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【休職日記】復職したらこんなふうに

私はうつ病で休職中の一児ワーママ。休職4週目である。
保育園の送迎後は有難いことに自分の時間が持て、日々穏やかだ。
毎日7~8時間の睡眠が取れているが、それだけ寝てもまだ午前中から眠たくて、送迎後は最低限の家事を済ませるとまた寝てしまっている。
日中寝ることは苦手と思っていたのだが、抗うつ剤の影響だろうか。あるいは毎日が休みであることに徐々に心が慣れてきたせいかもしれない。
「この休みのうちにあれをしよう、これをしよう」と張り切る気持ちが落ち着いてきた。

子を持つ親にとって、一人時間は金より貴重だから、たまに休みがとれるとそれはもう張りきってしまっていた。毎日目に映る家庭内の雑多なあれこれを整理したい、見えないふりをし続けている汚れを掃除したい、子どもの服を入れ替えて、サイズアウトした服を手放して……など。
我が家は夫婦ともフル出社で、平日少しの時間で家事をするような時間がとりづらく、尚のこと年に数度のその一日に「すべてを懸ける」ような感覚で家事を詰め込んでしまっていた。
もちろん一日で終わるわけはなく、しかもたいがい、翌日寝込んだ。
前回かかりつけ医に指摘を受けた通り、この傾向は緩めていきたいと思っている。


前のめりに進めてしまった転職が決まったこともあり、勤めている会社は退職することにした。
新天地での復職に、休職に至ってしまった要因となるような癖は連れて行きたくない。
これまで何となくやってしまっていた、自分にとって心地よくない習慣を書き出してみる。

やめたいことリスト


ランチの外食習慣
復職して3年、朝が苦手なことと、料理に意欲的なたちではないこともあり、自分の昼食に割く脳のリソースと物理的な時間がどうしても捻出できなかった。幸い社食があったが、それでも溶かしてきたお金の額は考えたくない。今までより朝の時間がとれそうなので、心と体をメンテできるようなとまではいわないが、生活の中にお弁当を作るルーティンを捻出したい。できれば楽しんで。

ペットボトル習慣
上に同じ。よくないよね~っと毎日思いながら購入するそのこともストレス。どうせ足りない。気分の上がる水筒を買おう。たまに持っていくときには無印のスティック粉末飲料シリーズを愛飲していたから、種類を増やしてこれも毎日の習慣にしよう。

夫に仕事の愚痴を言う
これも書いてて恥ずかしい。仕事のモヤモヤが入眠困難の一因となっていたのは確かだが、それを回避したいあまりに家庭内に持ち込み、家族を巻き込んでいた。
以前、ジェーン・スーさんのラジオ「生活は踊る」内の相談コーナーで、似たような習慣をやめられない方の投稿に対し、スーさんが「ジャーナリング」(ネットスラングでいうとチラ裏ですね。チラシの裏だから良いのである)について説明したうえで、「あなたは旦那さんでジャーナリングをしている」と指摘されておりヒャーっ!となった。私じゃん。いつも私の思考にはない助言をくれる夫に甘えていた。ジャーナリングを人でおこなうのはやめましょう。
私は「muute」というアプリを少し使ってみたが、「Awarefy」も気になっている。どちらも有料なので、もう少し検討。

まとまった時間で家事をする
冒頭に書いた通り。まとまった時間など次いつ訪れるか分からないのだから、ためていてはストレス源を眺める期間が長くなるうえ、次の休みを潰すばかりなのである。「小掃除」という概念が乏しい我が家に、これを浸透させねばならない。考えなくても掃除ができる仕組みづくりを思案したい。洗面シンクにくっつくスポンジとか、スプレーするだけのトイレ洗剤は導入済。そういうのを増やしていく。
小掃除でどうにもならないことは潔く外注か、諦める。

カフェインで頑張る
朝、常に眠すぎて起き上がれないし、コーヒーを飲むまでは半目。まともに思考も行動もできない。恥ずかしながら、子どものほうがよっぽど寝起きが良く、「起きようよー」と困らせている……。
うつやHSP気質も関係していると思うが、カフェインがてきめんに効く(これもまたHSP特性か)。
思考も視界も冴え渡り、「脳細胞が目覚めていく…」とキマった目で呟いては夫に引かれていた。
これを根本から変えたい。だいたい朝起きられない原因をよく考えたほうがいい。睡眠の質をあげ、自然な覚醒に繋がる方法を考えなければ。
とにかくカフェインで無理矢理覚醒し、疲れたらまたカフェインをとり…をやめたい。摂りすぎると気分悪くなるし。


以上、これからやめたいことリスト。
あんまり張り切るのは危険な気がするので、やりたいことリストは今は作らない。手放すことを増やそう。
春から健やかに過ごせますように。

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