短所を直すより、受け容れた方が手っ取り早い件。
私は自分の短所をすぐ直したがる。
『努力は報われる』という言葉が好きで、報われたこともあるもんだから、自分の短所を直したら報われる、幸せになれると思っていた。
前回も書いたが、自己否定をどうにかしたくて、この1,2年はひたすら自分と向き合っている。
すると、どうしても短所ばかり目がいくようになる。
そして、責めてしまう。
「れいちゃんアホや〜ん」と言われて、カチンときた私は冗談が通じないなぁ…。
『あの人と目を合わせずにバイバイしたけど、変な風に思われてないかな…』と気にしすぎるなぁ…。
「頑固だね」と言われて、確かにそうかもしれないなぁ…。
冗談が通じなかったり、人の想いを気にしすぎたり、他人が貼ったレッテルを信じたり。
でも、先月の交通事故で自分を労ったり慰めたりするようになってから、疑問に出てきたことがある。
なんで短所を直すんだっけ?
あれ、他人のために短所を直そうとしてない?別に迷惑なんてかけてないし…なんで他人が決めた私に、私が合わさないといけないんだろ…。
短所を直すことに私が苦しんでるのに、私にそんなことをさせたくないなぁ…。
冗談が通じないのは、常に真剣に生きているから。
他人の想いや言動を気にしすぎるけど、友達の傷みにすぐ気づいてあげられる。
頑固なのは、自分を信じているということ。
そう思うと、とても楽になった。
短所を直すということは、短所を受け容れることから始まるのだと思う。
自分で自分のここがダメだ!と思ってるうちは、楽にはなれないし、他人からも指摘されてしまう。
そして、落ち込む。
このループから抜け出すには、まずは受け容れることなんだろうなぁと。
あの交通事故は、『ありのままの自分を受け容れること』ができているようでできていなかった私に、必要なことだったんだと、今は思えている。
そして、もうひとつ言えるのは、『お金をすぐ借りてしまう』などという他人に迷惑をかける短所は、ただちに直した方がいいということだ。
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