最適な投資方法の見つけ方~分散投資と集中投資~③
こんばんは!
数ヵ月に一度の突発性サボり症に苛まれ、久々の更新となったレイです。
#ただの言い訳
#また毎日更新始めます 。
本日は先日の集中投資と分散投資の比較についての続きをみていきたいと思います。
月5万の分散投資を30年続けて納得のゆく金額が得られるかチェック
※このシミュレーションはあくまで机上論です。
年あたりや月あたりの収益を見せているのはイメージを見せたいので、安定してこの収益が出続けるわけではないのは注意です。
▼3%で30年間運用した場合
※ちなみに、先ほど紹介したGPIFの運用リターンは約3%弱です。
投資元本1,800万だとすると、資産総額は2,900万になります。
この時の利益は1,100万円(税引前)になるので、30年で割ると1年あたりの利益は37万円(月当たり3万円)になります。
いかがでしょうか。
分散投資しているとはいえ、このレベルのリターンのために自分の大切なお金を「リスク」にさらす合理性はあるのでしょうか。
場合によっては、このぐらいのリターンだったら預金でいいやという方もいるのではないでしょうか。
▼5%で30年運用した場合
投資元本が同じく1,800万だった場合、資産総額は4,093万円になります。
この時の利益は、2,293万円(税引前)で30年で割ると1年あたりの利益は約76万円(月6.4万円)です。
いかがでしょうか。
生涯賃金が2,300万円増えると考えると、それなりにインパクトがある数字な気がします。
とはいえ、年利5%はそれなりにリスクの高い設定なので「リスクの高い資産運用なんかやってないで、自己投資して転職するなりして稼いだ方が確実」と主張する人がいるのも頷けます。
※自己投資も資産運用も両方やればいいのですが、資産をリスクに晒さずとも「生涯で欲しいお金」が稼げるのなら、心の平穏のためには投資なんかしない方が良いかもしれません。
▼7%で30年運用した場合
投資元本は同じく1,800万円だった場合、資産総額は5,880万円で利益は4,080万円(税引前)です。
30年で割ると、1年あたりの利益は約136万円(月11.3万円)です。
※米国株のリターンが年利6~7%と言われていますが、日本人から見ると為替リスクもある外国株に100%投資してやっと得られるレベルのリターンの水準が7%ということです。
いかがでしょうか。
これぐらいの金額になると、かなりインパクトがあるように思えます。
まとめると・・・
毎月5万円を30年投資した場合は、
利回り3% 純収益1,100万円 年あたり37万円 月当たり3万円
利回り5% 純収益2,293万円 年あたり76万円 月当たり6万円
利回り7% 純収益4,080万円 年あたり136万円 月当たり11万円
投資元本1,800万円から、これだけの収益が生まれます。
教えて頂いてる方の感想だと、この中で分散投資をしつつ比較的「現実的」に達成できそうと思えるラインは3~5%の間ぐらいで思っておいた方がちょうどいいかなということでした。
もちろん米国株を長期見るとそれ以上の期待値もありますが、やや現実的に厳しめで見た数字です。
つまり毎月5万円という投資水準を前提とすると生涯で使えるお金が1,000万円~2,000万円増えるというレベルで納得できないのならば、集中投資した方が合理的です。
一方で資産が1,000万円~2,000万円も増えれば十分だという人にとっては、分散投資は悪くない選択肢とのことでした。
明日はこのような数字的考え方も踏まえ、一番大切な考え方は「投資目的」に合った「投資手法」がわからないことが問題ということについて、アウトプットしていきたいと思います。
ではまた。
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