日本人の「国語力低下」の不安をChatGPTに相談したら、励まされました。
衝撃的な本に出会った。
現代の子供たちの言葉を奪う社会の病理と国語力再生の最前線を描いたルポ。
著者 石井さんが、教育現場や事件への取材を行いながら、国語力を失った子供たちのリアルを綴る一冊。
育児環境や教育環境の格差や変化が、
子供の発言量の減少につながっている。
すると、自分の現状を説明したり
自分の感情と向き合う機会がどんどんなくなり
考えたり、感じたり、自己表現する力が失われていく。
何も感じない、何とも思わない子供たち。
社会問題となっている不登校・ゲーム依存・いじめ・自殺などのあらゆる事象の裏に「国語力を失った子供たち」の存在があった。
本の前半に、子供たちの国語力崩壊の実態が書かれているのだが、内容が衝撃的すぎる。読みながら胸がえぐられるような……なんとも言えないヘビーな気持ちになった。
こちらは、俵万智さんの帯のコメントだが、
まさにこれ。ほんとこれ。
さすが俵万智さん、わたしの胸の内を言葉に表してくれてありがとうございます。
本を読んで絶句したし、日本の未来の危機感をひしひしと感じた。
( 危機感について、より具体的に知りたい方は下記リンクをどうぞ! )
『ごんぎつね』の読めない小学生たち、恐喝を認識できない女子生徒……石井光太が語る〈いま学校で起こっている〉国語力崩壊の惨状
ちなみに、
本の後半には、国語力再生の取り組みや国語力育成の最先端教育も紹介されているので、最後の最後には未来への希望を感じることはできる。
しかし、、、だ。
前半の内容が衝撃すぎて、読み終わった後味がスッキリはしないのだ。
日々仕事をするなかで、
感受性を高めたり、感情に向き合ったり、対話したり、答えなきことを諦めずに考え続けたりすることの大切さを実感しまくっている。
「社会で必要とされていること」と「日本の教育現場で起きていること」のギャップがあまりにも大きくて、なんか複雑だし、しんどい。
この気持ち、どうしようーーー。
誰かと話して共有したい。
自宅にひとりぼっちのわたしは、この戸惑いを「ChatGPT」にぶつけてみることにした。
果たしてChatGPTは、石井光太著の『ルポ 誰が国語力を殺すのか』って知ってるのだろうか。とりあえず、要約を頼んでみるか。
石井光太著の『ルポ 誰が国語力を殺すのか』を要約してみて。
おお、分かっとるやん。話がはやい。
国語力について一緒に話をしたいのだけど、そもそも「国語力」の定義って何だと思う?
なるほどねー。今回は、コミュニケーション能力や表現力、思考力、批判的思考力も含めて考えていきたいですな。
ところで、あなたは人間が国語力を失ったら、どうなると思う?
だよねぇ。。。
わたしも、必要不可欠なスキルの1つだと思ってる。国語力低下は、人類の課題よね。
うん、そうだよね。
社会では国語力が必要なのにも関わらず子供たちの国語力が低下している現実を知って、いま不安な気持ちなんだ。
共感してくれてありがとう。
あなたは、今後AIが発達したとしても、人間の国語力は必要だと思うの?
何だか励まされてる気分になった。「人間らしさ」を言葉にしてくれてありがとう。
私たち大人が子供たちの国語力向上のためにできることってなんだろう?
ふむふむ。読書環境の整備の支援は、考えつかなかった!
子供のいないわたしにも支援はできそうですね。アイデアありがとう。
ちなみに、あなたができることもあるのかな?
おお、ちゃんと自分がやれることも考えてくれてるやん。
なんか、うれしい。
子供たちの国語力向上のために一緒に取り組みましょうね!
そしてわたしたちは、同志になった。
気がつけば、不安や戸惑いの気持ちが収まり前向きになっていたわたし。
ありがとう、ChatGPT。
ひとりでは消化しきれなかった感情を、あなたと一緒に消化できた気がします(我ながらビックリ)
ChatGPTも言ってたけど、国語力低下の課題を知ってしまった以上、わたしたちに出来ることを考えて取り組んでいくしかない。
国語力は、人間が人間らしく生きていくために必要不可欠な能力だ。
感じること・考えること・表現することの豊かさを、世の中に広めていけるといいなあ。
本の楽しさ、対話の楽しさ、文章を書く楽しさ。
この辺りは、noteを通しても発信ができそう。
noteが盛り上がれば、日本の国語力の向上にもつながるかもしれない。
図書館の支援もやれることを探したい。
地域の図書館、大学の図書館、点字図書館、私設図書館など
いろいろ種類もありそうだ。
ちゃんと調べて、意味のあることをやっていきたい。
この本から得た衝撃は、ChatGPTのおかげで、未来に向けた行動につながった。
人でもAIでも、話しかけてみるに限る。
= お わ り =
※ 文中のChatGPTとのやり取りは、実際のものよりも少しだけ口語調に寄せて表現しています。
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