レッドスター(野球、政治、ウマ娘、アニメ)

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最近の記事

衆院補選(東京15区)の維新の敗因と今後の戦略

先日の東京15区や長崎3区で維新は惨敗した。しかし、言い訳のような分析が多いように思える。そこで維新の敗因を分析反省していく。 1.反省の仕方 まず、反省する上で維新以外のせいにするのは絶対にやめるべきだ。また、維新だけではどうすることもできないことを反省しても意味がない。 例えば、Twitter上でも立憲や共産の組織票のせいにする方も一定数いるが、維新ではどうすることもできない。投票率も維新だけどうにかできるものでもない。 万博も決めた以上それありきで戦う必要がある。本

    • 日本維新の会の衆院選擁立状況

      1.現在選任されている支部長12/28に、公職選挙法の改正に伴い、現職議員の選挙区の移動が起きています。また、現在のところ現職議員の差し替えや、引退表明はありません。 その後、岸本氏の和歌山知事選出馬に伴う和歌山1区補選で林ゆみさんが当選されました。 統一地方選以降は支部長の選任が活発に行われています。5月24日付で茨城1区、三重3区、京都3区で選任。 5/31には東京10区、14区で選任、千葉5区で再任が行われています。 6/14には埼玉9区、福岡5区で支部長選任が

      • 野党間予備選が非現実的である理由

        5/2、馬場伸幸代表と橋本徹元代表が初めてテレビ番組で共演しました。日本維新の会の国会議員と橋下徹さんの共演は初めてです。 ここで話題に上がったのが野党間予備選です。橋下さんはこの野党間予備選を積極的に押していますが実際には非常に難しいことです。 1.法的問題性維新では大阪市長選に関して候補者の予備選を行おうとしましたが、有権者全体で行う予備選は公職選挙法で禁止されている「事前運動」に該当するとされており、アメリカのような予備選は現状不可能です。それでもなお予備選をする場

        • 維新が地域政党連盟をつくることできない理由

          日本維新の会は大阪府・大阪市を中心に地方議会を他の野党と比べても大きく注力しています。また、地方から唯一できた政党です。地域政党連盟は支持者に関わらず、多くの人が一度は考えたことでしょう。実際に維新は19年から20年頃にかけてそのようなことをしていましたがいつの間にかなくなってしまいました。何故、無くなってしまったのでしょうか? 1.19年参院選の地域政党連携かつて、全国多くの維新は地域政党との連携を強く深めていました。鈴木宗男さんと音喜多政調会長は当時それぞれ、新党大地、

          維新の統一地方選前半戦の結果の総括と後半戦

          1.統一地方選前半戦の結果統一地方選前半戦では9つの知事・政令市長選、41の道府県議選と17の政令市議選が行われ、日本維新の会は合計263人が当選しました。 各地域ごとの結果を評価しました。 1.北海道 150点 北海道議選では僅か6票差で共産党下し、1議席。さらに札幌市議選では6人擁立して5人が当選しました。北海道は参院選においても比例得票率は全国の中でも低い部類であり、更に唯一19年の参院選から得票率が減少した都道府県です。北海道では1議席も確保できない可能性が非常に

          維新の統一地方選前半戦の結果の総括と後半戦

          日本維新の会は統一地方選で何人の地方議員を誕生させられるのか?(改良版)

          1.前回のnoteの改善点前回、日本維新の会の統一地方選での獲得議席について数値を用いて予想しました。 この予想では参院選の比例得票率と2022年の地方自治体選挙の維新の候補の得票率の関係を調べ、前回の最低ラインから予想しました。 このnote作成後、選挙あたりの候補者の数も考慮して欲しいという声があったので、候補者の数も考えて予想をします。 2.今回の予想と前回の予想の手法の変更点前回は地方自治体選挙の得票率と参院選の比例得票率の2つの変数のみを使っていましたが今回は擁

          日本維新の会は統一地方選で何人の地方議員を誕生させられるのか?(改良版)

          日本維新の会は統一地方選で何人当選できるのか?

          来年4月の統一地方選で、党所属の地方議員の数を現在の約400人から600人に増やす目標を掲げています。では、実際現状ではどれぐらいの当選が見込めるかを予想してみました。 1.現状の地方議員数12月27日現在の議員数は424人であり、その内の統一地方選で改選されない議席数は141議席あります。当然、改選されない議席数は統一地方選前の選挙で議員を誕生させれば増やすことができます。統一地方選で改選する議席数は283議席です。600議席に到達するには現時点で459人の当選者を統一地

          日本維新の会は統一地方選で何人当選できるのか?

          第26回参議院議員通常選挙公示日予想

          全体、比例予想 前回からの変更点として選挙区では自民が42議席、立憲も11+1議席、1議席ずつ減らしたが、野党統一候補2人が当選すると予想した。比例区は共産党が堅調に支持を拡大していることから前回予想から1議席増やして4議席、あまり増加がみられない国民を2議席とし、立憲民主党は東日本で堅調であること、社民党の支持率が伸びてないことから社民党0議席、立憲9議席とした。 選挙区予想(変更点) まず、北海道選挙区。財界さっぽろの報道やJX通信の情勢調査からして自民党船橋氏が立

          第26回参議院議員通常選挙公示日予想

          第26回参議院議員通常選挙議席予想(6/12)

          1.はじめに参議院選挙まで約1ヶ月と迫ってきて、主要政党のほとんどで当落に関わる全ての候補者の擁立が完了してきている。ここで選挙区、比例区両方の議席予想をしたい。 2.予想和歌山など面白みがない選挙区も存在するが一応全選挙区当落表は出す。 全体・比例予想 選挙区+比例区の各党議席は以下のとおりに予想した。 自民党は、選挙区では多くの1人区でリードし、改選現有36議席の中、大幅に議席を伸ばし、42+1議席になると予想。野党共闘区が減り、野党第一党立憲民主党自体の勢いは、

          第26回参議院議員通常選挙議席予想(6/12)

          参議院選挙選挙区予想東京編(5/29)

          山本太郎氏や乙武洋匡氏の出馬でカオスになってきた東京選挙区。今回は東京選挙区を過去の結果から予想していこうと思う。 1.これまでの参院選東京選挙区現在の政権与党と野党第一党立憲民主党の源流の民主党の構図になった2001年参議院選挙までを遡ってみようと思う。 2019年参院選 2019年参院選の結果を見てみよう。 自公共立維自の順になっている。事前の情勢調査では朝日新聞以外が山岸氏が当選圏にいると報道していたが実際は、音喜多氏が当選し、山岸氏は落選した。この時の結果を自

          参議院選挙選挙区予想東京編(5/29)

          2022年第26回参議院議員通常選挙議席予想(5月)

          1.現在の内閣支持率と政党支持率5/22時点までの内閣支持率の推移は以下の通りである。 先の衆議院選以降支持率は50%を常に超えている。最も驚くべきは不支持率の低さだ。不支持率は25%~30%の間を推移している。 次に政党支持率を見てみる。 昨年10月の終わりから11月に見られるのが選挙ブーストと言われるもので、選挙戦を通じて無党派層が支持政党を固めるようになることで起こる現象である。立憲、維新は臨時国会による増加があるものの、その後下落している。しかし、国民民主だけは選

          2022年第26回参議院議員通常選挙議席予想(5月)