放送作家の仕事とは?【第23回】20年近くやって気づいたこと③
「職業は放送作家です」と言うと、多くの人に「どんなことをしているんですか?」と質問されます。そこで、このシリーズでは、謎に包まれた放送作家がどんな仕事なのかをいろんなテーマで具体的に書いています。おつきあい、よろしくお願いします。
今回のテーマは「20年近くやって気づいたこと③」です
放送作家として20年近く仕事を続けてきた僕が、これまでの経験から得た気づきをいくつかお話ししたいと思います。これから放送作家を目指す方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。
【キリのいいところで仕事を終わらせない】
例えば、あなたが「A」と「B」、2つの仕事を2日間でやらなければいけないとします。まずは1日目にAの仕事を終わらせたタイミングで、そろそろ帰る時間に。その場合、「よし、1つ仕事が終わったところでキリがいいから仕事を切り上げて帰るか!」となるでしょう。そして、パソコンのエンターキーをパチーンと押してメールを送信。ノートブックPCをパタンと閉じて“終わった感”を味わい、スッキリして帰る――なんてことありませんか?
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【著者プロフィール】
テレビのゴールデン番組からアイドルのラジオ番組まで構成する30代の放送作家。企画を通してチーフ作家になることもあれば、声をかけられお手伝いに徹する仕事も好き。このマガジンは、プロになるためのリアルな指南書です!
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