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「やりたい」じゃない。「やる」しかない。〜25歳、決死の人生逆転劇〜

こんにちは!9Reate(リグロスクリエイター)研修の広報担当羽場です。
9Reate研修は、これまでの自分やこれからの人生を変えたいと強く願う若者にとってとびきりの場所。
今回は、これまでの人生を地獄と振り返る山本光くんにインタビューします!

プロフィール

山本(やまもと)
25歳。広島県出身。18歳で高校を卒業してから22歳まで某チェーン居酒屋にアルバイトとして従事。コロナの打撃を大きく受け、某チェーンステーキ店に正社員として就職。その後一念発起でリグロスに入社。日中はコールセンター(インバウンド業務)に携わりながら業務後はリグロスクリエイター研修に参加。約1年1ヶ月の研修を経て2023年6月にクリエイティブ業界に現場入りしている。趣味はゲーム、アニメ、漫画と多くあるが、最近はインテリアにハマっており、観葉植物に囲まれたかっこいいワークスペース作りを遂行中。夢はでっかいソファに集まって家族で団欒する幸せな時間を過ごすこと。

羽場:山本くんは高校を卒業されてから飲食業界に進んでいますよね。どんな想いで飲食業界を選んだのでしょうか?

山本:飲食業界は、好きで選んだわけじゃないんです。学歴もスキルもない自分を受け入れてくれたのが飲食業界でした。

羽場:そうだったのですね。それでは、今回リグロスに入社してクリエイターになろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

山本:そうですね。飲食店で働いてる時に、自分の人生を振り返ってみたことがあったんです。僕はこれまでめんどくさいものから目を逸らして生きてきました。受験から逃げて大学に行かなかったことは今でも後悔しています。飲食業界に従事していましたが、時代はコロナ禍真っ只中。アルバイトという雇用形態ではシフトも減らされ、運よく正社員として採用された飲食店でも、給料を60%カットされる現実でした。元々が18万くらいなので、60%カットされれば7万くらいに減ります。一方で朝9時から深夜0時までの労働は当たり前。休日もアルバイトが休めば駆り出されるので心が落ち着く時間がありません。またプライベートでは元妻が結婚前に借金していたことが発覚。夫として自分が返済しなければと思い貯金を切り崩したりお金を借りました。そんな中、元妻に離婚を言い渡されたんです。

25歳、全てがどん底。地獄です。このタイミングで、自分の将来を想像してみました。今変わらなかったら、いつまでも変わらないと思いました。ならば何から変えるかと考えた時に、まずは仕事からと考えたんです。

それから半年くらいかけて就職活動をしました。クリエイターを選んだのは、昔から絵を描くことや、ゲームや、アニメが好きだったから。クリエイティブ業界に携われるならなんでもやってやるという気持ちでした。でも僕は高卒で、学歴もなければ資格やスキルもない。そもそもクリエイティブ業界に未経験OKなんてほとんどないんです。その表記のある会社を探して片っ端から書類を送り続けて、かろうじて面接まで漕ぎつけた会社は10社くらいですね。それでもバッサリ落とされました。「ああ、自分にはもう飲食業界しかないんだ」と思っていたところに、遊技機やゲームの業界のクリエイターになれる可能性があるリグロスと出逢いました。

羽場:苦しい時間を必死にもがいてる様子が浮かびます…

山本:人生で一番苦しかったですね。苦笑
当時就職活動をしていることは当然職場の誰にも言えませんでした。「休憩入ります〜!」って短いトイレ休憩でお祈りメールを確認して、すぐに「いらっしゃいませ〜!」って接客に戻っていました。惨めで、情けない。自分には何もないって感情が溢れ、涙を堪えるのに必死でした。

羽場:山本くんとリグロスが出逢えて本当によかったです..!それでも9Reate研修は未経験でも即戦力として長期に活躍できるクリイエターを育成をしているのでクリエイターになるまで決して簡単な道のりではなかったと思うのですが、振り返ってみてどうですか?

