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挑戦を続ける夢想家で在りたい。

――たったひとりの人間の夢を叶えるだけの流れに過ぎないけれど、その全てを記録したnoteの記事は、きっと読み応えのある挑戦記に成り得るはず。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「挑戦を続ける夢想家で在りたい。」というテーマで話していこうと思います。



🏨覚悟を決めたnoteの記事

先日、こんな投稿をしたところ、ありがたいことにたくさんのスキをもらいました。コメントもいくつかいただいています。

タイトルに【初めまして】を添えたことで自己紹介っぽい記事にしたことも要因のひとつだとは思いますが、「売れる小説家への道」という挑戦的なタイトルも少なからず影響していると分析しています。



大学生作家として初書籍を出して、手売りしたり、作品にまつわるイベントを開催したりして届けてきたものの、伸ばした手がつかめるものには限界がありました。

この前、謎解きイベントのために『花火の幽霊』という物語をつくりました。面白い、没入感があった、なんて声をいただいたから、面白いものをつくれるポテンシャルはあるんだろうけれど、僕が夢見たステージはこんな場所じゃない。

そう強く思ったからこそ、そろそろ本気で文学賞を狙いにいこうと覚悟を決めることになったのです。売れる小説家になりたい。それまでの道を、全部曝していこうと決めたのです。

泊まれる謎解き『花火の幽霊〜木の家ゲストハウスからの脱出』


🏨「物語を生きる」という意識

僕は面白い物語を書きたい人でもあるけれど、面白い物語を生きる人で在りたいとも思っています。人生という物語にも、変わらない筋と、変わっていく進化を求めているということです。

過去に張られた伏線が今になって回収される瞬間の喜びは堪りません。この瞬間のために生きてきたんだと全ての日々を肯定することができるんですよね。

このnoteを毎日続けているのも、「物語を生きる」という意識からくるものです。昨日と今日と明日で大きく変わることなんてめったにないけれど、これを継続していった先で分厚い本になっていて、ページをめくっていくとちゃんと物語になっているものです。

実際、僕の書いた記事のなかにもそれを見て取ることはできました。そりゃあ3年以上も続けていたら当然のことかもしれませんが、あの日の記事があるからこそ輝く今日の記事があるんですよね。

それこそ、謎解きイベント『花火の幽霊』の創作過程は包み隠さず公開してきました。どういうことにこだわっているのか、どんな風に準備を進めていくのか、逐一書き残していったんです。

また、一緒に準備を進めていた謎解き好きの後輩とは、実は3年前の大学の文化祭のときに謎解きイベントをやろうと話していて、実際に動き始めていたんですが、まわりの賛同を得られずに頓挫してしまったんですね。そのときもnoteをやっていたから記事したんです。

その記事を今見返すと、すごく感慨深いものがあるんですよね。

あのときは仲間をつくれず、自分たちのスキルもなく、絞るだけの勇気すら持ち合わせていなかったけれど、時を超えて、こうして夢を叶えることができた今、あの記事があったから、あの過去があったから、今の輝きを知ることができていると思えるのです。

「売れる小説家への道」と題した先日の記事も、書いた理由は同じ。売れる小説家への道を語り続けていった先で、本当にそれになれたとき、何にも代えがたいひとつの物語に成り得るからです。


🏨挑戦を続ける夢想家で在りたい

子どもの頃、漫画やアニメ、映画の主人公たちが夢を叶える姿に目を輝かせたように、大人になってからだって夢を叶える姿には得も言われぬ美しいものが宿っているものです。

確かに、フィクションの世界のようにきれいなことばかりではないかもしれないけれど、泥まみれになって、涙に濡れて、傷を負って、あきらめそうになって、それでもあきらめきれなくて、また性懲りもなく歩み出す姿に、僕は光を感じるんです。

僕の場合、人よりもちょっと文章が書けるから、物語をつくれるから、言葉で戦う決意を固めました。固めたのはつい先日だけれど、元をただせば、高校生、中学生、いや、小学6年生にまで遡ることになります。

小学校の卒業アルバムに、僕はこんな夢を綴っていました。

小学校の卒業アルバム

12歳のときから燻っている夢を夢のままにしておくわけにはいきません。夢が叶わない未来を、少年の僕に見せることなんてできない。たったひとりの人間の夢を叶えるだけの流れに過ぎないけれど、その全てを記録したnoteの記事は、きっと読み応えのある挑戦記に成り得るはず。

だからこそ、挑戦を続ける夢想家で在りたいし、その全てを物語るnoterで在りたいんです。もちろん語るだけじゃ何も得られませんから、自分の持てる全てを使って、最高傑作をつくりにいきます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20241005 横山黎

※20歳のときにつくった決意の歌↓↓↓



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