自分を思いやる力を身につけよう

自分を思いやるというのは、身につけることができる力なんです。自分を思いやることができずに、厳しくしてしまう人は、自分を思いやる力が身についていないだけです。

自分のミスが許せなかったり、ミスしたことをいつまでも引きずってしまったりすると、そんな自分じゃダメだ。もっとしっかりしないと。と自分に厳しくしてしまう人っています。

それで改善されて良くなればまだいいかもしれないけれど、厳しくしたところでまた同じミスを繰り返してしまうものです。そうすると、また自分に厳しくしてしまいます。

そこで必要なのって本当は厳しさではなくて思いやりなんです。

ミスして落ち込んでいる友だちがいたら、きっと優しい言葉をかけると思います。そうしたほうが相手のためになるし、元気が出るからです。それは、自分の場合も同じです。やっぱり優しい言葉のほうが嬉しいし、元気が出ます。

自分に厳しくするスパルタ教育は、もう時代遅れです。自分を思いやる力を身につけましょう。

身につけるということは、練習が必要ということでもあります。とはいえ、別に難しいことはありません。友だちを思いやることができるのであれば、同じことを自分に対してしてあげるだけです。

最初は自分を思いやるというと、甘やかせてしまうのではないかと思う人もいるかもしれません。それでもいいと思います。自分に厳しくするよりは、甘やかすほうがよっぽどいいと思います。

最初はぎこちないかもしれないけれど、続けていくうちにうまくなります。自分を思いやる力を身につけましょう。