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採用担当者ホンネ座談会【後編】
こんにちは。東芝 採用センターのりっちーです!
前回に引き続き、採用担当者座談会の後編をお届けいたします!
採用担当者の考える東芝の魅力とは、はたまた選考の時にどのようなことを考えているのか…是非私たちの本音をご覧ください!
面接では「その人らしさ」が聞きたい!
ー前編では採用センターメンバーの入社の決め手を紹介しました。では若手社員が東芝へ入社を決意した決め手は?
CH:東芝に入社を決めてくれた方には、毎年、入社前にアンケートは取っていて、その結果から「リクルーターからの勧め、サポートが決め手」という方が多い印象です。技術系の選考ではリクルーターの活動が中心なので、就職活動について色々相談する中で、リクルーターからの勧めで入社を決めた方が多いです。(ちなみに、東芝ではリクルーターを「リエゾン」と呼んでいます)
あとは「人」ですね。面接官が優しかったとか、自分の話をしっかり聞いてくれたとか。たまに入社後、ぶっちゃけ話を聞いたら面白い回答もありますが(笑)、大体は「人」が多いですかね。
ND:あと技術系採用だと、東芝のような電気機器メーカーは、電気系や機械系の専攻の学生しか採用していないんじゃないか?みたいなイメージを持っている方も多いと思いますが、東芝は事業領域も幅広いので、例えば物理や数学、化学でも自分の勉強してきたことが生かせる分野で就職ができることに気づいて入社してくださる方もいますね。
ー採用センターのメンバーが、選考やセミナーなどで学生さんと接する時に意識されていることは?
OH:会社紹介セミナーの時は、まずは東芝に興味を持ってもらえたらいいなと思っているので、学生さんが何を聞きたいか、どんな情報を求めているのか、を聞くようにはしています。
あとは面接の合格連絡をするタイミングが一対一で話せる機会になりますが、まだ東芝に決心しきれてない学生さんも多いので、福利厚生が実際どうなのか等、その方が気になっていることを具体的に聞きながら細かく話してコミュニケーションをたくさん取るようにしています。
CH:学生さんの前だとどうしても無意識に自社の良いことをアピールしがちになります。もちろんPRはしないといけないのですが、良いことばかりを話して、結局入社後にギャップがあって心が離れてしまう、というのは避けたいので、良いことを話しつつ、仕事の厳しい面も紹介しながら話すことを意識しています。
また、私の場合、海外から日本に就職しているので、そのようなグローバル採用に興味を持っている学生から「ぶっちゃけ日本で働くのはどうですか?」とよく聞かれます。自分も同じ経験しているので応援している一方で、覚悟を持って就職活動してね、とアドバイスはしています。
TN:面接等でどのようなことを意識しているかお話すると、これまで力を入れて取り組んできたことに加えて「なぜそれをやろうと思ったのか」を聞くようにしています。もちろん皆さんの「東芝でやりたいこと」も大事にしたいと思ってます。
NDさんが(前編で)「学生時代は勉強を頑張ってました!」というエピソードも、とてもいいと思ってます。面接で、勉強を頑張りました!という人は多くはないですが、学生さんのやることって勉強ですし、なぜそれに全力で取り組もうと思ったのか?というのが大事だと考えています。
CN:その人の本質、みたいなところですかね。
TN:その人が自ら行動したり、考えることに影響していると思うので、本当に些細なことでも構いません。その人の問題意識や考え方を聞いて、こんな考え方の人とだったら一緒に働きたいなというところを見ています。
やりたいことは事前に話す準備もできると思うので、それ以上に話を深掘りしていくなかで「その人らしさ」を出してもらえるように意識はしています。
ー東芝は採用担当が文系と理系で分かれていますが、文系と理系でそれぞれ見ているポイントはありますか?