山本:最初はPCもまともに触ったことがなくて、ローマ字のタイピングも曖昧だったんです。自分で、これはきついぞ〜って思いました笑 研修生の中には才能ってあるんだなって思わせるような人もいて、自分には才能ないんだなって思いました。だけど、挫けたことはありませんでした。

だって、「やりたい」かどうかじゃないんです。僕は「やる」以外にない。

今まで怠け続けてきたんだから、このチャンスに縋って、とにかくしがみついて、ただ振り落とされないようにと、それだけを考えていました。

羽場:山本くんは1回の納期遅れもなく、業務を1日も休まなかったですよね。クリエイターになるまで、想像を絶する時間を過ごしてきたんだと思います。見事クリエイターとして採用された時のお気持ちを聞かせてください!

山本:実は自分が採用をいただいたのは、地獄のような日々の中で心の拠り所であったコンテンツを開発した某業界最大手のゲーム会社。飲食店に従事しながら就職活動していた時も、最終的にはここで活躍したいと憧れていた会社でした。最初採用が決まったと連絡をいただいた時は、泣き崩れましたね。次の日の朝に通知を確認して、夢じゃないって確認しました笑

羽場:それはすごいです!山本くんの覚悟が伴う行動に、運は惹かれたのでしょうね。実際に働いてみて、嬉しかったエピソードを教えてください!

山本:入って1ヶ月後に、リーダーとの面談があったんです。当時は1つ1つ自分で調べながら必死になって業務を遂行していたので、仕事が遅いという自覚がありました。だから今日で切られるんじゃないかって不安でいっぱいでした。そんな不安をよそに、君の役割はこれです。君にはこれを任せます。って伝えられたんです。認めてもらえていると感じました。その時、ずっと重くてどこにも行けなかった自分の足枷を、過去の自分が外してくれたような気持ちになりました。

羽場:山本くんの軽くなった気持ちが、表現から伝わってきます!これまでの人生を地獄と振り返っていましたが、今の人生はいかがですか?

山本:そうですね、天国です笑
クリイエターになってから2週間に1回、母親と買い物に出掛けて回転寿司をご馳走しています。これまでたくさん心配をかけたと思います。これからは挽回です!合わせる顔がなかった友人とも交流を深め、皆が「変わったなあ」って言ってくれます。これまでの人生で、今が幸せのピークですね。

羽場:山本くんはこれまでの自分を「逃げ癖があった」とか「後回しにする性格だった」と表現していますが、9Reate研修はまさに自分との戦いだと私は思っています。山本くん流の自分の打ち勝ち方はありますか?

山本:「スーモ」や「ホームズ」などの住宅アプリをスマホにインストールすることを強く勧めます。時々アプリを開いて、新着を見るんです。都心のおしゃれな2LDKなんかを見ていると、将来の自分の生活が目に浮かびます。今はとても手に届かないけど、だから研修を頑張るしかない!ってモチベーションが高まりますよ。

羽場:最後に、今頑張っている9Reate研修生やこれから研修に参加しようと思っている人にメッセージをお願いします!

山本:9Retate研修では、遊技機業界やゲーム業界で活躍するクリエイターになれるチャンスが掴めます。遊技機には触れたことがなくて、遊技機業界のクリエイターになるのは抵抗があると思っている研修生に向けて言います。ゲーム業界で働いていると、遊技機業界の技術を身につけて移動してくる人がとても多い。その逆も然り。だからどの業界で活躍するかなんてどうでもいい。まずは実務経験つけて、どこでも活躍できるクリエイターになって、そしたら好きなところで活躍すればいい。リグロスは人生変えるチャンスを掴める最後の場所。地獄に垂れる蜘蛛の糸です。甘く聞こえるかもしれないけど、チャンスを掴むには努力が必要。僕ができた。だから、1回全力になってやってみて。大切なのは、諦めないこと。

RE:growth(再成長)しよう。REGLOSで。

今回、記事にしきれなかった経験を自身の描く挿絵と共に1冊の本にして同じ気持ちでいる若者に届けたいと語る山本くん。将来は、「困った時は山本に聞けばいいよ」と言われるような、クリエイターのスペシャリストになることを目標に掲げる山本くんの成長ストーリーは続きます。


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