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【防災・玄関回り編】避難経路の確保をしっかりとしておこう!

【キッチン編】【リビング編】と続きましたが、最後は【玄関回り編】です。
自宅と外をつなぐ大切な通路です。防災のためにも、しっかり備えておきましょう。

■避難経路の確保をしっかりとしておこう

家の中を見回してみると、意外とできていないのが「避難経路の確保」。例えば部屋の出入り口付近に棚がおいてあったり、廊下に本棚が置いてあったり……。これらは地震がおきた際、閉じ込めの原因となる可能性が大です。また、あなたの家は夜に地震が起きて停電で真っ暗になったとき、玄関までたどり着くことができるでしょうか?地震火災が起こり煙にまかれそうになったとき、一刻も早く脱出することができるでしょうか?こういうことを想定した上で、廊下にはものを置かない、保安灯をつけるなどの対策をし、安全なルートを確保しておきましょう。
①廊下には何も置かないこと
 廊下は大切な避難経路ですが、棚などを置いていると倒れて出口までたどり着けなくなってしまうことも。ものを置かず、迅速な避難ができるようにしておきましょう。
②備蓄品は玄関にも保存
 地震の際、倒壊はしなくても建物の歪みで入れなくなる部屋ができる可能性は結構あります。台所だけでなく玄関など別の場所にも備蓄品は分散して保存しておきましょう。
③持ち出しリストは玄関に
 準備をしていても、いざ災害の時は慌ててしまうもの。冷静に対処できるよう、持ち出すべきものはリスト化しておいて持ち出し袋と一緒に玄関に置いておきましょう。

■備蓄食料は分散しておこう

家庭に備蓄しておくべき最低限の食料は「家族の人数×2食分×7日間」と言われていますが、水も含めるとかなりの量になります。「台所には収納しきれない」という人も多いかもしれません。日常的に使う缶詰類以外、長期保存する乾パンや水類などは、玄関脇の収納やリビングの空いている収納など、家庭内の空きスペースを活用しましょう。備蓄品を置いてある部屋に入れなくなるリスクも避けられますし、玄関に置いておけば、あとから取りに来ることも容易になります。

■整理整頓が大切です!

災害が発生すると部屋の中に割れた食器や窓ガラスが散乱してケガをしたり、家具や家電が倒れてきて避難通路をふさがれ、脱出できないケースなどの事態も想定されます。常日頃から防災を意識し、整理整頓しておくことで持ち出すべきものをさっと持ち出せ、迅速に避難できます。「整理整頓」はとても効果的な防災方法ですので、皆さんも心掛けていきましょう。

【キッチン編】はこちら

【リビング編】はこちら



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