終わりは始まり
もうすぐお別れがやってくる今のお店。
約5年いたお店で沢山の人と出会って色んな事があって、未熟すぎる私を成長させてくれた。
感謝の気持ちがこの1週間は溢れて少し感傷的になってきている。
そして今日の雨だ。
感傷的で雨。
最高だ。こんな組み合わせ、滅多とない。
もう徹底的に感傷に浸ろう、と一日中聞いているこの愛する曲。
X JAPAN のThe Last Song
ザーザーと降っている雨と四分音符のピアノの音が絶妙に合う。
軒先の雨垂れとリズムが最強にマッチしている。
そしてギターソロのhideとPATAのハモリは人と人の出会いで生み出された沢山の場面を彷彿とさせる。
悲喜交々。
この曲はお別れと、新たなページに移行する人生の転機を歌っている、と私は思っている。
感傷がより感傷を呼んで去年お別れした友達の事も思い出される。
最後は私的には苦いお別れだった。
けれども人と人の別れはお互いの成長度合いが変われば、きっとすれ違いも起きてくる、と言う言葉に救われた。
いつも拝読していて救って頂いている方のnoteに綴ってあった。
お別れした友達とは沢山の楽しい時間を過ごした。私も彼女から沢山のコトを受け取った事実。
だからこそ友達との別れは自分を責めてしまった。
そして彼女もこのX JAPAN の曲が大好きだった。
今のお店でも沢山の失敗、間違いを繰り返し、その中でもスタッフの笑顔や嬉しい涙、成長を見せてもらえた。
不完全でも良いのだ。
自分の不完全を認めずしてどうやって人と協働するのか。
最後の日は泣くかも知れないし、泣かないかも知れない。
スタッフの前で涙を見せた事は無い。
見せたくなかったから。強がって。
けれども泣きたくなったら泣いてみよう。
それも私の小さな一歩になるかも知れない。
Abbraccio con affetto