断捨離のコツ

個人的なことですが、今月末に引っ越します。
少し前から引っ越しに向けて断捨離をしています。

だいぶ減らしたつもりですが、引っ越し用のダンボールにつめていくとけっこうあります。

モノを手放すって意外と難しいです。
家の中にあるものは、今は不要になったとしても、そのときは必要だと思ったからこそここにあります。

明らかに不要なモノは、手放すのも簡単ですが、難しいのはまた使うかもしれないモノです。

よく、1年使ってなければもう使わないので手放してしまっていいといいます。

理屈ではそうかもしれませんが、モノを手放すって理屈だけでは決められないものです。

人って損をしたくない生き物です。
なので、わざわざお金で買ったものを手放そうとすると、損した気持ちになるんですね。

「今は使わなくても、いつか使うかもしれない」
こんな感じの言い訳が心の中から聴こえてきます。

それに、なくてもいいかもしれないけれど、あった方がいいということもあります。

実は自分でもわかってるんですよね。
「いつか」は来ないって（笑）

少し前からの断捨離でわかってきましたが、どうやら何段階かに分けて手放していくのがよさそうです。

今家にあるものって大きく3つに分けられます。
それは、
・必要なもの
・必要でないもの
・必要かもしれないもの
の3つです。

まずは必要でないものから手放していきます。
もういらないって思いながらも、ずっと家にあるものってけっこうあります。

最初は、必要でないものでも、いざ捨てようと思うとためらってしまうこともあります。ためらわずに捨てられるものから捨てていきます。ためらってしまうものは、一旦、必要かもしれないものに分けます。

必要でないものを捨てたら、次は必要かもしれないものに取りかかります。必要かもしれないものの中でも、かなり必要かもしれないものと、そこまで必要ではないかもしれないものに分かれます。

まずは、そこまで必要ではないかもしれないものを捨てます。モノを手放すって、最初はためらってしまいますが、慣れてくると気持ちがスッキリしてきます。

うまく言えないんですが、捨てるのが快感になっていくんです。モノを手放していくと、部屋にスペースができてきます。部屋の広さに気づくと同時に、モノに囲まれて生活してきたことにも気づきます。

そうなってくると、最初ためらっていたものでも平気で捨てられるようになります。その勢いのまま、必要かもしれないものをゼロにします。捨ててしまうか、必要なものにするかですね。

そうすると、部屋にあるものはすべて必要なものになります。一旦は。

そして、半月くらい経ったら、再度部屋にあるモノを見直します。不思議なもので、「なんでこんなもの取っといたんだろ」みたいなものが出てきますので、また捨てます。

これを何度か繰り返すと、だいぶ部屋の中がスッキリすると思います。