「やってみたら案外出来ました!」【リハスの日常】
弊社公式Twitterで定期的に投稿しているシリーズ「 #リハスの日常 」。
普段就労支援を行っている中で耳にしたご利用者様の声をピックアップしていきます。
今回は、
「やってみたら案外出来ました!」
という言葉です。
皆さんは「福祉」という言葉を聞いてどういった印象を持つでしょうか?
きっと様々なイメージが湧くと思います。
おそらくそれは現状の立場であったり、仕事だったり、育ってきた環境だったりで捉え方が変わってくるものだとも思います。
その中でも多くの人は、
「支えられている」「守られている」
という印象を持つのではないでしょうか。
確かにそれは間違っていません。実際、様々な制度であったり、サービスであったりがあります。年金だったりもあります。
でもこれは誰だってそうで、多くの人が福祉の制度に支えられています。
障がい者の方だけではありません。
それなのに、障がい者=守られる存在、というような捉え方をする空気もまだまだある印象を受けます。
弊社のブランドメッセージの一部にこう言った言葉があります。
障がいがあってもなくても、誰だって誰かの役に立ちたいし、誰かの力になりたい、感謝されたい。それに自分が望む夢や目標を、自分の手で実現させたい。そう思うのは至極当然です。その権利が奪われてはいけません。
そういったことが「当たり前」になる社会を目指しています。
前段が長くなりました。
こういった想いがある中で、就労支援を利用されるご利用者様は活き活きとした表情をされる方が多くいます。
その1つは「様々なことに挑戦できるから」。
もちろん安全面は考慮します。
ただいろいろなものに挑戦していただきます。
時には失敗をすることもあります。でもそれも学びです。
そして時には「自分はこれ出来るんだ!」という発見もあります。
それがタイトルにもある、
「やってみたら案外出来ました!」
という言葉につながります。
そしてそれが自信につながり、「次はあれ頑張ろう」「あれ挑戦してみたい」という前向きさにつながります。その結果、出来ることが徐々に増えていき、選択肢が広がっていきます。
私たちが就労支援を通じて行うのは、単に目の前の状態を良くすることに留まりません。
見据えるのはもっと先です。
今の状態を良くしたうえで、社会参加していけるだけの力をつけていき、一人で生活していけるだけの力をつけていき、自分が望む目標に向けて羽ばたいていける方を1人でも多く出していくことです。
それがご本人のためになり、地域のためにもなります。
「福祉」=支えられている、というイメージから、
「福祉」=地域を支えてもいる、というイメージへ。
私たちは事業を通じて、
「福祉が地域を支える社会の実現」を目指していきます。