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キャリアラダー

既存のキャリアラダー例

北海道医療ソーシャルワーカー協会

医療ソーシャルワーカー協会としてキャリアラダーを作成している先進的な団体です。目標として、助言・指導を受けながらSWができる、自立して主体的にSWを実践できる、学生や新人に指導するなどして、リーダー シップを発揮して実践できる、院内外においてロールモデルとなる、実践を管理し、学生や職員を指導・教育できるとなっています。また、縦項目として実践、教育、研究、管理、理論が位置付けられています。

北海道MSW協会サイト

北九州市

行政機関の社会福祉職としての職員育成方針が記載されています。時期として育成期、開花期、発揮期に分かれています。また、実際の業務について管理内容、施策化、対人援助・地域支援、行政組織活動に分かれています。比較的丁寧に作り込まれていますが、あくまで行政組織としての内容が中心です。また、ジョブローテーションにも言及しているところも注目ポイントです。

北九州市サイト

既存のキャリアラダーから見えてくる課題

*MSWと行政福祉職のキャリアラダーは多いが、その他の分野は少ない。
(精神保健福祉士は散見される)。
*組織内での役割と将来像が中心に描かれており、組織内でのキャリアラダーとしては説明がつくが、社会福祉士として何を学びキャリアをどう見据えればいいかが見えにくい。
*MSW協会のような職能団体で作成すると、社会福祉士としての視点まで細かに記載されていることが多いが、転職等でMSWから離れた場合に、他分野で潰しが効かないことがある。
*文字量が多く見にくい。

キャリアラダー開発の視点

大切な視点

*社会福祉士としての「ある程度の共通基盤を作る」
⇨組織だけではなく資格の役割も交えて作成する
*「バーンアウトしない」
⇨あいまいなラダーではなく、具体性を持って開発する。
⇨セルフケアの概念も導入する。

キャリアラダー案

ちなみに、セルフケアのひとつに、私はサウナをおすすめしてます♨️

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