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発声と嚥下の中枢神経系制御
STの先生方であれば、呼吸や発声が嚥下機能とも関わりが深いことはイメージがしやすいと思います。
例えば、喉頭挙上範囲が低下している嚥下障害の方に対し、発声訓練を行ったり、舌の運動能力を鍛えるために構音訓練を行ったりなど、呼吸や発声訓練と嚥下の訓練は共通している点も多いようです。
しかし、実際、発声時と嚥下時に使われる筋肉は同じでも、使われ方は本当に全て一致しているかどうかは疑問が残ることろです。
この領域に関しては研究がまだ不十分ともされています。
今回はまとめとして、発声と嚥下のシステムに着目したLudlowの論文をご紹介します。(Christy L Ludlow :Central Nervous System Control of Voice and Swallowing,J Clin Neurophysiol. 2015 Aug;32(4):294–303)
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