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港のスナイパー雅「桜舞い散るキャンパスに、歓声が響く」

2月25日、東京大学の二次試験当日。赤坂みやびは、インフルエンザに冒されながらも、朦朧とする意識の中で駒場での試験を終えた。

そして、時は流れ、3月10日。ついに合格発表の日がやってきた。既に他の私大には合格していた彼女。だが、あくまで東大が本命なのである。

警視庁の一室に、みやびの先輩刑事たちが集まっていた。テレビには、合格発表の速報が映し出されている。固唾をのんで画面を見つめる一同。そして、ついにみやびの受験番号が画面に表示された。

「あった!みやびさんの番号だ!」

東京大学文科一類に見事に合格。

先輩刑事の一人が叫んだ。部屋中が歓声に包まれた。

「やった!みやびさん、おめでとうございます!」

「さすがですね!現役で東大合格なんて!」

先輩刑事たちは、自分のことのように喜んだ。みやびは、熱いものがこみ上げてくるのを感じた。

「ありがとうございます…!皆様のおかげです」

みやびは、支えてくれた全ての人々に感謝の気持ちを伝えた。

その夜、警視庁のメンバーでささやかな祝賀会が開かれた。みやびは、合格の喜びを分かち合い、今後の抱負を語った。

「東大では、法学を学びたいと思っています。そして、将来は、人々を守るために、法律の知識を活かしたいです」

みやびの言葉に、先輩刑事たちは感心した。

「みやびさんなら、きっと素晴らしい警察官になれるよ」

「我々も、全力でサポートしよう!」

先輩刑事たちの温かい言葉に、みやびは勇気づけられた。

しかし、その喜びもつかの間だった。祝賀会が終わると、みやびに緊急の呼び出しがかかった。

「赤坂警視正、至急、本部長室へ!」

刑事の言葉に、みやびは背筋を伸ばした。

「何か事件ですか?」

「はい、重大な事件が発生しました。詳細は本部長室で」

みやびは、予感めいたものを感じながら、本部長室へと向かった。

そこで彼女を待ち受けていたのは、想像を絶する難事件だった。

次なる事件の幕開け

本部長室に入ると、本部長をはじめとする幹部たちが、深刻な表情でみやびを迎えた。

「赤坂警視正、君に解決してもらいたい事件がある」

本部長の言葉に、みやびは緊張した。

「どのような事件ですか?」

「連続殺人事件だ。被害者はいずれも、ある共通点を持っている…」

本部長は、事件の概要を説明した。それは、あまりにもむごたらしい事件だった。

みやびは、事件の資料に目を通した。そして、その異常性に、背筋が凍り付くのを感じた。

「この事件…ただの殺人事件ではない。何か深い闇が潜んでいる…」

みやびは、事件の解決に向けて、決意を新たにした。

「必ず、この事件を解決します!」

こうして、赤坂みやびの、新たな戦いが始まった。

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