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正社員でいることが唯一の正しさだった私が選んだ、新しい道
こんにちは。シングルマザーのれいこです。
私は20代で正社員として3回働いています。
転職を繰り返してきた私は、「何をやっても続かない」ダメ人間だと思っていました。実際続いてきてないし。そして出会ったこの記事。
リンク先のブログでライフコーチが出てきますが、私はなおとさん(@naoto_ohanashi)をライフコーチとして雇っていました。この人が私の人生を変えたと言ったら過言っぽいんだけど、過言じゃない。
月並みな言葉しかないのが申し訳ないけど、彼の言語化に対する熱い想いにほへぇ〜と感心させられています。とにかくすごい。会社で生きてたら聞かない言葉がポンポン出てくる。
コーチと出会えたことで「自分らしさ」とかいう世間でもよく聞く言葉を自分の身で体感した。私はずっと自分らしく生きてる!はず・・と思い込んでいたけどそうじゃなかったみたい。
正社員の呪いが少しずつ解けてきたから、よかったら聞いてほしい。そして、私の起業に対する想いも少しずつ言葉にできてきたので、受け取って貰えたらうれしいです。
過去の私のような人が、正社員でいることだけが全てじゃなくて「本当のやりたいこと」が見つかりますように。
20代で正社員として3回働いた私の価値観
過去の話はブログにたくさん残してきてるんだけど、私は働くのがとにかく好き。
誰かが褒めてくれるし、誰かが必要としてくれる。喜んでくれる。自分の経験が増えていく。小さなことかもしれないけど、それが生き甲斐でした。
けど、実家でずっと暮らしていた私は親の目をとても気にしていました。
「れいこはいつも言うことを聞かない」なんて言葉が耳に残ってる。けども私からしたら「言うことを聞けない自分でごめんなさい」と小さく心の中で謝罪していた。真面目な両親の元は、自分の場所なはずなのに少しだけ居心地が悪かった。
楽しいことが好きだった。
19歳で初めて住み込みでリゾートバイトなんて行った時には毎日がワクワクで、毎日がキラキラで。1日に客室の清掃とバイキングのスタッフ両方やるし、とっっっっても忙しいはずなのに非日常感でそんなことどうでもよかった。
けどこれは大学の夏休みで行ったバイトだったから、1ヶ月もしたら帰らなくちゃいけない。仕方なく帰って、次は雀荘で働くことにした。時給が高いからって理由だったけど、麻雀を覚えるのは難しくても楽しかった。
カフェの店員みたいな制服もあったし仕事内容は楽しい。ずっと働きたいならプロ試験に受けてプロとして働くこともできた。実際、一緒に働いていた知り合いは今もプロで活躍してる。私とは麻雀への熱が違うように感じた。
私は「楽しい」だけなのだ。
それだけだと仕事にならないんだなぁと「好きを仕事にしよう!」って言うフレーズを嫌味に思っていた。
初めての正社員。楽しいのに、つまらない
そんな感じで楽しいだけじゃ仕事にならないんだな〜と思ったわりに楽しいを求めてしまう自分がまだいた。ので「おしゃれなオトナになりてぇ!」と思い、ちょっと年齢層が高めなセレクトショップで働くことに。
この頃には大学を中退してしまったこともあって、正社員で働けないと思ってた。だから社会に潜り込めたことに大満足してた。
だったはずなのに2年も経つと「かわりばえしないなあ。つまんないなあ」と気持ちが変わっていた。
服のことを考えるのは楽しいけど、それは最初だけだった。あればあるほど、なんの服を好きかわからなくなる。周りは季節ごとにどんどんおしゃれにアップデートされていく。当たり前なんだけどね。
私は自分が満足して服が着れればいいのに、なぁ。
おしゃれはわかるけど、日々に学びがないことに焦りを感じていた。こんな自分でいいのだろうか。正社員を手に入れても、アパレルの正社員では、世間が認めてくれないのでは・・?
