第一回彩の国バラとガーデニングショー
5月18日から26日まで、熊谷市のホテルヘリテイジにて、第一回彩の国バラとガーデニングショーが開催されました。
中央園芸としてのガーデンショーの出展は、仙台市で令和元年の10月に行われた、全国軽トラガーデンコンテスト以来だったかと思います。
先週末に無事にイベントは終わりましたが、人気投票の順位が発表されましたので、ご報告いたします。
映えある一位は、大里樹苗造園さんの「アフターヌーンティー」
バラとガーデニングショーに相応しい、細やかな気配りを感じる作品でした。
2位は、優秀賞(熊谷市長賞)を受賞した金子園芸さんの「水影〜みずかげ〜」
中をのぞくと、、
水が流れる演出も見事!
さすが技能グランプリ受賞経験のある金子峻昌氏の作品。
個人的にもとても癒される空間作りは、さすがだと思いました。
3位は2位と一票差でしたが、弊社の庭が受賞!
また、日本造園組合連合会 理事長もいただきました。
今回の庭は、弊社女性スタッフの岩田美沙子が担当しました。
タイトルは、「つみっコ暮らし~狭くても育つんです~」
雑木の庭の中に、バラとクレマチス、大地の再生のエッセンスを入れながら、鉢植えの野菜を各所に配置しました。
そして、各種の野菜
「早く収穫したほうがいいですよ!」
パンパンになったきゅうりも来場者に見て頂きたく、数日放置・・・
ほかに、ナスや、
トマト、
スイカ、
ジャガイモ
あしたばなど、、
来場者さんに庭の説明をすると、
「あっ、ここにも野菜が」
「そこにも!」
お客さん、上にもありますよ!
頭上のパーゴラにもきゅうりが!
期間中、どんどん成長するきゅうり。
こちらも最終日に収穫しました💦
それにしても、日々つるを伸ばす野菜の成長のスピードには驚きました。
確か石の上くらいだったカボチャのつるも、9日間の期間中に伸びる、伸びる!
能登の震災以降、できるだけ庭の中でも野菜をつくり、
自給的な暮らしができたら・・・
そんなコンセプトを庭で表現しています。
狭い庭の空間でも、菜園とバラやクレマチスをうまく調和させ、
「うちでもやってみたい!」と、
多くの共感をいただきました。
最優秀賞はまさかの!
今回、埼玉県知事賞(最優秀賞)を受賞したのは、みどり縁の「大地の根」でした。
弊社から昨年独立した、濱田和之くんの作品です。
ダイナミックな水の音と、「大地の根」の表現など、見事に最優秀賞を獲得しました。
最終日の表彰式。
ガーデニング部門として最優秀賞(埼玉県知事賞)を受賞し、満面の笑みの濱田君。
ハンギングバスケット、コンテナガーデン部門の受賞者と共に表彰されました。
しかしながら、まさかの受賞スピーチに焦る、濱田君でした・・
ほか、山一造園さんの「すべからくよろしい」が、
全国花みどり協会 会長賞
関谷造園さんの「山紫水明」が、
東急グリーンシステム 社長賞
小岩造園さんの「花摘癒湯」が、
ヘリテイジリゾート 社長賞を受賞しました。
このガーデニングショーは、来年も開催予定。
僕たちが参加したガーデニング部門のほかに、
コンテナガーデン部門や、
定番のハンギングバスケット部門も多数出展されていました。
今回は第1回ということで、まだまだ知名度はありませんでしたが、
多くの方に、もっと庭や植物に興味を持っていただき、
世の中にもっと緑を増やしていきたい。
そんな思いで我々も来年はさらに進化していきたいと思います。