眠らない夜、輝く明日。
――眠っているときに見る夢は、眠っているときにしか見られません。ただ、現実で叶える夢は、眠っていないときにしか見られません。
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。
今回は「眠らない夜、輝く明日。」というテーマで話していこうと思います。
最近は目まぐるしい日々を過ごしています。なんだかんだずっと忙しくて、毎日12時間くらい仕事をしているんですが、上手く時間を見つけては東京にふらっと行って「仕立て屋のサーカス」を観にいったり、2度目の「イマーシブ・フォート東京」を楽しんだりしていました。
そのうえ半年で10個の文学賞に応募するなんて豪語してしまったから、小説も書かないといけません。10月締め切りの公募が4つあって、提出できているのはまだ1つだけ。明日までに出さないといけない作品がまだ3つもあるんです。1つはあと手直しだけ、1つは小説の書き出しを募っているからすぐ終わるはず、最後の1つはあと3分の1が残っているという状況です。はたして書ききることができるのか、不安と葛藤のなかで言葉を紡いでいます。
それに加えて、明日の午前中に大学院で授業をする予定が入っています。学生時代に結んだ縁で、「学校教育における多様性の受容と活用」という授業のゲストティーチャーに選出されたんです。僕と同い年か、年齢が上の院生の人たちに、青二才の僕が一丁前に授業をしていいものなのか、今でも一抹の不安を抱いているのですが、やると決めたからにはやりきります。
昨日の夜は仕事が落ち着いてから小説を書き、授業の構想を練り、プレゼン資料をつくっていました。気が付けば4時半。さすがに寝るかと倒れるように布団に横になりました。朝七時過ぎに目を覚ましてまた小説を綴り、八時半になったら久々に大学の図書館に行って授業に必要な書籍を借り、10時頃から仕事を始めました。
やっとさっき仕事が一段落したので、こうしてnoteを綴っているのです。これを書き終えたらきっと日付が変わる頃で、それからまた小説と書き、明日の授業の準備を進めていき……また眠らない夜を繰り返すみたいです。
別にそんなに頑張らなくても良いんです。ゲストティーチャーだって報酬は発生しないし、小説だって別に半年で10個も文学賞に応募しなくてもいい。生産的ではないことをしてばかりいるけれど、それでもやっぱりやりたくなっちゃのだから始末に負えません。
僕らは自分の足で立てるようになったときから、少しずつ叶える夢を大きくしていって、やがて到底叶えられそうにもない夢を見るようになる生き物です。夢を叶えたときの光の温かさを知っているから、また性懲りもなくまた新しい光へと手を伸ばしてしまうんですよね。
眠っているときに見る夢は、眠っているときにしか見られません。ただ、現実で叶える夢は、眠っていないときにしか見られません。
眠らない夜を繰り返しながら、夢見た方へ一歩ずつ闊歩していきます。
そのための一歩が、今。輝く明日があるはずだから、ちょっぴり風邪気味だけど、もう少し頑張ろう。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20241030 横山黎
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