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運命的な出逢いを大切にする。

――出逢いなんて、自分の力じゃどうしようもできないじゃないですか。頑張っても出逢えない人には出逢えない。だからこそ、簡単に手放しちゃいけない、運命的な出逢いを大切にしたいんです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「運命的な出逢いを大切にする」というテーマで話していこうと思います。

📚よこやまれん君と飲んだ


昨日のことです。年始早々、大学で知り合った友達と飲んできました。もうすぐ成人式を迎えるひとつ下の後輩です。彼との時間が最高だったので、ここに残しておきます。

彼の名前は横山廉よこやまれん。僕、横山黎よこやまれいと一文字違いの名前を持つ大学生。もうこれだけでも面白いじゃないですか。僕の人生のなかで、こんなにも僕の名前と近しい名前を持つ人に出逢ったことなんてないわけですよ。

よこやまれい
よこやまれん

もうほぼ同姓同名じゃないですか(笑)

それに加え、どちらの出身も東京で一緒だったんです。そりゃあ仮にも1000万人くらいいるんだから珍しくもないでしょってつっこまれそうですが、僕らは茨城大学の学生なんです。東京から茨城に行く人なんてそうそういなくて、僕のまわりにも数えるくらいしかいません。

東京出身のほぼ同姓同名の2人が、茨城大学で出逢う。思わず吹き出してしまいます。
#そんなことはない

そして、同じタイミングで帰省して東京にいたので、「じゃあ会おっか」という話になり、昨日新宿で飲んできたのです。


もうね、廉くんは聞き上手。

質問の仕方とか、僕の発言の受け取り方とか、とても上手な人で、もっと語りたい、もっと一緒にいたいと思わせてくれました。

2時間呑み放題の店に行ったんだけど、こんなんじゃ足りねー!という話になり、先輩風吹かせて、「2軒目行くぞ」と誘いました。

4時間くらい呑み語っていたのかな、その中で僕自身頭の整理ができたし、彼もいろいろ思うことがあったみたいです。お互いに成果があって、また飲もうねという話になりました。

学年も違うし、学部も違う。サークルや部活に入っていない僕は、はたしてどのように彼と出逢ったのか。繋いでくれたのは小説『Message』、僕の作品でした。


📚よこやまれん君との出逢い


小説『Message』とは、僕の初書籍。成人の日を舞台にしたヒューマンミステリーです。人生最後なんだから、犯人の名前じゃなくて、本当に伝えたいことを伝えた方がいいよね、というアイデアを追求した、今までにないミステリー小説です。

Amazonで出版したんですが、まだ無名の作家の本が見つかるはずもないので、届け方を探らないといけません。手売りしたり、ビブリオバトルに参加して自分で紹介したり、いろいろやっていました。そんな風に届けていった先で、たくさんの出逢いがありました。

先月、ビブリオバトルのご縁で知り合った大学広報室の方から取材を受けたんです。ちゃんと1時間くらいのロングインタビューで、小説『Message』について深く掘り下げてくれました。

その様子は大学の公式ホームページに公開された記事に載っています。是非、のぞいてみてください。


で、その大学広報室の方からの取材を受けたときに同席していたのが、廉くんだったんです。

詳しくは知らないんですけど、大学の方で広報の活動に参加するコミュニティがあるみたいで、廉くんはそこに参加していたんです。どうやらいろんな広報の活動に参加できるみたいで、興味を持ったら申請して参加するようです。

廉くんは元々本が好きだったこともあり、僕の取材の現場に参加することを決めたそうです。


振り返ってみると、面白い縁ですよね。

ナイスタイミングなのが、出逢えたの成人式前であること。小説『Message』は成人式を迎える全ての人に読んでほしい本だから、新成人に届けることができて良かったなあと思ったんです。

そして、何よりも嬉しいのが、僕の作品が、僕の挑戦が新しい出逢いをつくってくれたこと。自分の信じた道が間違いじゃなかったんだと思えるんですよね。


📚運命的な出逢いを大切にする


僕はとても運が良い人です。ステキな出逢いに恵まれているからです。

出逢いなんて、自分の力じゃどうしようもできないじゃないですか。頑張っても出逢えない人には出逢えない。だけど、出逢ってよかったと思う人が僕のまわりにはたくさんいて、出逢いに恵まれている、僕は運が良い、そんな風に思うんです。

だからこそ、簡単に手放しちゃいけない、ひとつひとつの出逢いを大切にしていきたいという意識が昔からあります。運命的な出逢いを大切にしたいんです。

小説『Message』を手売りしていた半年間、手売りする度に、出逢えて良かった、そして、その出逢いを大切にしてきて良かったと思えたんですよね。

今回の廉くんとの出逢いもそう。これからもちゃんと大切にしていきます。


ちなみに、廉くん、今度マラソンに出場するらしくて、最近走っているそうなんですよね。体調面に気をつかっていて、朝活もしているそう。聞くと、朝活をするコミュニティがあって、そこにも参加しているそう。

僕は即刻、参加の意志を表明しました。というのも、最近僕が朝活を始めたのです。良いタイミングで良い話が聞けました。これは参加するしかないじゃん! 次の朝活コミュニティの活動が6日の朝にあるので、次に廉くんと会うのはそのときかな。


とにもかくにも、ひとつひとつの出逢いを大切するべきだよねという話でした。今年はどんなステキな出逢いが待っているのかな、楽しみです。最後まで読んで下さりありがとうございました。

20230104 横山黎




今日の1冊

『こころ』夏目漱石

今度大学の授業で発表があって(ちなみに森鴎外の『興津弥五右衛門の遺書』について)、そのために久しぶりに再読。高校生のときには理解しきれなかった部分や魅力が、めちゃくちゃ分かるようになりました。多くの人は高校のときに教科書で読むと思いますが、大学生になってから、20歳を超えてから読み直すと、得るものが大きいはず。当時の時代背景や思想をもう少し理解して、僕たちはこれからの時代をどう生きるべきか、考えていきます。


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