ツーリズム業界の現状と将来性。 ”英語×中国語×ツーリズム”のキャリア構築。 ITとツーリズムを融合した企業とは?
こんにちは!
モリヨシナリです。
私は、現在、英語と中国語を使いながら、全国通訳案内士(英語・中国語)、ビジネス英語講師、海外ビジネスコンサルタントとして活動しています。
以前はグローバル展開しているエレクトロニクス企業で北京オフィス所長、外資系商社にて副社長として海外でのビジネス経験を積んできました。
現在、通訳案内士としては、四国遍路通訳ガイド協会に所属し、主に直島など瀬戸内の島々を含む四国に来られる外国人のFITやVIPのガイディング、また行政機関向けプロジェクトのインバウンド対策コンサルティングをしています。
ビジネス英語講師としては、オンラインでTOEICのスコアアップ対策指導をしております。
・プロフィール
こういった経歴ですので、これから、“英語 x 中国語 x 専門分野”でのキャリア構築を目指す方のキャリアアドバイスや英語資格取得の面でお役に立てますので、ぜひメンバーシップにご登録して頂ければと思います。
さて今回は、”英語x中国語xツーリズム”でキャリア構築を目指す場合の需要と将来性について書きます。
ツーリズム業界のどの分野が将来性があるのでしょうか?
◼️ツーリズム業界の現状と将来性、そして英語×中国語×ツーリズムのキャリア構築について
ツーリズム業界の現状と将来性は?
ツーリズム業界の現状:
コロナ禍からの回復: 2020年初頭に始まった新型コロナウイルス感染症の影響で大きな打撃を受けた観光業界ですが、2024年10月現在では、各国間の入国規制緩和が進み、回復基調にあります。
インバウンドの復活: 特に日本においては、2025年の大阪万博開催を控え、インバウンド需要の回復が期待されています。
デジタル化の加速: オンライン予約システムの普及、AIを活用した顧客対応など、デジタル化が加速しています。
サステナブルツーリズムへの注目: 環境問題への関心の高まりとともに、持続可能な観光であるサステナブルツーリズムへの注目が集まっています。
ツーリズム業界の将来性:
成長市場: 世界的に人口が増加し、中産階級の拡大に伴い、旅行需要は今後も拡大すると予想されます。
多様化する旅行ニーズ: 個人旅行の増加、体験型観光、ウェルネスツーリズムなど、旅行の形態はますます多様化していくでしょう。
デジタル化の更なる進展: VR/AR技術を活用した仮想旅行体験や、AIによるパーソナライズされた旅行プラン提案などが期待されます。
サステナブルツーリズムの重要性: 環境問題への意識の高まりから、サステナブルツーリズムはますます重要なテーマとなるでしょう。
日本政府の観光立国政策
日本政府は、観光立国を重要な政策目標の一つとして掲げています。2025年の大阪万博開催を控え、インバウンド誘致を加速させるための様々な施策が講じられています。具体的には、
インバウンド誘致の強化: 多言語対応の観光案内、ビザ取得の円滑化など
地方創生への貢献: 地方の魅力を発掘し、観光客を誘致することで地域経済の活性化を図る
観光インフラの整備: 空港、鉄道、宿泊施設などの整備
サステナブルツーリズムの推進: 環境負荷の少ない観光の推進
などが挙げられます。
ちなみに、私の地元、香川県では2025年4月から瀬戸内国際芸術祭が開催され、直島の安藤忠雄さん設計の直島新美術館も開館します。
また、2025年2月には新香川県立体育館が開館、2027年には高松と直島にマンダリンオリエンタルホテルがオープンする予定ですので更なる観光需要、特にMICE需要が見込まれています。
※新香川県立体育館は、メインアリーナ、サブアリーナおよび武道施設兼多目的ルームの3施設で構成されます。メインアリーナは、国際的な競技大会やコンサート、プロバスケットボールチームの試合など多岐にわたる利用を前提に、固定席5,024席、仮設席を含むと約1万人の収容が可能な中四国最大級のアリーナになる予定です。
※観光庁の観光立国推進基本法
“英語×中国語×ツーリズム”でのキャリア構築について
需要と将来性:
高い需要: 日本を訪れる外国人観光客の増加に伴い、英語と中国語を操り、日本の文化や観光資源に精通した人材の需要は非常に高いです。現状では英語と中国語ができる人材は不足状態にあります。
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