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35条書面と37条書面の違いを徹底解説!

今日は宅建を受験する人にとって必ず押さえておきたい「35条書面」と「37条書面」の違いについて、わかりやすくお話ししますね。

どっちも契約に関する書類だけど、違いがよくわからない!」という声、よく聞きます。でも大丈夫!これさえ押さえれば、試験でも迷わないし、実務にも役立ちますよ。



35条書面:契約前の「重要事項説明書」


キーワード:契約前、納得のための説明

まず、35条書面は簡単に言うと「契約を結ぶ前に、買主や借主に重要な情報を説明するための書類」です。

主なポイント
• タイミング:契約の前
• 目的:契約を結ぶかどうか判断してもらうため
• 内容:
• 物件の基本情報(所在地、面積、築年数など)
• 法令に基づく制限(建ぺい率、容積率、用途地域など)
• 代金や手付金の金額
• 重要な設備の内容(給排水やガス設備など)
• 瑕疵担保責任の期間 など



具体例

たとえば、あなたが中古マンションを購入しようとしています。35条書面では、

• 「このマンションは用途地域が第一種住居地域にあるので、騒音が少なく静かな環境です。」
• 「建ぺい率は60%ですが、この建物は適法に建築されています。」


こんなふうに「契約する前に知っておきたい情報」を細かく説明します。



37条書面:契約後の「契約書」


キーワード:契約後、証拠としての書類

次に37条書面は「契約を結んだ後に発行される契約書」です。

主なポイント
• タイミング:契約の後
• 目的:契約内容を確定し、後のトラブルを防ぐため
• 内容:
• 取引の当事者(売主・買主)の名前や住所
• 物件の特定(住所、面積など)
• 契約金額、支払い方法
• 引渡し日や物件の状態
• 万が一の解除条件や違約金 など



具体例

中古マンションの契約を締結したら、37条書面には、

• 「売主は、買主に対し、物件を2025年3月1日に引き渡す。」
• 「代金1,000万円のうち、手付金100万円は契約締結時、残金900万円は引渡し時に支払う。」


こんな具体的な内容が書かれています。この書類は、将来的なトラブル防止のために超重要です!



35条書面と37条書面の違いを一言で!


わかりやすく言うと、

• 35条書面は契約前の“事前説明”用
• 37条書面は契約後の“内容確認”用


タイミングと目的が全然違うんです。



混乱しないための覚え方


ちょっとした語呂合わせで覚えてみましょう!
• 「35(サゴ)=契約前に“さ、GOするか決める”ため」
• 「37(サナ)=契約後に“さ、何が決まったか確認”」


これなら違いが頭に残りやすいですよね。



試験対策ポイント

• 35条書面では、「契約前に口頭で説明し、書面を交付」が必須。
• 37条書面は、「契約後に書面を交付するだけ」で説明義務はない。

この違い、試験ではしっかり問われますよ!



まとめ

• 35条書面は、買うかどうか迷っている人のために説明する書類。
• 37条書面は、契約内容を確定するための書類。

どちらも重要なので、違いを理解しておきましょう。試験でも実務でも必ず役に立ちます!
「これでよくわかった!」と思っていただけたらうれしいです。ぜひ次回もお楽しみに!

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