自信を持ってしまうとなぜ都合が悪いのか?
あなたは自分に自信がありますか?
なかなか「はい!」とは言えないかもしれません。
自信はないよりはあった方がいいような気がします。だけど、実は自信を持つと都合が悪くなることもあります。
以前の僕はこのパターンにはまっていたように思います。このパターンにはまってしまうと、動けなくなってしまいます。あなたにはこのパターンにはまってほしくないです。
では、それはどんなパターンなのかというと・・・
自信がないことを行動できない理由にすることです。たしかに自信がある方が行動しやすいのはあると思います。だけど、それは自信がないと行動できないわけではありません。
行動すると何かしらの結果が出ます。それは、良い結果もあれば悪い結果もあります。何か新しいチャレンジであれば、悪い結果の方が多いかもしれません。
結果が出ないのは、あまり気分の良いものではないですよね。では、悪い結果が出ないようにするにはどうしたらいいのか?
そうなんです。行動しなければいいんです。行動しなければ良い結果は得られません。だけど、悪い結果を避けられます。
人は喜びを得るか、痛みを避けるために行動するものですが、痛みを避ける方が行動の動機としては強力です。
ただ、行動しないという自分を正当化する必要が出てきます。そこで出てくるのが「自信がない」なんですね。
自分は悪くないんです。ただ、自信がないのが悪いんです。こうやって、自信がないことを行動しない理由に仕立て上げます。
「自信があれば行動できるのに」
「行動できればうまくいくはずなのに」
といった感じでしょうか。
だけど、実は逆です。心の奥の無意識では行動したくないから自信がない状態を作り出しているんです。なので、自信を持ってしまうと都合が悪いんです。行動しないための理由がなくなってしまうからです。
このパターンにはまると動けなくなってしまいます。表面的には自信がないから行動できないと思っていますが、心の奥の無意識では行動したくないから自信がない状態を作り出しています。
この状態だと自信を持つことはできません。
なかなか自分に自信が持てないときは、自分の心の奥をのぞいてみましょう。自信を持ってしまうと何か都合が悪いことがあるのかもしれません。