ホワイトモカ
こうやって遠出する時に限って、ヘルプマークをつけて歩くのは、もしかしたらずるいのかもしれない。
昨日すごく死にたくなった。死にたいのに何も出来なくて、何も出来ない自分にかなりイライラした。車も運転できなかった。好きなアイドルのグッズよ予約が出来なくて、先週まで生きることに精一杯で何もかもできなかった。バイトは、仕事は出来ないとして、自分の楽しいと思うものもできなかった。
世界は曇っていた。陰っていた。暗闇ではないにしろ、陽が射し込むことなどなかった。汚い世界だった。
自分のしたいこともやりたいこともしたいことも出来なかった。なかったと言うより、物理的に震えた手でできる事など何も無かった。
それでも普通に行きたかった。普通を装った。
20歳にもなった私が、好きなアイドルのグッズ予約が出来ず手に入らないだけで泣き喚くようだから、母が見兼ねて探し回ってくれた。
刹那的快楽主義、明日死ぬ気で生きる
私がこの世界で生きていく中で大切にしている言葉だ。刹那的快楽主義はあまりいい言葉ではない。明日死ぬ気で生きる、は座右の銘にしては縁起が悪すぎる。けれど私はそれでなきゃ生き方を知らない。社会は急に私を裏切ったり、逆らったりする。だって私は73億分の1だもの。分かるかい?世界ってあまりにも残酷ではないかい?
薄汚れた空が見えるこのテラス席で
甘いホワイトモカを飲んでいるけど、
なんだか4日前に飲んだホワイトモカより美味しくはなかった。
また、障がいと、甘えの違いが分からなくなっている。確かに寝れないけど、確かに手が震えるけど、生理前でなくてもイライラしたり、
死にたくなったりするけど、きっと傍から見えない私の症状は甘えなんじゃないかって、43分の電車でずっと考えてた。
また赤い電車か通った。私を輝かせてくれるものなどあるのだろうか。
ねえどうしたらいいのかな。
#鬱 #うつ病 #鬱病 #摂食障害