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「英語が話せない」のは英語力のせい(ばかり)ではなかった...②
こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。
英語を話す段になって、
「単語が思い出せない」の前に
そもそも「何を話したらいいのか」で
つまづくことってありませんか。
そんな悩みを持つ人のためのヒントを
お伝えしています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
日常会話より一歩踏み込んだ深い話が
英語で出来るようになりたい
「英語が話せるようになりたいな」から
一歩踏み込んで、英語を使って
「何が出来るようになりたいか」が
イメージできると学ぶことの焦点が
定まるし、より楽しく続けられる
「〇〇について深い話がしたいから、〇〇に関する単語を調べてみよう」
「英語=やらなければ」だった学生時代とは
違う、自分で決めながらの英語は
なかなか楽しいものです。
Bさんが今、頑張っているのが
自分の考えを、今つかえる英語で表現して相手に伝えること
取り組んでいる学習の1つが
①英語ニュースを読んで②感想を書く
自分の興味のあるニュースを選んで
①読む、までは問題ない。でも②が...
「感想を書け、と言われても何も思いつかない」
相談をされたとき、「もしかしたら」と
ある原因に心当たりが。
それは
「感想の決定版」を書こうとしていないか
「ザ・感想」を作り上げようとしていないか
読んだ人が「なるほどね」とか「確かにそうですね」と納得する感想を書かなくては、という使命感をもってしまっていないか
宿題として取り組んでもらっていると
「きちんとやろう」という気持ちが
必要以上に大きくなることがある。
きちんとやって欲しいな、と思う
宿題もあるけど、感想は違う。
きちんと納得感のもてる立派な「感想」じゃなくて、あなたの個人的な思いや経験が聞きたい
Bさんとそんな話をしたあと、
実際に練習してみました。
一般論じゃなくて独自の「切り口」で
ニュースを斬る方法
ここからはセッションを体験するつもりで
ぜひ一緒に考えながら、やってみてください
使ったニュースは、こちら↓
![](https://assets.st-note.com/img/1718514431573-ZktKgZunYK.png?width=1200)
1) まず、記事を読む
Bさんは1回音読して意味は8割OK
2) どんなニュースか確認する
デンマークの首相が襲撃された
捕まった犯人は酒と薬物の影響
→犯人は首相と知らずに襲撃
ヨーロッパの国々は襲撃に憤り
EUでは多くの政治家が襲撃されている
私「いま何か感想って思い浮かびますか?」
Bさん「いやぁ、こういうニュースの感想が困ります」
独自の「切り口」を作ります
どんな角度から感想を言ってみたいですか?
3) 気になったポイントを選ぶ
ニュース全体ではなく一部でOK
わたしが気になったのは...
1)デンマークって女性首相なんだ
2)薬物って社会問題なのかな
3)安倍氏の襲撃はびっくりしたな
4)コペンハーゲン行ってみたいな
ニュースに関係あるっちゃあるけど、ないっちゃない
この程度で大丈夫です。
例えば、1)を展開させるとしたら..
I didn't know Denmark has a female prime minister. We've never had one in Japan. In fact, the number of female politicians is very limited. Taking a leadership role is very challenging for me. I wouldn't want to be a prime minister but might be able to do something to develop the next generation of female leaders.
(デンマークは女性首相だとは知らなかった。日本にはまだ女性首相がいたことがない。女性政治家の数も少ないし。私はリーダーになるのはとても無理。首相になりたいとも思えないけど、次世代の女性リーダーを育てるために何かできるかも)
「デンマーク首相が襲撃」というニュースへの感想です
と差し出されたら「??」と
なるかもしれません。
でも会話って、
こんな感じじゃないですか?
相手の話を聞いて、その話を
発展させてもいいけど、
話題を変えてもいい。
[会話]って転がすものだから
相手の言ったことに、いつも正面から答える。
正論、一般論ばかりを言う。
そんな肩の凝りそうな
やり取りばかりじゃない。
「えー、その話は興味ない」と
思ったら自分の世界の扉を開けて
相手を招待して引き入れちゃう。
そんな会話のやり取りを
英語で練習できちゃうのが、
英語ニュースに独自の切り口で感想を言う
学校のレポートや正解のあるテストじゃない
相手を納得させたり、感心させるのではなく
自分の個人的な経験や想いを伝えてみる。
それが「面白い感想」だと思う。
人生経験豊かな大人だからこその
コミュニケーションを楽しむ。
だから
「英語=やらなければ」だった学生時代とは
違う、自分で決めながらの英語は
なかなか楽しいものです。
英語力うんぬんの前に「何を言うか」で
つまづくなら、独自の切り口を磨いて
みるのもいいですよ。
読んだ人が「なるほどね」とか「確かにそうですね」と納得する感想を書かなくては、という使命感を大切にしたい気持ちは一旦おいて。相手が聞きたいのは、きちんと納得感のもてる立派な「感想」じゃなくて、あなたの個人的な思いや経験かもしれません。
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