「できませんでした」とは言いたくない。チームとして働くことで知った自分の中の熱意。
こんにちは!人財企画ユニット・原口です。
前回の記事では人事労務・種村さんへのインタビュー内容の前編をご紹介いたしました。
本記事はインタビューの後編となります。
「リカバリーに入って一皮むけた最高の瞬間」についてご紹介していきますね!
1.スタッフ紹介:人事労務 種村さん
今回ご協力いただいたのは、人事労務・種村さんです。
前編では、「入社前はどんなことをしていたのか」「入社してからどうだったか」を中心にお話しいただきました!
種村さんなりの基準や価値観は職種問わず参考になると思うので、未経験業種への転職をお考えの方はぜひご覧になってくださいね(*^^*)
2.「絶対自分でできるようになりたい」という情熱を自覚したコロナ禍
―入社してから感じた「一皮むけた瞬間」について教えてください
種村:
昨年はコロナ感染者に比例して労災もとても多くて、まだ5類に引き下げる前だったこともあり、感染経路が不明であっても医療従事者ならコロナ感染が労災認定されるケースが多かった時期があります。
これまで労災関連の知識がゼロだった私は上長からの指導と、引き継いだマニュアルの中で各種対応をしていたんですが、次第にマニュアルやテンプレートの内容が自分の身についていることに気づいたタイミングがあって、判断基準というものが出来上がっていきました。
これまでは「なにをしたらいいですか」と聞いていた立場から、「こうしてもいいですか」と言えるようになったタイミングが転機だと思います。
今では上長からも質問されたり、頼ってもらえるようにもなり、これまで以上に「チームで仕事をしている」と実感できていますね。
ーそれは入社してどのくらい経った時ですか?
種村:
入社して4−5ヶ月くらい経った頃ですかね。ある程度定型業務もこなせるようになって。
ちょうどその頃(10月)から人事総務は繁忙期になっていて、上長ばかりに問い合わせや業務が集中してしまうのが申し訳なく、「絶対自分でできるようになりたい」と強く思うようになりました。
そこからは上長に答えを聞くのではなく、自分で調べて「こうですよね?」って最終確認をしてもらうのがスムーズでいいんじゃないかと思いました。
―種村さんご自身は、どのような形でその出来事に貢献したり、力を発揮したのでしょうか?
種村:
マニュアルやテンプレートは上長が作成してくれたものと大きくは変えていないんですが、こちらから送ったメールに対して従業員の方から「これってこうですか?」と追加での問い合わせもいくつか頂いたこともあり、労災についての予備知識がない人にも噛み砕ける文面にしたり、後日フォローの電話をするようにしました。
メールだけで完結することは避けていましたね。
―素敵な取り組みですね。そのフォロー方法は種村さん発案ですか?
種村:
いえ、たまたま労災関係の問い合わせをいただいた従業員の方から、メールのあとに個別チャットをいただいたことがきっかけです。メールの送信先には該当従業員だけでなく、その上長だったりいろんな人の宛先が登録されているので。
そのときに「もしかして補足説明した方がみんなわかりやすいかも」と気が付きました。
―その時、種村さんの原動力となった「信念」や「想い」とは、一体何だと思いますか?
種村:
私は自分に任された仕事に対しては、自分の中で「できない」とは絶対に思いたくなくて、そこが原点になっていると思います。
負けず嫌いとかではなく、達成するために誰かに相談するとかそういった選択は全然有効な選択肢だとも思っているんですけど、その相談をするときも「できませんでした」と失敗ベースで話すことになるのがどうしても自分の中で許せなくて。
できないという答えにたどり着く前に、もっと自分でもなにかできるんじゃないかという思いが強くあります。
でもその気持ちが強すぎて、「1回話し合ったらもっとスムーズだったかもね」と上長に言われたこともありました。
―熱い想いを聞けて嬉しいです。今日のインタビューを通じて、あらためて気づいたこと、発見したことは何かありますか?
種村:
自分は過去のことを振り返ったり考えることが多いタイプのように思います。
逆に今回のインタビューを通して「今後どうなりたいか」ということについては、上長のようにデータや数字を使ったプレゼンに強い人事というのも魅力的ですが、まだ方向性は明確に定まっているわけではないんです。
まずはゴールを決めて、そこにたどり着けるようなプロセスを自分の経験と照らし合わせながら考えていければと思いました。
・応募を検討している方へメッセージ
リカバリーは管理部も業務部も、みんな個々を大切にする気持ちを持っている人ばかりです。
自分の力で新しく一歩進みたいと思ったときに背中を押してくれる環境だと私は思っています。
私自身がそうだったように、人の近くで働きたい、成長を実感したい人にはすごく楽しく働ける会社なので、迷っているなら応募してみてほしいです。
3.おわりに
今回、スタッフブログでは初めてバックオフィススタッフのインタビューを行いましたがいかがでしたでしょうか?
私の知る中で種村さんはいつも熱心に業務だけでなく、知識の集約にも取り組んでらっしゃる、見習うところの多い方だと思っています!
リカバリーではバックオフィススタッフも募集しておりますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください(*^^*)