて

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♯子どもの詩 ごめんねとありがとう

♯子どもの詩 ごめんねとありがとう

日曜日
お腹が痛いと言い張るあなたが
無理やり仕事だったパパを
連れ戻した

お腹が痛いのは親の気を引きたかったからかもしれない
そう話す医者の話に
身体が悪くなくてよかったと思えるだけではない
何かが私たちを変えた

お腹が痛かったはずのあなたは
よく食べよく走りよく笑った

パパが仕事に行くのを嫌がって
結局パパはあなたと一緒にいた
一昨日のパパが
いつもと違うのに
あなただって気付いていたん

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♯子ども 届かない感情の先にいつも辿り着く

♯子ども 届かない感情の先にいつも辿り着く

あなたは覚えていてくれる?
私が息ができないくらい
あなたは顔をくっつけて
顔が痛いくらい
強く強く
顔をくっつけたあの日

あなたは知らなかったよね
あの時私がパパに少し申し訳ない気持ちだったこと

あなたがなかなか眠れないのを心配していたのに
あんなにべったりだったパパじゃなくて
結局あなたは私のところに行ってしまった

あなたは結局私で安心する
それは私も同じだけど
私はそんな時ずっとこれが

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