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その腰痛は股関節にあり!

こんばんは、ぐーです。腰痛、膝痛に悩みのある人は多いと思います。そんな人は股関節に原因があることが多いです。改善方法などを一緒に見ていきましょう!


腰痛について


腰痛のおよそ8割は原因不明のものである。と言われており、腰痛には筋肉、関節、神経、骨など、さまざまな構造が関与しています。そのため、一つの原因に絞り込むことが難しく、異なる要因が相互に影響し合って痛みを引き起こすことが多いです。

レントゲンやMRIなどの画像検査では、明確な異常が見つからない「非特異的腰痛」が非常に多いです。この場合、原因が特定できないため、対症療法が中心となりますが、画像では見えない微細な筋肉や靱帯の損傷、あるいは慢性的な筋肉の緊張が関与している可能性もあります。

腰の筋肉は身体の表層にあります。よく腰部周囲筋のマッサージをしたら楽になった!という人もいますが、それではまた同じことの繰り返しで根本的な解決とはなっていません!



僕自身、病院で働いていて、普段の姿勢や歩き方、生活スタイルが原因で腰痛に関与している場合が非常に多いと思います。では、改善方法について紹介します


1筋力が不足している

立つ、歩くといった普段の姿勢の中で大殿筋・中臀筋・腸腰筋という筋肉が非常に大事です!この筋力が弱いと腰の筋肉を過剰に使いすぎて腰痛の原因になります。

大殿筋
腸腰筋
中殿筋

①大殿筋エクササイズ
 Hip up:仰向けで寝て腕は胸前で交差。膝を深く曲げて膝を立てる。その状態でお尻をあげる。おろす時はお尻が床につかないところまでおろして再度あげる。これを繰り返す。回数は人によって違うが、お尻の下の方がキツくなってきたら休憩。これを2セットします。

②中殿筋エクササイズ
脚開き:立った状態で何かにつかまってください。その状態で脚を真横40°程度開いて、閉じるを繰り返します。だいたい30回するとしんどくなってくると思いますので、そうなったら反対側も行ってください。これを2セットずつしましょう。



③腸腰筋エクササイズ
 椅子に座ってももあげ:椅子に浅く腰掛けて、太ももをできるだけ高くあげてください。注意点は体が後ろに倒れないようにしてください正しくすれば20回dキツくなってくるでしょう。これを左右とも20回2セットずつしましょう。



2柔軟性が低下している

大殿筋・中殿筋・腸腰筋の柔軟性が低下していると、歩く時に脚が後ろまで行かなくなり、腰が繰り返し反ることで腰痛の原因となります!ストレッチ方法を解説します。

①大殿筋のストレッチ
 椅子に座って伸ばしたい方の脚を組みます。
 そのまま身体を前に倒すことで大殿筋がストレッチされます。
 これを1分2セットするとお尻がポカポカしてくると思います。
 大殿筋は身体の中で最も大きい筋肉になるので、この筋肉の代謝がよくなるとダイエット効果もあります!


②中臀筋のストレッチ
床に座り伸ばしたい方の脚を交差させてください。
膝を立てて交差した脚を内側へ倒すことで中殿筋がストレッチされます。
これを1分2セット行うと効果的です。


③腸腰筋のストレッチ

片方膝をついて片方の脚は伸ばした状態で床につけます。
その状態で徐々に膝立の脚に体重をかけていきます。
伸ばした脚は動かないようにしていることで股関節の前の筋肉がストレッチされます。これを1分間2セットずつしましょう。
この腸腰筋が硬いと反り腰の原因となり、慢性的な腰痛になる可能性があります。


まとめ

今回は腰痛の原因は股関節だ!ということで主な筋肉を挙げて紹介しました。
筋トレやストレッチがキツくて続かない!と言う人もいるでしょうが、理学療法士がキツく言うと身体は日々の積み重ねでできているため、簡単には変えられない。逆に継続すると早ければ1ヶ月で身体は変わるため、寝る前やお風呂上がりなどの習慣にしてみてください!

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