ND:選考自体は面接担当の方にやっていただくので、私が直接理系学生の方と面接でお会いをすることは少ないのですが、TNさんと同じように、「学生時代、こんなことを一生懸命取り組んだんだ!」ということがあれば、その人の話を聞き出せるよう接しています。
TS:私もTNさんと似てますが、その方のエピソードの感情に気付けるように意識したり、その方の思いが引き出せるようにしてます。あとは面接で、何気なく会話していたら気づいたら終わってたみたいな雰囲気がいいかなと個人的には感じています。ポロッと素の一言を引き出したいと考えているので。あと、文系理系関係なく、自分の先輩・後輩として入社した時に、一緒に働いていることをイメージして質問をしています。
TS:WNさんはどうですか?転職経験もありますが、新卒で入社する会社についてどう思いますか?
WN:これは私個人の感覚で、元も子もないこと言いますが、新卒で入社する会社は、ある意味で博打(ばくち)だと思っているので、入社してみて自分で軌道修正すればいいんじゃないかな、というのが本音です(笑)。
TS:本音ですね(笑)
WN:はい(笑)だって会社に入ってみないとわからないことだらけでしょ(笑)。だから、いかに後悔しない選択ができるようにするか。そのためにリサーチスキルを高めてほしいと思ってます。あと、面接の場では、お互いの求めるもののすり合わせができるといいなと思ってます。ただ、トークのテクニックがうまければうまいほど面接は「化かし合い」になる可能性はありますが、あまり考えすぎず、取り繕わずに、面接に臨んでみてほしいなと思います。例えば、さっきの全日本忍者選手権(※前編での話題)の話もそうですが、そういう話をしてみて、面接官の反応や派生した話を楽しむような人がいても、全然いいと思うんですよね。いずれ、面接でお会いできるのを楽しみにしています。
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歴史ある会社で若手が中心になって動かせる魅力
ー東芝採用センターが思う「東芝らしさ」って何だと思いますか?
TS:私は以前水力発電所の機器の営業をしていましたが、その時の経験から、何か物事を一人で全て決めてガツガツ進めるというより、チームで物事を進める、そこには文系も理系も、若手もベテランも関係なくて、いろいろ意見を出し合いながら進めていく会社だと思います。
東芝のような技術的な商材を扱う会社だと、特に私のような文系だとわからないことも多いので、技術営業、設計含め色んな方と協力しながらプロジェクトを進めないといけない。営業だけでなく人事もそうですが、色んな職種、経験を持った方々とフラットに仕事ができるのは、「東芝らしさ」かなと思います。あとは、みなさん穏やかな人が多いです。
CN:どちらかといえばイケイケ系ではないかもしれないです。(笑)周りと調和しながら仕事を進める人が多いかなと思っています。
TN:皆さんが言ってくれた「いい人が多い」っていうのはそうですし、面接でもそうお伝えすることが多いですが、「いい人」っていろんな定義があると思います。恐らくみなさんが東芝らしいと感じる「いい人」は、困ってる状況に対して、積極的に助けたりとか助け合うみたいなマインドを持ってる人っていうことなのかなと思っています。
OH:私は真面目な人と会社が好きな人が多いと思います。
過去いろいろありましたけど、その中で頑張って、またいい会社にしようと考え、行動している人が多いと感じています。
ND:熱意がある人が多いと思います。私が入社して最初の4年弱、工場の総務部で勤務していましたが、その時に驚いたのは、「この製品の、この部品の作り方をこう変えたら、一台あたりのコストが何銭下げられるか」の議論を毎日やってらっしゃって。いい品質のものをお客様に届けたいとか、技術者として新しい技術を見つけたい、技術をより進歩させたいとか色んなモチベーションをもっていました。もっといいものを作りたい、届けたいっていう熱意がある人たちが多いんだなと思いましたし、創業以来そのような方たちが会社を支えてきたんだなと思って感動しました。
ーでは、「東芝の魅力」はなんだと思いますか。
TS:最近学生さんによく言っているのは、東芝のような約150年歴史のある会社が、今まさに転換期を迎えていて、そこで仕事ができるって面白い経験ですよと言っています。
会社が変わろうとしている局面に、20代で身を置いて色々な経験ができるというのは魅力なんじゃないかと。
