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積読?いえ、とりあえず少しかじります

書店で本を買うのは、その本が読みたい時です。
コンビニで話題のアイスを買うのと同じ。
話題のアイスは買ったらすぐに食べる。
本も買ったらすぐに読みます。
だって、読みたくて買ったんですもの。

まだ読み終わってない本がたくさんあるとしても、今買ったこの本を読まずにはいられないのです。
そうやって、10ページだけ読んだり、グッと引き込まれてあっという間に50ページまでいったりします。

そのまま一気にラストまで読むこともあるけれど、たいていは1章が終わるまでとか、対談集なら特に読みたかった人だけとか。
そう、少し食べたハーゲンダッツのカップにフタして冷凍庫に入れるみたいに、本棚の読みかけ棚に並べます。

5〜6冊買った時も同じ。
全ての本を味見します。
購入日を書いたメモを栞としてはさみます。

例外はあります。
シリーズ物の最新刊は味見せずに仲間の列に並べます。
どんな味かはわかってるから。
然るべき時が来たら読みます。

文庫はほとんど持ち歩き用。
移動中や病院の待合室で読みます。
自宅では読みません。

さあ、今夜はどれを読もうかと読みかけ棚を眺めます。
現在スタンバイしてるのは32冊。
その日の気分で選びます。
楽しいひとときを過ごします。

読みかけ棚にいるうちにAudibleで配信されて、聴く読書に移行する時もあります。
最近では、本屋大賞を受賞した宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」がそうでした。
西武大津店が閉店したあたりで配信されて、聴くほうに回りました。
人名の漢字を確認するために、何度か本も開きました。

買ったその日に一気に最後まで読んでしまったのは山本文緒さんの「無人島のふたり」。
これはもう、途中で止められませんでした。

#積読でいくつか読ませていただきました。
その中に「未必のマクベス」を積んでおられる方を発見。
6年前にノンストップで読んだ経済小説で犯罪小説でハードボイルドで恋愛小説です。
ああ、今すぐ手をつけて、と申し上げたい。

今夜のチョイスは内沼晋太郎さん「本の逆襲」。下北沢の書店「B&B」を開業したブックコーディネーターの内沼さんの脳内を覗ける1冊。
新店舗になってからまだ行けていません。
イベントは配信を利用しちゃうし。

本読みの推しに推されると買いたくなってしまいます。
また齧りかけが増えます。

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