そんなことないのに、ふわぁっと降ってくるように不安が頭の上に確かにいる。少しずつ重たくなってくる。
謎の言葉「石の上にも三年」を信仰していたので三年までは頑張るしかないと心を殺した。今思えばそんなの全く必要ない。
2回目の正社員。ぜんっぜん楽しくない!
そして「日々学べて成長できる方がきっといい。私は他人より頑張らないと。大学を中退したんだから・・」と呪文のように自分に大学中退の呪いをかけた。
そしてOLとして働く道を選んだ。
こっちの方が「それっぽい」と思ったから。
コミュニケーションやビジネスの本を読んで、他人に求められる自分を徹底的に作りあげた。
次は技術者派遣会社の事務。全国転勤があるような大きい会社に潜り込めた。やった。やったぁ。ここで仕事を覚えれば、私は認められる人間になれるんだ。あとは自分ができる最善を尽くすだけ。
そう思っていたけど未経験からお仕事するにはちょっとキャパオーバーだった。自分を責め続けて、結局お医者さんのお世話にもなった。
「ずっと座ってる仕事」という意味では本当につまらなかった。
多分生まれ持った性質なんだと思う。メールのチェックや請求書の作成、給与表の作成。未経験の職種への転職は簡単じゃなかった。手作業の部分が多く間違っていることもあって、「給与が違う」と指摘のメールを頂くこともあった。
当時を知る人がこのブログを見ていたなら全力で土下座させてほしい。お元気でいらっしゃいますでしょうか。
そんなトラブルを起こしつつも、一つ一つ見ていけばエクセルの機能も覚えたし社会保険についての知識もついた。新しいことを覚える楽しさはあった。そして技術者さんたちがとても面白かった。
シンプルに人が好きだった。
ここでたくさんの人の暖かさを知った。
でも座ってるのは苦痛だった。
スケジュール通りに仕事をすると1ヶ月があっという間に過ぎてしまう。「これが求めてたもの?」と悩みはじめる。
転職をしたいけど、好条件の仕事を手放したくない。アラサーの私はひとつ歳を重ねるごとにスキルや経験を求められる。ここで辞めたら、市場価値は下がってしまう。けど、どうしよう・・。
悩んでいるうちに妊娠した。人生は小説よりも奇って本当じゃん。その後も奇な出来事は続くんだけど、ここでは置いておいて。
結局、子どもを抱えて以前のようには働けない。
しかも結婚生活は明るいものじゃなかった。そして起業をしてみたくなる。いきなり起業?って思われるかもしれないけど、人生上手くいかなすぎてやけくそになったのだ。
ブログの冒頭に出てくるなおとさん(@naoto_ohanashi)に家賃1年分以上のお金を支払い、ビジネスコンサルを兼ねたコーチングを受けた。
彼は幸せな生活を手に入れていたので妬ましく、腹立たしく思うこともあった。私の感情はいつだってドロドロしてた。ごめんね。当時の私に付き合ってくれてありがとう。
けど「お金を払ってまで雇ってるんだもんなぁ」と思うことで少しずつ前に進むことができた。お金の力ってすごい。コーチングが人生で一番高い買い物、次がパソコン。MacBook。
なんのためでもない貯金をしていてよかった。今でもMacBookは私の相棒でいてくれてる。この文章だってMacBook。
そういう意味では、実家暮らしでコツコツお金が貯まる正社員はすごくよかったと思う。定期的に収入がある。安心できる。けど、安心があってもお金の使い道はなかったから貯金をしていた。それが正しいと思っていた。
「何かあったときのために」のお金だったけど、何かとはなんだったんだろう。
コーチングとして自己投資をしていなかったら、誰かの借金の肩代わりにでも使っちゃいそうな私だった。だって使い道がないんだもん。
3回目の正社員は、挑戦だった
そして起業!と言っていたのに結局また正社員に戻る。
「誰かに自分の声を届けられる」そんな確信だけはあった。あったけど、発信するにしてもお客さんと出会おうとするにしても、私には自信がなかった。矛盾してるけどそんな気持ちだった。
本当にコーチングという経験を通して、
私は変われたのか?
