本で人とつながる。
――読んで感動した本を紹介し合う場では、本の情報と同時に、紹介している人の物語を交換こしているのです。この人はこういう言葉に惹かれるのか、この人はこういう文章が好きで、こういう系統の物語をよく読むんだ。性格や価値観まで感じ取ることができるのです。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「本で人とつながる。」というテーマで話していこうと思います。
📚読書会に参加した
昨日、「Cohako」という古本屋兼カフェで開かれた読書会に参加しました。集まったのは主催者含めて7人。そしてそれ以上の数の本が集まりました。
先週、最近お世話になっているはやぶささんから、「れいくんの本を買いたがっている人がいるよ!」との声をいただき、時間があったので飛んでいきました。そこで知り合ったのが、今回の読書会の主催者の方です。
すぐに打ち解け合い、僕の本を購入してくださいました。それだけでもありがたいことですが、数日後ご自身のInstagramで紹介してくださったのです。それもかなり丁寧に。
昨日読書会が始まる前にお話する機会があったんですが、そこでもステキな感想をもらいました。本当にありがたい出逢いに恵まれたなと思います。
僕は読書会から始まる前から会場となるカフェを訪れたので、黙々と読書。徐々に参加者が集まり、定刻から読書会が始まりました。本を紹介したり、本にまつわるエピソードを物語ったりしました。
とっても穏やかな時間を過ごすことができました。本を通して人を知ることができました。今日は本で人とつながることの喜びや価値について、再考してみようと思います。
📚本のコミュニティの心地良さ
最近はオフラインのコミュニティに所属することに時間を割いているんですが、改めて人と会って、語って、つながることの意味を知った気がします。人とつながることで、自分の価値観を多様化できるし、視野が広がる。さらに、自分への信頼を高めることができるんですよね。
時間をかけて自分を知ってもらうことで、小さな絆をつくることができ、その後の関わり方次第でその形はどこまでも大きく成り得ます。
ちなみに、昨日の読書会で話の流れから僕の本の話になり、僕が自ら初書籍『Message』の紹介をすることになりました。ちょっとした盛り上がりをつくることができて本望だったんですが、参加者のひとりが本を買うといってくれたんです。
これがコミュニティに参加する意義だし、絆をつくるってことだし、この人の本なら買ってもいいかもという信頼をつくるってこと。
なんとタイミングのいいことに、さっきインスタのDMでメッセージをくれました。今度お会いしたときに感想をお話したいですとのことだったので、興奮冷めやらぬうちにアンケートフォームに回答しておいてくださいとお願いしました。そしたら、すぐに書いてくれて、感想をいただくことができたんです。
ちょっぴり恥ずかしいですが、せっかくですので紹介しますね。
📚本で人とつながる
僕は本が好きです。すっごい読書家でもないし、プロデビューしている大作家でもない。だけど、僕は本が好きで、本が好きな人が好きなんですよね。
きっと人それぞれ、これが好きな人が好き、という方程式を持っていると思います。これが好きだから無条件で好きになったり、そのコミュニティに参加しようとしたり。僕の場合は本というわけです。
読んで感動した本を紹介し合う場では、本の情報と同時に、紹介している人の物語を交換こしているのです。この人はこういう言葉に惹かれるのか、この人はこういう文章が好きで、こういう系統の物語をよく読むんだ。性格や価値観まで感じ取ることができるのです。
そんな風にして知った相手のことを、僕は好きになってしまいます。どんなに理解できない思想を披露しても、きっと憎めない。それがその人の物語だから、納得してしまうと思うんです。それくらいに、本の力、物語の力、本で人とつながる場所の力は強いのです。
だからこそ、今後もそういう場所に参加したいし、そういう場所をつくりたと思うのです。
今後は僕自身も本にまつわるイベントを企画、運営していこうと考えています。もし興味を持たれた方は、是非僕のアカウントをフォローしておいてください。もう少ししたら動き始めます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20230617 横山黎