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「傍楽(はたらく)」ということ

皆さんこんにちは!
金沢QOL支援センター株式会社の塩浦です。

5月がスタートしましたね!
いかがお過ごしでしょうか。

今回は当社のHPにも載っている

「傍楽(はたらく)」

という言葉のとらえ方について記事にしてきます。

以下は、HPに掲載されている文章です。

私たちの想いは「傍楽(はたらく)」こと。
はたらくことは 、「傍(はた)」を「楽(らく)」にすること。
自分がはたらくことで、周囲の人を楽にするために。自分のためだけにはたらくのではなく、世のため、人のために。
自分がはたらくことの意味を感じてもらいたい。
また、自分自身も「楽しんで」 はたらいてほしいと、
私たちは考えています。
「リハス」に関わる全ての人たちが、この想いを胸に「はたらくこと」や「生きること」の意味を見つけ感じていただけたらと、
私たちは考えています。

また、障害者が「傍楽(はたらく)」には当事者や家族、支援者だけでは本当の支援はできません。
その地域において、支援する人・支援される人を区別なく一住民として共に生活していくことが大切と私たちは考えています

健常者をはじめ、障がい者・高齢者・児童・学生、1人 1人がわけ隔てなく「支援する・支援される」
そんな地域作りができたらどんなに幸せでしょう。
「私たちに関わる人たちが、金沢の魅力ある地域創りに少しでも尽力できますように」という想いを持ちながら、私たちは支援を行っています。

塩浦的にピックアップしたいポイントがあります。

①自分がはたらくことの意味を感じてもらいたい

人がはたらく理由は様々です。
自分が生きていくため、食べていくため、趣味の時間をつくるため、家族のため、人のため等。

自分のためだけじゃなくて、誰かのため、誰かが喜ぶ姿、笑う姿、感動する姿、誰かの役に立っていると実感することにより、自分の仕事にやりがいを感じ、それが巡り巡って自分のためになったりもします。

いやいや働くのではなく、暗い気持ちで働くのではなく、
自分が働くということに対して「誇り」を持ってほしい、「楽しんで」働いてほしい。
そんな思いが込められています。

②当事者や家族、支援者だけが考えればいいわけではない

支援する人・される人と分けるのではなく、それぞれが誰かの支援する人であり、それぞれが誰かに支援される人であるという”お互い様社会”をつくっていくのが望ましいのではないかと私は考えます。

この障がいの問題も、例えば子育ての問題も、地域全体の問題も、それぞれの本人だけが考えればいいわけではありません。むしろそこに少しでも関わる全ての人が当事者意識を持つこと、その問題を考えることが必要なんだと思います。

どこかでいい情報を掴んだのなら積極的に伝えればいいだけです。
何か困っている人を見かけたら手を差し伸べればいいだけです。
それが何のためになるか?巡り巡っていつかは自分のためになるはず。

当事者だけが考えればいいのではない。
むしろそこに少しでも関わる全員が当事者だ。

この考えを大事にしていきたいものです。


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