TN:今は、一人ひとりが東芝の再成長に何ができるかっていうのを、若手も含めて責任を持って取り組んでいるという状況なので、何か仕組みを変えるとか事業を新しく考えてみるとか、そういうことをやる場としてはすごくいろんなチャンスがある会社かなという風に思ってます。
実際私たち採用センターも、数百人という採用計画達成に向けて、どのように動いていくか、スケジュールや施策含めて若手の担当者が中心となって決めています。この規模の会社で、20代・30代のメンバーが中心に決定できるってなかなかできる経験じゃないと思っています。
自分が成長したいとか可能性を試したいという方にはおすすめの会社だと思います。
また、今東芝が行っている事業が「世の中をより良くしていく」という事業なので、自分の成長もしながら次の世代の未来も良くする、社会貢献にもつながるので、win-winの関係が築けるいい環境だと思います。
あとは、会社も再成長に向けて一丸となって頑張っているので、ぜひ一緒にやりませんか。
ND:事業領域も研究領域も広いことですね。なので理系の学生の皆さんもこれまで大学で学んできたことを活かすもいいですし、自分の興味をベースに専攻にとらわれずにやってみたいことに挑戦してみるでもいいですし、幅広い選択肢がある会社です。
あとは、やはり一人で全ての仕事をこなす、というのは出来ないと思いますが、厳しい仕事や新しい挑戦に取り組んでいる時に、一緒に頑張ってくれる真面目で優秀な方たちが周りにたくさんいるのも魅力かな。
WN:手を挙げたらやらせてもらえる環境というのが一番かなと思ってます。そこに自分のやりたいことが重なっていくと、自身のキャリアが濃いものになっていくと思うので、そういうところにも発明の種って眠っていると思っています。
例えば研究者じゃなくても、いろんなところで新しい種を見つけて頑張ろうと思えば、そういうチャンスがたくさん眠ってる会社ですし、TNさんも仰っていたように、若手が提案をして動かしている現場を体感できるところにもぜひ魅力を感じてほしいです。
-学生のみなさまへメッセージをお願いします!
TN:今一番変化のタイミングなので、変化にチャレンジしたい、変革の情熱を持っている人、困難を可能性に変えていきたいと考えている人にぜひ仲間になってもらいたいと思います。
面接とか選考の中で、何か不安に感じることがあったら、どんどん質問していただいて、クリアにした上で、皆さんにとって東芝がベストな会社になってほしいと思っています。
TS:東芝は約150年の歴史ある会社で固い印象があると思いますが、WNさんみたいに髪染めてる人もいますし、私みたいに髭もじゃの人もいますし、意外と自由で働きやすい環境で、若手から活躍できるので、一回働いてみても楽しいと思います。
ON:素直な方と一緒に働きたいと思っています。
これから会社が変わっていくタイミングでいろいろなことが起こると思いますが、素直な気持ちがあれば、様々なことを吸収できると思います。自分も会社も成長できるような関係がベストなので、ぜひそういった方に入社してほしいと思います。
ND:就職活動にあたってぜひ学生の皆さんが自分が何をやってきたか、これから何をしたいかを振り返っていただいて、その上で自分がやりたいこととか、求める働き方が東芝にあると感じられれば、まずは東芝にご応募してほしいです。皆さんがこれでよかったと思える選択ができるのを祈っています。
CN:就職活動で本音が話せるのか、自分がやりたいことは本当にこの社会でできるのか、そもそも内定もらえるか等いろんな不安があるとは思いますが、チャンスを狭めることなく、自分が納得できる道を進んでいただければと思います。
WN:東芝に中途で入社した視点から、東芝は自分主体で行動すればいくらでもチャンスがある会社だと思っています。
「自分なら、東芝をどのように活用できるか」そんな視点で、いろいろな企業と前向きに比較しながら、自分のためになるような就職活動をしてもらえばいいんじゃないかなと思っています。
いかがでしたか。
採用センターが感じている東芝の魅力等普段聞けない本音も交えつつたくさん語ってしまいました。気になるところは会社紹介セミナーで直接お会いした時など是非話しかけてください!
そして東芝に少しでも興味がでてきた方はエントリーお願いします!
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