変わったと思い込んでいただけじゃないのか?
自問自答を繰り返していたので「だったら他人を通して自分を見つめればいいじゃん」と思って自分を社会に放り込んだ。
リフレッシュもしたかった。ひとりで子育てするのもしんどかった。出産してからほぼひとりで育児してるのも、ストレスが重なっていた。
ビジネスは難しい。
社会で働いてる方が全然ラクなのだ。
なんせ3回目の正社員。次は営業の仕事。空気で人の熱がなんとなく分かる。合う合わないも、なんとなく分かる。なんとなくでしかないんだけど。
「やらなくちゃ」と思って仕事してた時はあんなに辛かったのに、「やってみたい」と思った仕事は楽しめた。人と話すのが好きなんだと、改めて実感した。
次の挑戦は、自分を売ること
冒頭でも話したけど、転職を繰り返してきた私は、「何をやっても続かない」ダメ人間だと思っていた。けど、これまでの体験で気づいたことがある。
販売、営業と人と関わるお仕事をさせてもらう中で「もっとこの人の話を聞きたいなぁ」と思うことがたくさんあった。けどこっちはあくまで「会社の」商品を売る側で、相手は「会社の」商品を買う側で。
事務の仕事をしていた時は「もっと話をしたいけど、山積みの仕事があるから・・。下手に世間話するよりかは、相手の時間をもらっても悪いし、手短に」と用件だけで済ませていた。
知り合いに話す時だって「こんなふうに思われたら嫌だなぁ」とか「気を遣わせてるなぁ」と思うとさらけだす事はできない。
だから私は、自分をさらけ出していいよ、と許可をもらうためにお金を払う必要があった。
意味をわかって頂けるでしょうか。
「なんでも話せばいいじゃん?」って感じなんですけど。
目の前に人がいると自分の本当の気持ちよりも空気や場に適した言葉を探すクセがある。その時間は楽しいことに違いないけど、少しだけ、作ってしまう。「聞き役」のキャラを作ってしまう。(もちろん聞いてもらうこともあるんだけどね)
そしてコーチングと出会って、自分の話をめちゃくちゃに聞いてもらった。辛くてしんどかった私が、たった一人に、めちゃくちゃ自分の話を聞いてもらうだけで救われた。
知らない人ともっと話がしてみたい。
いろんな人の価値観をのぞいてみたい。
正社員の働き方でそれができなかった。
いつも、
「もっと何かできたのかな・・」と思ってた。
それなら、そんな後悔がないようにしたい。
安定収入よりも、
自分の「聞きたい」をもっと満たしたい。
それなら、自分で働く方向に変えよう。
「あなたに話を聞いてほしい」と
言ってくれる人とだけ、
とことん話し込めたらどれだけ幸せだろう。
そんな思いを形にしたくて、私は今日も発信する。私の人生に何かを感じてくれたあなたと出会いたくて、日々を過ごす。
ちなみにブログを書いてるといつの間にか2時間は余裕で経っていて、ちょっと疲れがあって。始める前は1時間で済ませるはずだったのに。
気持ちを言葉にしてるだけなのに、この時間は今までの仕事の何よりも、満たされる感じがする。
「楽しい」だけではなくなってしまったけど、「やりがい」に似たものを感じている。ちょっと難しい。
人にわざわざ読みにきてもらって、ここまで目を通してもらって、さらには話したいなんて思ってもらおうだなんて正気の沙汰ではないよね。
けど私は今まで知らない正社員じゃない道を、わくわくしながら、時にはめそめそしながら進んでいく。
正社員の時だってめそめそしてたんだからわくわくがある方がいいよね。今日は長くなっちゃいました。4000字もあるんですよ。疲れちゃいましたよね。
少し目を休めて、
せっかくなので私のことを考えてみてください。
あなたへ言葉を渡す準備ならできています。
うふふ。
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