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#文学
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『Playing Kafka』— “カフカの小説とは、笑いと恐怖のコントだった”と無料で気づけるゲーム。プレイヤー自身が得体の知れないシステムとなり、『審判』や『城』の主人公の運命を操作するかのようなADV
文学とビデオゲームの関係ということでは、数ある古典的な小説家のなかでもフランツ・カフカの小説ほどビデオゲームにインスパイアを与えたものはないように思う。しかし、ここまでの不条理文学の古典となりすぎることで、固いイメージが少なくないだろう。 『Playing Kafka』はそうではなく、「あの小説はよく考えたらコメディとホラーが混ざり合ったコントみたいなものだったのではないか?」と、ビデオゲームの力によってかの古典を再解釈させる力を持つ一作なのである。 そんな再解釈を無料で
¥300
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▼言語▼文学から単語を探し、まさかの “Haiku(俳句)”を生み出す言語探索パズル『Haikuna』【月の裏側のビデオゲーム】
シーズンテーマ『言語』で特集しているタイトルです 『Haikuna』とは英文の中から単語を見つけ出し、日本の俳句——いや、 英語による“Haiku”を完成させるという、異色の単語探索ゲームだ。 本作は、英語による文学から、日本語による俳句を生み出すという、言語間の意味の違いから、別の可能性を見出していく一作でもある。英語と日本語、それぞれの言語で表現できる違いについて理解がある、翻訳などを行うゲーマーに遊んでみて欲しい一作でもある。 執筆 / ようげ 編集 / 葛西祝
¥200〜
割引あり