人の死なない話をしよう/笠原楓奏 読了。
【短歌集】人の死なない話をしよう / 笠原楓奏(ふーか) | レソノサウンド resono-sound (thebase.in)
皆さんは、創作において人を死ぬシーンをどう思うか。
僕は、ドラマで人が殺されるシーンを見ると、怖いなと思う反面、殺す人殺される人の演技がすごいなと思ったりする。
そんなことはどうでも良い。
この作品のタイトルにもある通り、この歌集では誰も人が死なない。
そして作者の笠原楓奏さんは、人の死ぬ作品について、この歌集で言及している。(ネタバレを控えるため、どう言及していたかは書かないが。)
この歌集の作者の笠原楓奏さんの短歌をXで元々拝見していて、ずっとこの歌集が気になっていた。ようやく手にいれることができ、とても嬉しい。
皮肉っぽいけど、皮肉ではない。そう感じるよな短歌が多く、僕はそれが好きだ。
僕は、よく歌集を読む。でも、感想を言うことが苦手だ。
短歌に対する造詣がなさすぎるせいか、「よかった」しか出てこない。
そんな僕だけど、この歌集は、とてもよかったと思う。
遊び心もどこか感じて、読んでいてとても楽しかった。
短歌に親しみのある人も、ない人も。
文章を読むことに苦手意識のある人にも。
おススメしたいと思った。
是非、読んでほしいと思う。