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頭でっかち
この大学生活で、何かを企画運営することがしばしばありまして。大したことはやってないけど、やってるうちに熱がだんだん入っていくもので。
その度にいつも悩まされることがある。それは僕のいるチームは何故だか議論が進まない問題だ。これはチームの悪口を言っているわけではない。寧ろ僕を揶揄したもの。
どうやら僕は相当な頭でっかちなようで、そのくせ自信がないものだから、議論をかき乱すくせがあるようだ。もとちろん悪い意味で。
当の本人は必死にやっているつもりなのに、長い時間を費やしてきたその議論を振り返ってみると、1mmぐらいしか進んでいないなんてことは日常茶飯事だ。
一体なにが原因なのだろう。多くの人から「失敗するのが怖いのでは?」だとか「否定から入っているからでは?」といった意見を頂戴することが多いのだか、んー、イマイチしっくりこない。別に失敗して失うものないの分かってる(学生のうちなんてそんなもの)し、いいね!と否定をしない場合にでも‘‘この現象’’はおこってしまう。
ではなぜか。おそらく僕は「アクティブノンアクション」に陥っている。
このカタカナで、構築された言葉の意味を簡単に噛み砕くと、「一生懸命動いている(アクティブ)のになにもしていない(ノンアクション)状態」。
…。もう少し噛み砕こう。あるプロジェクトを任された会社員の話だ。
さぁ、おっきいプロジェクト任されたぞ!どうやって成功させようか。先行事例を見ておこう。でも待てよ、これに類似するものなんてあるのかな?だったら誰かに聞いた方がいいかな。んーでも私に任されたなら自分で考えたものでないといけない気がするし…。独自性ないとなにも意味ないなぁ。ワードでアイデア並べてみよう。でも意味ないかなぁ…
この人はまさにアクティブノンアクションのその人である。つまり、必死に動く(考えてる)のに自分が本当に為すべきことがなにも進展していない、ということだ。
僕も全くおんなじ。考えている「格好」はしているものの、成果としては何もあげられていないことが多々ある。結果、締め切りが近くなっていき、妥協案で済ませて、ボツをくらい、もう一度やり直し、考えすぎて時間なくなり、また妥協案…の負のループにはまっていくのだ。
僕みたいな人はどーすればいいんでしょう。恐らくだが、物事の優先順位を逆算から導き出し、一つずつ片付けていくのがいいのかもしれない。
言ってしまえば、何に悩んでいるかわからないのに悩み、否定しているいる僕。そうではなくて、(おかしな話かもしれないが) 自分が今頭を抱えているか明確にし、それが本当に必要なものなら、確実にそいつを潰していく。違うならあっさり考えることを放棄して、次へ。
優先順位がつけられないなら逆算から考えてみる。自分が想像している「何となくの理想像」、あるいは締め切りからどういう手順を踏めば、それは達成することができ、そのための準備段階としての今、その手順に反していないかどうか、常に考えながらやっていくことが大切なように思う。
何もかも取りこぼしなく、なんてことは相当な能力がある、相当な暇人でなきゃできないことだ。一般人がそんなもの、できるはずがない。疲れるし。
だったら力の入れどころをさっさと見つけ出して、そこに100%の力を注いだ70点ぐらいのものを作り上げた方が、いささか有意義ではないだろうか。
僕のように肩に力が入るすぎる人は是非、試してみてほしい。ポイントは何でもかんでも拾おうとしないことだ。アラが少しぐらいあったっていおじゃないか。それに悩むぐらいだったら、そのアラに対してないかしらのアドバイスをくれる、師匠を見つけた方が、きっと人生の有効活用だ。
僕も少しリラックスしていきていこう。
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