押田大助

埼玉県寄居町生まれ。 庭づくりと大地の再生(環境再生)活動を埼玉県を中心に奮闘中。 土…

押田大助

埼玉県寄居町生まれ。 庭づくりと大地の再生(環境再生)活動を埼玉県を中心に奮闘中。 土の中の空気と水の循環を整える事で木々が健康に生育し、人も樹木も心地よい空間づくりを目指しています。

最近の記事

晩夏

今年も暑い日が続きました。残暑お見舞い、申し上げます。 40℃近くを連発していたお盆前に比べると、お盆明けはさすがに暑くても35℃くらい。 夏の終わりから秋を感じるようになる8月下旬から9月のこの季節。 この時期を「晩夏」というようです。 僕の一番好きな季節は、3月下旬から4月の新緑の季節。 この頃の新芽が少しずつ展開する日々は、それはもう毎日が感動的! そして新緑の時期から梅雨を挟みながら、その後は解放的な夏が来る。 気温と共に上昇するような高揚感を感じる夏は、

    • 理想の街路樹をつくる

      暑い日が続きます。 こんな日は、木々の木陰の中で過ごしたいものですが、 街中の街路樹はというと、木陰どころか無惨な姿になっているものがとても多いことを皆さんはお気づきでしょうか。 「街路樹」というと、 落ち葉が落ちて困る、 歩道の根上がりの問題、 倒木の危険・・・など、 我々が日常的に街中で見る街路樹は, 「電柱」のようなひどい樹形ものが多く、 街中の「厄介なもの」として認識されていることでしょう。 街路樹の惨状は、年々悪化の傾向であり、本当に全国各地の大きな社会問題だ

      • 庭から水が湧きだしたら・・

        栃木県足利市のN様から庭の依頼がありました。 一度弊社に打ち合わせにきていただいたところ、植栽箇所も数箇所で比較的コンパクトな庭でしたので、現場を一度も見に行くことなく工事に入りました。 4月16日、ユニック車に500kgのミニユンボとコナラやアラカシ、モミジ、アオハダなどの雑木類を積み込み、現場に到着。 まずは、デッキの前に木陰をつくるための植栽を行います。 ミニユンボで穴を掘ってみると、とても土が固い。 土壌というより、砂利が随分と多い。 固い土だなぁ、ユンボを持

        • 木のトンネル

          僕が庭を作る時に、必ずと言っていいほど出てくるワードが、「木のトンネル」です。 家を新築した家族が、駐車場から降りて家の玄関まで歩いていくまでのアプローチ園路や、家の玄関を開けて道路に出るまでのわずかな空間、リビングから続くウッドデッキから庭に降りて行く小道など・・・ それは毎日仕事に行ったり、子供たちは学校に行ったり、週末に使ったり、日常的に歩く大切な通路。 そんな道をどういう空間にしていくか。 *歩きやすい道にしたい *草は生えない方がいい *水はけを良くしたい

          第一回彩の国バラとガーデニングショー

          5月18日から26日まで、熊谷市のホテルヘリテイジにて、第一回彩の国バラとガーデニングショーが開催されました。 中央園芸としてのガーデンショーの出展は、仙台市で令和元年の10月に行われた、全国軽トラガーデンコンテスト以来だったかと思います。 先週末に無事にイベントは終わりましたが、人気投票の順位が発表されましたので、ご報告いたします。 映えある一位は、大里樹苗造園さんの「アフターヌーンティー」 バラとガーデニングショーに相応しい、細やかな気配りを感じる作品でした。

          第一回彩の国バラとガーデニングショー

          自己紹介

          埼玉県寄居町で庭づくりや大地の再生(環境再生)活動をやっております、中央園芸の押田大助です。 気候変動や災害が頻発するご時世ですが、多くの方が庭を作ることで、今最も重要だと思われる環境問題にも貢献でき、人と樹木(植物)とが共存できる世の中を目指し活動しております。