言葉の魅力と面白さ
ナマステ!
昨日は師匠とルームシェアメイトと宅飲み。びっくりするくらい楽しかった。ネガティブな話が一つもなく互いに互いを褒めまくるという超ハッピー空間。お互いの夢を語って、いいねと言える関係。最高でした。
本日は「言葉の魅力と面白さ」について。僕は全く売れはしなかったけど約6年間バンド活動をしていた。全ての曲の作詞作曲をやっていたので、多分60曲くらいは歌詞を書いた。一般の人よりはちょっと言葉について、興味関心は高いと思う。
ちょっと変わっているかもしれないが、僕はメロディよりも歌詞がいいアーティストが好きだ。昔から曲の中でも歌詞が頭に残っているものが多かった。
そんな言葉が好きな自分が、音楽と出会った中で改めて言葉って面白いなと思ったことを伝えられたら嬉しい。今回は大好きな師匠の歌詞を抜粋して解説していきたいと思う。
まず気づきの一つとして、反対の意味やそれに近い意味を持つ言葉を合わせると面白いということに気づいた。
師匠の曲の中でこんな歌詞がある。
『悲しいこと言うなよ、お前がまだ知らない 綺麗なものは腐るほどにある』
この歌詞のポイントとしては、「綺麗なもの」と「腐る」である。「綺麗なもの」で想像できるものは色々ある。宝石・景色・容姿などなど。基本的に超ポジティブイメージ。
対して「腐る」と言う言葉は、汚い・賞味期限切れ・醜いなどお分かりの通りネガティブイメージ。
そんな一見すると対になる言葉たちが合わさるとなんと魅力的な詩に変わるのだ。「綺麗なものは腐るほどにある」という詩を初めて聞いた時は衝撃的だった。
この反対語を一つの文章の中に入れる法則は、キャッチコピーなどにも使えそう。
まだまだあるのですが、長くなるのでもう一つだけ今回はご紹介。気づきの2つ目としては、同じ言葉を二度使って意味が通ると魅力的な詩になるということ。またまた師匠の歌詞を紹介させてもらう。
『「さよなら」という言葉と、さよならできればいいのにな』
これは自分の一生を賭けても書けないなと思った歌詞だった。めっちゃ良くないですか????
これがまたどんな言葉でも二度使ったらいいというわけではなく、ちゃんと意味が通っていないと完成しないのである。ただバチッとハマったらかなり魅力的な詩になる。
歌詞ではないが、同じ法則として僕が覚えている言葉は、キムタク主演のドラマ「プライド」の中でこんなセリフがある。
『プライド捨てるのも、案外プライドいるんだよね。』
これもこの法則に当てはまる。これはドラマ史上一番好きなセリフです。
言葉って本当に面白いし、面白い言葉を生み出せる人は魅力的。僕も言葉で人を感動させるような人になりたい。
また歌詞の魅力や面白さについて紹介できたらと思います。フェリベトウンラ!